2022.3. 9[ 働き方用語辞典 ]
働き方用語辞典「第4次産業革命」


第4次産業革命
ビックデータ、IoT(モノのインターネット化)、AI(人工知能)、
ロボット技術などの進展によってもたらされる技術革新のこと
第4次産業革命は、蒸気機関の発展によって工場に機械が導入された第1次産業革命、重化学工業が拡大し電力を用いた大量生産が進んだ第2次産業革命、デジタル革命とも呼ばれ、ICT技術の発達で知的作業の効率化を図った第3次産業革命に続く、新たな技術革新です。
スマートフォンを用いた様々なサービスをはじめ、ICT技術の発達で様々なモノがインターネットに接続し、人々の状態・行動や経済活動などが逐一データ化されるようになりました。それらのデータはビッグデータとして集約され、分析・活用されることにより新たな付加価値が生まれ、また、それに伴い新しい職業が生まれています。AIにビッグデータを与えることにより、単なる情報解析だけでなく、複雑な判断を伴う労働やサービスの機械による提供も可能になり、ロボットによる生産体制などが実現できるようになりました。
このような様々な技術革新によって引き起こされる第4次産業革命の時代において、仕事や働き方について再度考える必要があります。
-関連リンク-
内閣府 日本経済 2016-2017
https://www5.cao.go.jp/keizai3/2016/0117nk/n16_2_1.html