2022.11.10[ 働き方 ]

働き方用語辞典 「インターンシップ」

#人材採用

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働き方用語辞典 「インターンシップ」 働き方用語辞典 「インターンシップ」

インターンシップ

就業体験や就労体験として、学生が企業の仕事を体験する制度

インターンシップとは、就職前の学生が興味のある業界や企業での仕事を体験する制度のことで、就業体験や就労体験という言葉で表されることもあります。欧米では多くの企業・学生がインターンシップに参加しています。企業、学生双方にとって就職後のミスマッチや離職を防ぐ効果も期待され、日本でも制度を採り入れる企業が増加しています。

企業にとってのメリット

・学生の業務を見ながら、自社にとって魅力的な人材であるかを見極めることができる
・企業のイメージを伝え、学生との関係を構築する

学生にとってのメリット

・企業の雰囲気や業務内容、働き方の理解を深める
・将来のキャリアイメージをふくらませる

「インターンシップ」といっても、企業や学生の目的、時期、環境などに合わせて様々な種類があります。近年ではより戦略的にインターンシップを実施する企業も増えています。独自性の高いプログラムで学生に魅力を伝える企業、採用よりも学生の成長を支援することを重視する企業、自治体や大学と連携したプログラムを実施する企業など、さまざまなインターンシップが行われています。

・ワンデー仕事体験 (セミナーや講演、会社説明、見学など)
・数日から数週間の短期インターンシップ (グループワークや模擬的な業務体験など)
・数ヶ月以上の長期インターンシップ (社員と一緒に業務を行う就業型など)

さらに社会人インターンシップとして、働きながら他社の業務を体験するといった取り組みも注目されるようになってきました。採用の方針が多様化する今、インターンシップが学生と企業どちらにとっても成長と学びのある機会とするため、改めてプログラムを見直すことも必要とされています。

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