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2024.1.11[ その他 ]
働き方用語辞典 「データドリブン」
データドリブン
収集したデータ元に分析し、さまざまな課題に対して意思決定を行うこと
「データドリブン」とは、収集したデータを目的に応じて分析し、次の行動や意思決定に活用することです。個人の主観が入りやすい経験や勘とは異なり、客観的な判断を行うことができます。経営や事業の判断だけでなく、交通ピーク予測、天気予報などさまざまな面で実施されています。近年、AIの活用や分析ツールの精度も向上し、業務効率や生産性を高めることにもつながっています。
■データドリブンが浸透の背景
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・収集できるデータの拡大
電子化や共通ポイントカードの拡大、SNSとの連携など
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・分析ツールと分析精度の向上
■データドリブン実践のステップ
①データの収集、一元管理
②データの可視化(不要なデータの削除、振り分けなど)
③目的に応じたデータ分析
④次のステップ・計画の策定と実行(分析結果をもとに、施策を立案・実行する)
■データドリブンのメリット
①顧客のニーズを発見しやすくなる
- ・膨大な情報収集・分析によって、今の顧客・マーケットの状況やニーズを可視化
- ・潜在的なニーズの発見や理解、新サービスや製品開発につながる
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②組織の生産性向上
・データの一元管理、ツールやAIを活用した分析で作業時間を短縮できる
③意思決定の精度が向上する
・客観的で根拠のある情報をもとに、精度の高い判断ができる
データドリブンを推進しても、組織にデータを活用できるスキルがなければ、ただデータを蓄積するだけで、データ取得の作業が増えるだけになります。データを扱うプロである「データサイエンティスト」を雇用したり、日々進化するマーケティングスキル向上のための研修を行うなど、データドリブンの実施と活用ができる社内の体制を整えていくことが重要です。
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