使用者の声

アクティブな椅子体験が、コンテンツづくりを加速させる
株式会社インフォバーン様

渋谷区円山町にオフィスを構える株式会社インフォバーンは、コンテンツを駆使した幅広いソリューションで、クライアントの魅力やメッセージを世の中に伝える企業。今回はそんなインフォバーンでコンテンツディレクターを務める田中圭子さん、Webディレクターを務める草住尚さんにお話を伺いました。2018年6月、働き方改革の一環としてオフィスを一新させたインフォバーン。フリーアドレスで次世代を感じさせるオフィス環境に、ingはどのように寄与したのでしょうか。

  • 田中圭子

    田中圭子

    ソリューション部門シニアコンテンツディレクター。BtoBを中心に、コミュニケーション設計、コンテンツ制作を担当。図解やグラフィックレコーディングなど、情報可視化プロジェクトにも取り組む。ウォンバットの生態観察に夢中。

  • 草住 尚

    草住 尚

    ソリューション部門Webディレクター/プロジェクトマネージャー。大型運用案件のプロジェクトマネージャーとして進行管理・品質管理を担当。業務改善・効率化に取り組むとともに、チームマネジメントにも注力している。一方で、オフィス改革や部門内品質向上といった組織内プロジェクトも行なっている。ゲームとミリタリーとカレーが大好き。

コンテンツの力で課題を解決するデジタルエージェンシー

おふたりのお仕事について教えてください。
田中:インフォバーンはクライアントの課題をコンテンツの力で解決する企業で、自らを“デジタルエージェンシー”と呼んでいます。私はコンテンツディレクターとして、オウンドメディア制作やイベントプロデュースを通じ、クライアントのメッセージや魅力を伝える仕事をしています。ソリューション部門という組織で、草住をはじめとしたWebディレクターたちと連携し、クライアントの課題解決に当たっています。
草住:僕はWebディレクターとして、制作の進行管理全般を担当しています。具体的にはクライアントとの折衝を行ったり、デザイナー、カメラマン、プログラマーなど制作に関わる人々を繋いだりしています。コンテンツディレクターが構想したコンテンツを実際に世に届けるための、仕組みづくりが主な仕事です。僕らふたりの役職が同じ目標に向かって分担することで、効果的にコンテンツを生み出せる組織設計になっています。

新オフィスで密な連携、アクティブにコンテンツを生み出す

オフィスをリニューアルした経緯について教えてください。
草住:はじめは有志でオフィス改革について話し合っていたんです。その際、席不足を解決するため、フリーアドレスにしようという話が出ました。でもそれだけでは面白くないので、業務を効率化し、クライアントにも還元できるような取り組みにしようと試行錯誤していました。
田中:そこでたどり着いたのが、社員一人ひとりが自分の仕事に合った場所で働けるオフィス設計。単にフリーアドレスにするだけではなく、リラックスしたい人向けのスペースや、グループで話し合いたい人向けの席を設けました。それぞれの場所に意味合いを持たせ、個々人の働き方を尊重できるようにしたんです。最終的には有志みんなで経営陣にプレゼンして、今回それが形になりました。
リニューアル後、実際の働き方に変化はありましたか?
田中:作業スペースが確保できるようになって、とても仕事がしやすくなりました。コンテンツ作りには膨大な資料を使うのですが、以前はそれをプリントアウトして個人の机に置いていたのでゴチャゴチャしていたんです。でも今は、資料をロッカーに整理して最小限にするので、かなりコンパクトになりました。そのぶん作業がしやすくなりましたね。
草住:社員の動きがアクティブになりました。会議室自体はそのままなのですが、田中が話したようにグループ用のスペースができたので、2、3人で話し合いたいときに、すぐ集まれるようになったんです。あとは、隣に関係ないプロジェクトの社員が座っているのも大きい。ちょっとしたやり取りで、新しい気づきが得られることも多いんです。

勝手に動いて、どんな姿勢でもフォローしてくれる

ingのことはもともとご存知でしたか?
田中:前から気になっていました。骨盤や姿勢に関する本を読んで、正しい姿勢で座れる椅子を探していたんです。それなのに今までオフィスの椅子はとても古かったので、不満でしたね(笑)。サポート用の座布団やバランスボールをたくさん買って、ずっとベストなものを探していました。
草住:僕も自宅で長時間ゲームをプレイするので、疲れない椅子が欲しいと思っていました。その中で「ingがすごいらしい」とは耳にしていて。だから僕、以前からオフィスに導入してくれって言い続けていたんです。それで実際によかったら自宅でも使おうかと(笑)。
田中:私は正直、そこまで期待していませんでした。ポスターに「アイデアの発想数13%アップ」って書いてあるのを見て、「ほんとに!?」と。
草住:僕も不安はありました。揺れすぎたら怖くて、落ち着かないんじゃないかと思っていましたね。
実際に座ってみた感想はいかがですか?
草住:すごくいい。どんな姿勢でもフォローしてくれるのがいいですよね。「姿勢がよくなる椅子」ってたくさんありますけど、使う人が自分でポジションを調節しないといけないものが多いと思うんです。でもingは勝手に動いてくれるから、とても楽。僕は姿勢が悪いんですけど、どれほど前傾になってもingが付いてきてくれるから、体への負担が軽く感じるんです。立つときもすごくスムーズです。
田中:私は最初、落ちるんじゃないかと少しビックリしました。でも普通の前傾姿勢と違って骨盤が後ろに下がらず、ちゃんと正される感じがしました。そのおかげで、背筋を伸ばして仕事ができるんだと思います。

余分な力が分散するから、長時間集中できる

ingを使い始めて、仕事や体に変化はありましたか?
草住:気が散らなくなりました。好きな体勢をとれるし、体が楽な状態なので、集中力にとってマイナス要素がなくなったと思います。他にも気に入っているのが、揺れながら考えごとをできる点。僕は普段、集中して考えごとをするときに外を散歩するんですけど、ingはその代用になるので、よく揺れながら制作物をチェックしています。
田中:私は完全に集中力が上がりました。体の余分な力を分散させてくれるから、頭は集中していても、遊んでいる感覚なんです。だから長時間座っていてもあまり苦にならないし、少し疲れてきても伸びがしやすくて、リラックスにもなる。今回オフィスがリニューアルされたことで、好きな場所で働けることが、私にとって大きなモチベーションになっているんですけど。自分のお気に入りの場所で長時間企画を考えるときなどに、ingだとすごく集中できるんです。

「座る→立つ」というより、クラウチングスタートに近い

ingを使い始めて、椅子や「座る」ということに対する捉え方の変化はありましたか?
田中:座った状態でも、フットワークが軽くなったと感じました。座って集中していても沈み込まないから、立ち上がりたいときにスムーズに行動に移せるんです。その意味では、企画にも役立つんじゃないかな。やっぱり人と喋ったり本を読みに行ったりと身軽に振る舞えた方が、新しい発想を得られますから。
草住:ingから立つという動作は、陸上の「クラウチングスタート」に近い感じですね。
田中:それはあるかも。落ち着いてはいるんだけど、立ちたいときに軽やかにすっと立てる。同僚と話しに行きたいときとか、スムーズに立てていいですよね。
どのような方に、ingをオススメしたいですか?
田中:やっぱり私と同じようなコンテンツディレクターや編集者に薦めたいです。本を読んだり、資料を見比べたりと、相当の集中力を使いますからね。他にも経理の方など、集中して作業する人にはぜひ薦めたいですね。
草住:僕は職種関係なく、オフィスでデスクワークする人ならみんなに使って欲しいです。「座る」っていうことにもっと気を遣わないと、体に悪いですよ。僕なんて今のオフィスでingの空きがないときは、立って作業しているくらいです。
田中:わかる! 椅子のことをもっと大切に考えた方がいいよって、会社の色々な人に伝えたいです。

動きながらアイデアを出す、資料を取りに行く、離れた場所の同僚と情報を共有する……。創造的な発想の現場は、想像以上にアクティブでした。どんな姿勢にも付いていくingは、質の高い集中から立ち上がりまでをスムーズに演出する、動きに強い椅子体験。これからの時代、「動きのある」オフィスからこそ、いいコンテンツが生まれるのかもしれません。

※ingは医療機器ではありません。本記事内におけるingの効果に関する記載は個人の感想です。