2023.7.21[ すべて ]
【2023年上半期】人気キーワードで見るオフィスと働き方のトレンド


2023年上半期(1月~6月)に、コクヨのコラムで最も読まれた「働き方用語辞典」のキーワードをご紹介します。
コクヨのコラムでは、働き方やオフィス、ビジネストレンドなど、気になるキーワードをわかりやすく解説した「働き方用語辞典」を掲載しています。
2023年上半期に最も読まれた人気キーワードは何でしょうか?ランキング形式でご紹介します。
2023年上期最も読まれた「働き方用語辞典」
2023年上半期は、アフターコロナへと大きく転換し始めた時期です。
コクヨのコラム、「働き方用語辞典」でも、新しい世代とその価値観、そしてアフターコロナで大きく変化を続けるオフィスと働き方・ありかたに関するキーワードに関する記事がよく読まれました。
【1位】「Z世代(ゼット世代)」
1990年代中盤から2010年代に生まれた世代
「Z世代(ゼット世代)」とは、明確に定義はされていないものの、一般的に1990年代後半から2010年代に生まれた世代のことを指します。この「Z」は、1960年から1970年生まれの世代がアメリカでは「ジェネレーションX(X世代)」と呼ばれ、続く世代をY世代、Z世代とアルファベット順に名付けたことに由来します。
【2位】「タイムパフォーマンス」
時間に対しどれくらい効果やメリットがあるか、時間対効果のこと
タイムパフォーマンス(time performance)は時間対効果、つまり時間に対しどれくらい効果があるかを示す言葉で、タムパ、タイパとも略されます。費用対効果を表す、コストパフォーマンス(コスパ)から派生した言葉です。
【3位】「ジョブホッパー」
短期間に転職を複数回繰り返しているワーカーのこと
「ジョブホッパー(job hopper)」とは、1つの企業や業種・業界に定着せず、転職を続けているワーカーのことを指します。例えば、まだ20代なのに複数社での勤務経験がある、30~40代になっても数年ごとに転職を繰り返しているなどの場合が該当します。
【4位】「ワークプレイス」
人が時間や場所に限定されることなく、知識創造活動を行うあらゆる場のこと
リアルなオフィスに限らず、人が仕事をしている場所そのものを指す概念です。公園のベンチに座りノートPCで作業をする、歩きながらスマホで会議に参加する、仮想空間のオフィスにオンラインで集まるといったシーンでは公園や道、バーチャル空間もワークプレイスといえるでしょう。
【5位】「ABW」
「時間」と「場所」を自由に選択できる働き方のこと
ABWとは、「Activity Based Working (アクティビティ・ベースド・ワーキング)」の略で、業務や気分に応じて時間と場所をワーカー自ら選択できるワークスタイルです。働く場所はオフィスに限らず、自宅やコワーキングスペース、カフェなど、仕事ができる環境であれば場所を問いません。
6位~10位人気記事
【6位】「グラフィックレコーディング(グラレコ)」 文字とイラストを使いビジュアル的に会議や講演などを記録する手法
【7位】「α世代(アルファ世代)」 2010年代から2020年代中盤~終盤に生まれた世代
【8位】「パイロットオフィス」 オフィス改革を組織全体に展開する前に特定の部門や区域で試験的に実施すること
【9位】「フレキシキュリティ」 柔軟な労働市場を整え、社会保障によって労働者の生活を守る政策
【10位】「リバースメンタリング」 若手社員や後輩などが、上司や先輩に助言したりサポートをしたりすること
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Vol.2に収録されたのは人気のキーワード14件。働き方やビジネスのトレンドを反映した話題の用語を選定しています。ぜひお役立てください。
2023年上半期(1月~6月)掲載の用語まとめ
2023年上半期(1月~6月)に掲載した25件をまとめてご紹介します。
知っている単語はいくつありますか?耳にしたことはあるけどよく知らない...という方は、ぜひクリックしてご覧ください。
過去の掲載一覧は、バックナンバーページからも見られます。
【詳しくは】「働き方用語辞典バックナンバー」
- 「静かな退職・クワイエットクイッティング」
求められる最低限の仕事だけをこなす働き方
- 「α世代(アルファ世代)」
2010年代から2020年代中盤~終盤に生まれた世代
- 「ワークショップ」
参加者が主体的な役割を担う、体験型研修やプログラム
- 「フォロワーシップ」
チームメンバーが組織のために自発的に動いたりリーダーをサポートしたりする行動
- 「デスマーチ」
主にシステム開発の現場での過酷で劣悪な労働・マネジメント状況のこと
- 「JIS規格(日本産業規格)」
産業製品に関する規格や測定法などを定めた日本の国家規格のこと
- 「スーパーアプリ」
様々な機能を一つに統合したスマートフォンアプリ
- 「Off-JT」
実務現場から離れて実施する、人材育成のための学習や研修
- 「Z世代(ゼット世代)」
1990年代中盤から2010年代に生まれた世代
- 「バーチャルオフィス」
起業や登記に必要な、事務所住所や電話番号などのインフラを貸し出すサービス
- 「特例子会社」
障がいがある人の雇用促進・安定を目的として、親会社により設立された子会社
- 「サプライチェーン」
原材料の調達から商品が消費者に渡るまでの生産・流通プロセスのこと
- 「フレキシキュリティ」
柔軟な労働市場を整えると同時に社会保障によって労働者の生活を守る政策
- 「サーキュラーエコノミー」
廃棄物や消費量を最小化し、資源投入量を抑えつつストックを有効活用して付加価値を生み出す循環型の経済モデル
- 「ジョブホッパー」
短期間に転職を複数回繰り返しているワーカー
- 「介護休暇制度」
仕事と介護を両立できるよう、休暇を取得できる制度
- 「パーソナルスペース」
他人が自分に近づいてもストレスや不快に感じない範囲や距離
- 「ユースエール認定制度」
若年層の採用・育成・雇用に、積極的で優良な中小企業を認定する制度
- 「デジタルマニュファクチャリング」
IoT技術やAI技術など、デジタルを活用したモノづくり
- 「タイムパフォーマンス」
時間に対しどれくらい効果やメリットがあるか、時間対効果のこと