2023.1.26[ オフィス空間 ]

働き方用語辞典 「パーソナルスペース」

#コミュニケーション

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働き方用語辞典 「パーソナルスペース」 働き方用語辞典 「パーソナルスペース」

パーソナルスペース

他人が自分に近づいてもストレスや不快に感じない範囲や距離

「パーソナルスペース」(personal space)とは、人に近づかれても不快に感じない範囲や距離のことを指します。この範囲には個人差がありますが、一般的に相手との関係性により変化します。

あまり親しくない人に近づかれると不快に感じたり、席間隔の狭いカフェなどで落ち着かないのは、パーソナルスペースによるためといえます。

  • ・公衆距離:相手との距離が3.5m以上
     関係性:社会的・公的な関係

  • ・社会距離:相手との距離が1.2m~3.5m
     関係性:個人的ではないが、よく知っている関係

  • ・個体距離:相手との距離が45cm~1.2m
     関係性:友人や会社の同僚など親しい間柄

  • ・密接距離:相手との距離が0cm~45cm
     関係性:家族や恋人など非常に個人的な関係

また、パーソナルスペースは性別や性格の傾向によっても差があるとされています。

・男性:前後に広い楕円形
・女性:円形
・外向的なタイプ:パーソナルスペースが狭め
・内向的なタイプ:パーソナルスペースが広め

また、座る位置や座席の角度によっても、話しやすさや作業のしやすさが変化します。個人ワーク、カジュアルなミーティング、格式ばった会議、それぞれに適切な距離や配置は異なってきます。

【座る位置や緩衝によるコミュニケーションや居心地への影響】

dicpersonalspace1.jpgパーソナルスペースの特性をうまく活用することは、オフィスの居心地やパフォーマンスを改善し、快適なオフィスづくりにすることにもつながるでしょう。

-関連リンク-
「パーソナルスペースと仕事の知っておくべき関係性と活用法」
https://www.kokuyo-furniture.co.jp/contents/personal-space.html

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