2023.9. 7[ 働き方用語辞典 ]
働き方用語辞典 「スモールビジネス」


スモールビジネス
小規模なビジネス
「スモールビジネス」とは、文字通り小さな規模で始める事業のことを指します。個人事業主やフリーランス、小規模事業者などが該当します。少額の投資で自分ひとりでスタートでき、副業やサイドビジネスとしてもチャレンジしやすいことから、近年注目を集めています。
特に、ITやウェブサイトなど、インターネットを活用したオンラインサービスは、働く場所や時間を自分で選択しやすいため、副業としてスモールビジネスを始める人が増えています。 本人が持つ知識、経験を活用できる「スキルシェア」も、スモールビジネスといえます。
■オンラインでできるスモールビジネスの例
- ・ライター、デザイナー、プログラマー、動画編集
- ・コンサルタント、講師、ECサイト運営
このように、趣味の延長や好きなことを活かしたり、特別な設備がなくても起業しやすいことがスモールビジネスの特徴と言えます。
■スモールビジネスのメリット
- ・最低限のコストで起業できる
- ・興味のある得意分野を活かすことができる
- ・自由な働き方ができる
- ・人間関係のトラブルが少ない
- ・やりがいを感じ、スキルアップが見込める
■スモールビジネスのデメリット
- ・収入が不安定
- ・社会的信用度が低い
- ・生産性が低い
スモールビジネスと似た言葉として、ベンチャーやスタートアップがあります。ベンチャーは、新規のサービスや技術などを展開する新興企業のこと、スタートアップは、ゼロから市場を開拓しビジネスを行う企業のこといいます。どちらもスモールビジネスとは規模や市場が異なります。
低リスクで起業できるスモールビジネスですが、失敗しないためには、事前にしっかり市場を分析し、ニーズや競合を把握する必要があります。まずは副業としてスタートし、軌道に乗ってから本格的に専念するのも方法かもしれません。