2022.3.25[ 家具 ]

【在宅ワーカー必見!】
オフィスチェアーのおすすめポイントを紹介

#オフィスチェア #リモートワーク

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【在宅ワーカー必見!】オフィスチェアーのおすすめポイントを紹介 【在宅ワーカー必見!】オフィスチェアーのおすすめポイントを紹介

テレワークや在宅勤務の際、自宅の書斎のイスやダイニングチェアーに長時間座って作業をしたことで、体が痛くなったり疲れたりしたという経験がある方もいるでしょう。疲れを感じるのは、使っているイスが長時間の作業に適していないからかもしれません。

テレワークを快適な環境で行なうためにも、長時間座ったまま作業をすることに適したオフィスチェアーの使用がおすすめです。今回は、さまざまな機能をもったオフィスチェアーのおすすめポイントを紹介します。

オフィスチェアー【おすすめの機能】

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オフィスチェアーには、快適に座るためのさまざまな機能があります。

機能の果たす役割を理解して、自分の求めるオフィスチェアーを選ぶことができれば、作業効率アップや疲れの軽減にもつながります。ここではオフィスチェアーを選ぶ際に役立つ機能について紹介します。

レスト機能【ヘッドレスト・アームレスト】

オフィスチェアーには、レスト機能としてヘッドレストやアームレストがついているものがあります。

ヘッドレストのメリットは、頭を支えることで背骨のS字形状を保てることです。S字形状は、首から骨盤にかけての背骨の形状のことで、S字形状に歪みが生じると腰痛を引き起こすこともあります。

重い頭を支えて、体圧分散を図り、体の疲れを軽減するには、イスに座っているときもS字形状を維持することが大切なのです。

背骨のS字形状って?

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人間は、進化の過程で4本足から2本足で立つようになりました。2本足で重力に対してバランスをとるために、背骨はS字形状になったのです。
ところが、座ることによって背骨のS字形状が崩れてアーチ状になり、腰や椎間板への負担がおおきくなります。すると、腰を痛める、疲れる、内臓を圧迫するなど上半身の様々な疲労を起こす原因となります。

アームレスト(肘掛け)は、イスの横に伸びた両腕を置ける部分のことをいいます。アームレストには姿勢崩れを防止して、背骨のS字形状を維持する効果が期待できます。さらには、アームレストに腕や肘を置くことで肩への負担が軽減でき、そして体圧が分散されることで腰への負担も軽減できます。

リクライニング機能・ロッキング機能

リクライニング機能があれば、イスの背もたれの角度を調整できるので、休憩中、ゆったりとした姿勢に切り替えられます。長時間作業で休憩が必要な人におすすめです。

リクライニング機能とあわせて、足を預けられるフットレスト機能があれば、より体を水平に倒して休憩できます。

ロッキング機能は、イスの背面や座面が固定されておらず、体の動きに合わせて動く機能のことです。背もたれのみ動くタイプ、背もたれと座面が連動して動くタイプ、背もたれと座面が独立して動くタイプがあります。体を預けることでゆったりとした姿勢をとれるのがメリットです。

ほかにも、ランバーサポートが付いているオフィスチェアーもあります。ランバーサポートは、座った際に背骨のS字形状が保てるようサポートしてくれる、イスの腰部分に付いたクッションのことです。ランバーサポートがあることで、自然とS字形状の姿勢をとれるため、体への負担が少ない状態で座ることができます。腰痛もちの方や、長時間座って作業が必要な方は、ランバーサポート付きのオフィスチェアーがおすすめです。

オフィスチェアー【おすすめの種類】

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一概にオフィスチェアーといっても、形状や素材、あるいはパーツの違いによって、快適性は大きく異なります。ここでは背もたれの形状、素材、キャスター、それぞれの特徴とおすすめポイントを紹介します。

背もたれ【ローバック・ハイバック】

オフィスチェアーの背もたれには、ローバックとハイバックの2種類があります。ローバックは、肩甲骨の下まで背中を支えるタイプです。ハイバックに比べ安価で手に入ること、小ぶりなことから、場所を取りたくない人に向いています。

ハイバックは、肩甲骨の上まで背中を支えるタイプです。ローバックに比べて、しっかり背中をサポートできるため、長時間の作業でも疲れにくいメリットがあります。長時間座る方ならハイバックがおすすめです

素材【ファブリック・メッシュ・レザー】

オフィスチェアーでよく使用される素材は、ファブリック、メッシュ、レザーです。

ファブリックは布地のことで、質感のやわらかさや肌触りが特徴です。安価で手に入りやすいことと、さまざまなカラーの選択肢があるため、色にこだわりたい人に向いています。

メッシュは、通気性の良い薄手の素材です。長時間座っていても蒸れにくいため、夏場の使用も快適です。また、生地に透け感があるため、ハイバックタイプの大型のイスでも部屋に置いた時の圧迫感を和らげてくれるメリットがあります。

レザーは、上質な肌触りで高級感のある素材です。本革が使用されているものもあり、見た目や雰囲気にこだわりたい人に向いています。

キャスター【ポリウレタン巻き・ナイロン・ゴム単輪】

イスを移動させるためのキャスターにも種類があります。よく使われているのは、ポリウレタン巻き、ナイロン、ゴム単輪の3つです。

ポリウレタン巻きは、手触りの良いウレタン素材を表面に巻いています。適度なやわらかさで傷がつきにくいことから、フローリング向きだといえます。

オフィスチェアーの中でスタンダードなキャスターがナイロンです。ほかのキャスターに比べてもっとも滑らかに移動できるため、カーペットなどの柔らかい床での利用におすすめです。

ゴム単輪は、グリップ力に優れています。タイルなど硬くて滑りやすい床での使用におすすめです。

良いオフィスチェアーを利用する必要性

office_chair_point_04.JPG長時間座りっぱなしで作業をするのは、厚生労働省の「座位行動」*の情報からも、健康上良くないということがわかります。イスとの相性が悪ければ、なおさら体に負担をかけることになるでしょう。
*出典|厚生労働省「座位行動」

また、在宅勤務の拡大に伴い、自宅で使用するために配慮したオフィスチェアーも増えており、選択肢の幅が広がっています。そして、オフィスチェアーは必ずしも高価な方が良いというわけではありません。

価格だけで評価するのではなく、自分の求める機能が備わっているかを確認したうえで、予算内で選ぶのがおすすめです。

テレワークでのおすすめのイスの選び方は、「テレワーク用のイスを購入したい方に教えたい選び方とおすすめのイス」の記事でも紹介していますので、参考にしてみてください。

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まとめ

テレワークや在宅勤務の頻度が増えているようであれば、長時間作業を行うのに適したオフィスチェアーの購入がおすすめです。また、オフィスチェアーは素材や機能次第で使い勝手も変わるため、しっかり比較して、自分に合ったものを見つけましょう。

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