未来思考による"ありたい姿"実現に向けた、
「ワクなくつなぐ ワクワクうみだす」渋谷区新庁舎

渋谷区新庁舎

【1F 総合案内】
総合案内カウンターは向かって右側を車イス対応のローカウンターとしたほか、触知案内図、筆談サインも設置。長年使用されていた決裁箱(紙文化の象徴)を活用した、メッセージ性とデザイン性の高い総合案内。

【2F 福祉の総合窓口フロア】
案内係を配置した受付カウンター。来庁者の用件を把握し、空いている窓口を案内する。写真手前はハイカウンターだが、奥側はローカウンターになっている。

【2F 福祉の窓口】
L字型ブースを多く配置し、来庁者の相談のしやすさやプライバシーに配慮。

コクヨの提供価値

 区有地に定期借地権を設定し、その対価を新庁舎建設費用を賄うという事業スキームにより新庁舎建設を実施した渋谷区。新庁舎での新しいワークスタイルを検討していくにあたり、現状課題の改善を積み上げていく従来のプロセスではなく、「未来志向(=バックキャスティング)」という手法に挑戦。改革の視点で具体策を考え実行すべく、柔軟な発想を生む体制や発現を妨げない意思決定プロセスを構築し、ありたい姿の実現を目指しました。
 新庁舎では、庁舎利用者へのサービス向上や職員の理想の働き方等ありたい姿の実現に向けて、ワークスタイルコンセプト「ワクなくつなぐ ワクワクうみだす」を作成し、これを「ワークプレイス(空間/ICT・ツール)」と「ワークスタイル(運用・ルール/意識)」の両輪で推進。時間や場所にとらわれないワークスタイルを実現すべく、職員のコミュニケーション環境の充実や電子決裁・文書管理システムの導入による意思決定の迅速化、ペーパレス化を推進。併せて庁内ルールの作成・啓蒙や意識改革を行うことで行政としての機動力や業務の質を大きく向上させることを目指しました。業務効率化の視点では、複数のノンコア業務をアウトソーシングするなど、職員が本来業務に集中できる体制づくりも推進しました。
 コクヨはオフィス環境整備コンサルティングやワークスタイル改革支援など多くのPM・コンサルティング業務を受託。新ワークスタイルの実現を、ワークプレイスとワークスタイルの両面から全面的に支援しました。

基本情報
名称渋谷区
完成年月2019/01
対象面積31,400㎡
職員数1,150人
自治体規模22万6,000人
建築種類新築