2022.4.28[ 働き方用語辞典 ]
働き方用語辞典 「パイロットオフィス」


パイロットオフィス
オフィス改革を組織全体に展開する前に
特定の部門や課単位でオフィス改革を試験的に行うこと
「パイロットオフィス」の「パイロット」は、ここでは「試験的な」という意味で用いられており、オフィス改革を通じて働き方を大きく転換させる際に有効な手法の一つです。
"どのような働き方(オフィス)が最も効果的なオフィスか分からない"、"新しい働き方にいきなり切り替えることへの抵抗感が高い"といった課題が顕在している場合、まず特定の部課で「パイロットオフィス」を行います。組織の最小単位で新しい働き方を実践することは、部内特有の課題に対して具体的な解決策を打つとともに、組織全体に根差す課題の把握や抜本的な解決策の見極めにも効果的です。
パイロットオフィスを行うメリットについては、
①十数人程度の小規模から始めることができ、取り組みやすい
②組織にノウハウが蓄積され、それぞれの組織に効果の高い施策を展開できる
③成功体験を積むことで、改革に対するワーカーの意識もステップアップしていける
等が挙げられます。
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