2022.6. 2[ オフィスのチカラ ]
【オフィスのチカラ】
「オフィスと健康」社員はどう考えてる?


「体調や健康管理のために勤務時間中を活用したい」オフィスワーカーは約9割
企業における健康増進施策は、企業側もワーカー側も「健康」を大切だと考えているにも関わらず、なかなかワーカー自身が自分事として積極的に関与することが少ないようです。各種健康診断の受診や生活習慣の改善指導は、良いこととわかっていても面倒に感じてしまい、必要性の高い人の意識が必ずしも高いとはいえないのが実情です。
【調査概要】
- 〇調査名:デスクワークの実態と健康意識に関する調査
- 〇調査期間:2019年3月8日~3月11日
- 〇調査方法:インターネット
- 〇調査対象:1都2府5県※1に勤める20代~60代の男女
- 〇有効回答数:1,000名(オフィスワークを主とする職種※2かつ勤務中の1日あたりの着座時間4時間以上)
※1東京都、千葉県、埼玉県、神奈川県、愛知県、大阪府、京都府、兵庫県
※2営業、事務(一般企業、公務員)、エンジニア・設計、研究職、デザイナー、クリエイター、専門職
健康に関心が低いわけではない
ただワーカー自身も健康に関心が低いわけではありません。勤務時間中に健康を意識している人は多くありませんが、勤務時間を活用して健康や体調管理を行いたいという意向のある人は9割近くに達しています。また、8割の人は何らかの簡単な健康対策を実施しています。
忙しさのあまり、健康対策が後回しに...
では、なぜ残りの2割の人は勤務時間中に健康対策を行っていないのでしょうか? 上位3つの理由は「仕事に集中したい」「つい忘れてしまう」「時間がない」となっています。いずれも忙しさに起因して、健康対策がおざなりになってしまっているようです。
そう考えると、忙しいオフィスワーカー には、「無意識に」 健康に導く施策が必要です。そのためには、毎日長時間を費やすデスクワークでの健康対策が有効ではないでしょうか。