Awards 受賞商品一覧

海外および国内のデザインアワードを受賞した当社の商品を年度別に掲載しています。

受賞種別一覧

レッド・ドット・デザイン賞

pallo パロ

パロ事務用回転イス

コンパクトなフォルムとワークに最適な座り心地で、フレキシブルな働き方をサポートするチェアーです。オートアジャストロッキングや前傾チルトを搭載し、メンバー同士のコラボレーションからソロワークまでさまざまなシーンでの作業姿勢を快適にサポートします。ラウンドフォルムのデザインは、空間にやさしい印象を与え、円形の座面が立ち座りをスムーズにします。肘掛けも短く設計し、デスクや周辺家具との緩衝を低減しています。さらに、背もたれや座面はワンタッチで着脱でき、チェアーの印象を変えたいときや、汚れたときに交換できるロングライフ設計を取り入れています。

<開発者コメント>

「機能を感じさせないこと」「動かすことに抵抗がないこと」「オフィス空間に溶け込むこと」の3つをキーワードとしてデザインを行いました。
造形面はミニマルさを意識して幾何形体で全体を構成しています。

同時受賞

▶グッドデザイン賞受賞概要

Liite リーテ

リーテカジュアルチェアー

リビングライクなデザインとワーク機能を両立する、働く空間にやさしく馴染むカジュアルチェアーです。背座を傾けることができるチルト機構と包み込み感のあるシェル形状で、長時間の作業をしっかりサポートします。また、汚れやすい背クッションは、スナップボタンで簡単に交換可能のため、永く良い状態でお使いいただけます。樹脂シェルの一部には、農業廃棄物であるパーム油の搾り房(非可食部)を再利用したバイオマスプラスチックを使用しており、従来なら廃棄される素材を活用することで、石油資源の使用を低減することを目指します。
背部分はクッションと樹脂タイプの2種類、脚は4本脚、キャスター脚、昇降脚、木脚の4種類、さらにカラーバリエーションも豊富なため、空間に合わせてお選びいただけます。

<開発者コメント>

機能を感じさせないリビングライクな佇まいを目指しました。
チルトメカは座裏にきれいに納まるような設計の工夫をし、背のカバーリングは機能としてではなくキャラクターとして魅力的になるようにデザインに活かしています。

同時受賞

▶グッドデザイン賞受賞概要

グッドデザイン・ベスト100

Any way エニーウェイ

エニーウェイオフィス家具シリーズ

<審査委員の評価>

個々の製品の高い完成度とともに、その名の通りシリーズ全体でいかようにも構成できる自由度を実現させた優れたデザインに高い評価が集まった。
これまでに開発されたチェアやエナジーポールと同様、テーブルやソファの製品についても製造過程や機能性、細部のデザインまで、徹底した配慮がされており、シリーズ全体としての完成度をより高めている。
豊富な製品群は軽快な機動性により、迅速で効率的な空間構成が可能となり、より自由で多様なワークシーンが実現でき、新しい働き方に相応しい存在となっている。
▶グッドデザイン賞受賞概要

<開発者コメント>

国内外で高く評価されている2019年発売のAnyチェアーの魅力を、スツール、テーブル、ソファ-、電源ポールなどに拡大。
キャスターの持つ機動性と、細部まで洗練されたデザインが特徴のブランドとなりました。
すべての家具を一貫したデザイン思想で開発するために、部門を超えたチーム編成で取り組んだことが今回の結果につながったと感じています。

グッドデザイン賞

つくえ+

つくえ+学校机用アタッチメント

<審査委員の評価>

教育現場にタブレットやノートPCなどの端末の導入が行われ、教育のDX化が進む一方で、教室や机の環境などは昔のままで、様々な問題やギャップが発生していることを顕在化してくれるデザイン事例である。
学校の机自体を新しいライフスタイルや教育シーンに合わせて、一からデザインすることも考えられるが、全国に普及している既存の机を一斉にリニューアルすることも現実的にはなかなか難しいだろう。
既存の机が共通の仕様となっていることは、共有のアタッチメントを作ることで素早く対応できるメリットもある。
過渡期のためのデザインでもあるが、実際の学校現場での観察と検証を繰り返しながら、リアルな現場の問題をいち早く解決しようとする試みは高く評価できる。
▶グッドデザイン賞受賞概要

<開発者コメント>

「直感的に使い方を想起できること」「既存机との親和性があること」「教室空間を明るく見せること」を目指して、デザインを行いました。

C-Table シーテーブル

シーテーブルオフィスラウンジテーブル

<審査委員の評価>

C-Tableは、既存の非常にシンプルなデザインにコンセント機能を追加している。
昨今どんな場面でもコンセントは必須だ。
テーブル脚にコンセントを格納できることで、スッキリとした環境も提供できる点はポイントが高い。
また、特筆すべきはSDGsの観点からサステナブル素材として、テーブルトップには捨てられるはずだったデニム端材や、一般的には家具作りに不向きな国産小径木の集成材を活用している点だろう。
無機質で均一になりがちだったオフィス空間にリサイクル材や天然素材のもつ不揃いさは空間に潤いを与えるものとなるだろう。
▶グッドデザイン賞受賞概要

<開発者コメント>

「サステナブルなテーブルトップの採用」「さりげないワーク機能の追加」「様々なシーンに対応できるバリエーション」を取り入れてデザインしました。オフィス使用でネックになる配線の問題にも配慮し、手元コンセント付でもコードが見えない形状になっています。

fore moving panel フォーレ ムービングパネル

フォーレ ムービングパネル吸音パネル

<審査委員の評価>

これまで展開されているこのシリーズの高い吸音性能やデザイン性、製品群の展開性を高く評価してきたが、このムービングパネルは、さらにフレキシビリティをもたらす仕切りパネルの役割として、シリーズを進化させている。
オープンスペースからクローズスペースへ、空間を閉ざすことなく音環境の快適性を向上し、多様なシーン展開に合わせたオフィス空間に対応する製品となっている点を評価した。
▶グッドデザイン賞受賞概要

<開発者コメント>

度重なる検証を経てたどり着いた吸音材と遮音材の組み合わせによるパネルの素材構成により、高性能な遮音効果を実現しました。
もこもことした表面が特徴的で、高性能な吸音性が見た目からも感じられる、機能と意匠がうまく組み合わさったデザインに仕上がったと思います。

OSFA オスファ

オスファソファ

<審査委員の評価>

昨今のオフィス空間ではラウンジソファもくつろぎの場としての用途だけでなく、会話の場、発想が生まれる場としての役割も見られる。
よりフレキシビリティが求められているが、このプロダクトは組み合わせによる拡張性を重視し、多様なシーン展開に柔軟に対応することを目的として開発されている。
サイズやパーツのバリエーションの豊富さ、多様な可変性、可変時の操作の簡易性において優れたプロダクトである。
ソファのあり方を固定せず、可変性を備えることでオフィス移転やレイアウト変更にも対応し、ロングライフ使用に結びつけていることも評価した点である。
▶グッドデザイン賞受賞概要

<開発者コメント>

「積極的かつ大胆にデザインや使い方を変更できる」という新しい使い方を提案しています。
シンプルなワークソファから、ラグジュアリー感のあるリラックスソファまで、相反する使い方(姿勢や座り心地の違い)や意匠をしっかりと実現できる新構造をデザインしました。

レッド・ドット・デザイン賞

ingLIFE イングライフ

イングライフオフィスチェアー

コロナによって在宅勤務が常態化する中で家の中にも仕事が持ち込まれ、食事はもちろん、子供の学習や遊びなど、様々なシーンが展開されて座って過ごす時間が増えています。しかし、これらの時間を全てダイニングチェアとソファで過ごし、ワーカーや子供の身体的負担も増加しています。ingLIFEは仕事、学習、食事などのあらゆるシーンとあらゆる姿勢をシームレスにサポートする、Multi Objective Chairをコンセプトとしたワーキングチェアです。

<開発者コメント>

機能を主張する表現はできる限り抑えた柔らかなフォルムとコンパクトにゆっくり動く新規開発のメカ、空間のアクセントになりつつも日常生活になじむカラーと素材感は、家の空間に調和する優しいデザインとなっています。

同時受賞

▶グッドデザイン賞受賞概要

グッドデザイン賞

WORK POD FLEX ワークポッド フレックス

ワークポッド フレックスミーティングブース

<審査委員の評価>

近年ニーズの高まっているブース製品であるが、設置の手間やオフィスでの存在感、コストなどの面で導入が難しい場合も多い。本製品は可動式であることや威圧感の少ないシンプルな外観、環境に合わせたカスタマイズ性などの面で導入しやすいものとなっている。パネルのカラーも現代的でありながら落ち着いた色調のバリエーションとなっており、オフィスに馴染みやすい。ソファータイプやスタンディングタイプなどワークスタイルが選べる点も好ましい。
▶グッドデザイン賞受賞概要

<開発者コメント>

レイアウトに合わせて扉や背面の仕様、カラーを豊富なバリエーションから選べるようにした。本体サイズが大きいため強めのカラーではなく彩度を抑え気味のカラーを選定。多様化するオフィスデザインに合わせて多彩・かつ空間に馴染むデザインにカスタマイズできる。

fore フォーレ

フォーレパネルブース

<審査委員の評価>

オンラインミーティングなどに対応した遮音性能を高めたパーテションは存在するが、このシリーズは遮音性能とデザイン性、展開性、作業性のすべてにおいて非の打ち所がないバランスの良いデザインである。単体のディテールもパネルを接合する取付けパーツが殆ど現れず、簡易的な印象を全く感じさせない。遮音機能に寄与する凹凸のある吸音素材も美しいカラーリングとの調和によりデザイン性の高い仕上げとなっている。
▶グッドデザイン賞受賞概要

<開発者コメント>

各社デザイン性の高いオフィスブースをラインナップする中、遮音・吸音効果の高い素材や音の伝わり方などを繰り返し検証し、今までにない高性能なパネルブースを作り上げることができました。ブース壁面は、人の声に多く含まれる周波数帯域(500~1000Hz)の吸音率が0.48~1.04と高水準の吸音性能を有しています。特長的な凹凸形状を主役に、吸音効果を視覚的にも伝えられることをコンセプトにデザインしました。

Leafy リーフィー

リーフィー自立型移動パネル

<審査委員の評価>

視線や音への配慮、飛沫防止などオフィス空間において「仕切り」となるパーテションの役割がますます重要になっている。パーテションがあることで圧迫感と閉鎖感を感じることも多いが、この製品はラウンド形状のパネルや足元の軽快なデザインにより、「仕切り」の役割を十分発揮しながら空間に軽やかさと和やかな雰囲気を創り出す。静けさを強要するような仕切りでなく、吸音機能により音を軽減しながら会話を生み出す役割も果たす製品になっていることも評価する。
▶グッドデザイン賞受賞概要

<開発者コメント>

より吸音性能の高い素材と、より音に効果のある形状を追及するため、自社オフィスや専門機関で何度も効果測定を行いました。「ここは会話をしていい場所だ」ということが一目でわかるよう、パネルのふっくらした素材の特性を生かしながらアイキャッチーなデザインにしています。

Join ジョイン

ジョイン昇降スツール

<審査委員の評価>

在宅ワークが多くなることで見直されているワークスペースの在り方に柔軟に対応した新しいデザインである。チームでのミーティングの質を上げるために会議スタイルも大きく変化してきているが、軽量でコンパクトであり、持ち運びしやすいデザインは様々な会議に対応できる汎用性の高いデザインであり、今後のオフィスの在り方を入念にリサーチして生まれた事が容易に理解できる。コンパクトなだけでなく、体圧のコントロール等、座り心地も追求している点も総合的に評価した。
▶グッドデザイン賞受賞概要

<開発者コメント>

立ち座りしやすさや、心地よい揺れ感にこだわりました。また、ブレインストーミングの場では可変的な空間使いになることが想定されるため軽さや、持ち運びしやすさも重視しデザインを行いました。

MULTIS マルティス

マルティステーブル

<審査委員の評価>

一見非常にシンプルなデザインではあるが、公共空間での使用を前提に計画されており、造形を単純化することで、日常の様々なシーンに対応する事ができる。シンプルな形状は非常時にも柔軟に対応できる優れたデザインであることも容易に想像できる。直線的な形状は連結が前提で設計されており、見た目だけでなく足元のマグネットで工具を使用せずに脚を連結できる機構など、丁寧な検証から生まれたディテールの美しいデザインである。
▶グッドデザイン賞受賞概要

<開発者コメント>

非常時と日常の2つのシーンをシームレスにつなげるよう機能とデザインのバランスを取りながら開発を行ないました。

GRABIS グラビス

グラビスホワイトボード付きパネル

<審査委員の評価>

一見オーソドックスなホワイトボード兼用の間仕切りパネルであるが、災害の多い日本で近年注目されつつあるフェーズフリーの概念を取り入れることで新たな価値を生み出している。シンプルでレイアウトしやすいこと、軽量で可搬性が高いことなど、災害時に求められる要件を考慮することで日常においても使いやすい製品となっている。パネル面とフレームが同色で一体感があり、色調もソフトでオフィス以外の空間にも馴染みやすいものとなっている。
▶グッドデザイン賞受賞概要

<開発者コメント>

ホワイトボードとパネル、持ち運べる重量などの高い機能性とシンプルな外観を両立できるよう開発を行ないました。

Energy Series エナジーシリーズ

エナジーシリーズ電源供給アイテム

<審査委員の評価>

テレワークやオンライン会議などによりワークスタイルが多様化している状況において、パソコンやディスプレイなどの機材のために電源の確保が作業環境の制約条件となっている。長い電源コードなどを床に引き回すことなく、複数人による会議やワークショップでも、電源を気にせずに場所を自由に決められることは大きなメリットとなる。存在感を主張しないシンプルな外観と、デスクサイドで使いやすい配置を可能にしている点も好ましい。
▶グッドデザイン賞受賞概要

<開発者コメント>

オフィスにおける電源供給のあり方を見直し、働く場所をもっと自由にしたいという想いから、エナジーシリーズの開発に着手しました。

Rooney ルーニー

ルーニーモバイルバッグ

<審査委員の評価>

どこに居ても快適なデスクトップを生み出すツールとして評価が高かった。コロナ禍以降はこのような製品がオンライン環境・空間を拡張し、次の価値観を生み出してくれるのではないだろうか。生活や仕事を含む日常の営みは更新されている。こうした中、ルーニーは最小限でいながら最大限の効果を生み出す装置となっていると考えられる。
▶グッドデザイン賞受賞概要

<開発者コメント>

外見はフラットでミニマルなデザインでありながら、ファスナーを開けば、そこが自分専用のワークスペースになるということを実現できました。

グッドデザイン賞

STACKA スタッカ

スタッカオフィスチェアー

<審査委員の評価>

水平・垂直2通りのスタッキング機能を備えた椅子。近年増加している、セミナー、ワークショップ、スタンディングなど柔軟なレイアウト変更を可能とした多目的スペースに求められている機能と言える。収納効率の高い垂直スタッキングは倉庫へ、水平スタッキングは近くで、と一時的に使い分ける利便性とその見え方見せ方にもシンプルで美しい機能性を持ったデザインを追求している。
▶グッドデザイン賞受賞概要

<開発者コメント>

ダイナミックな柔軟性が求められる新しい時代にふさわしいチェアーを作ろうと取り組んだ商品です。
審査員からは特徴的な機能だけでなく、シンプルさや美しさを追及している部分を高く評価していただき、大変うれしく思います。

workpod ワークポッド

ワークポッド可動式ブース

<審査委員の評価>

新型コロナウイルス感染拡大によりリモートワークが普及して様々な働き方が生まれ、このようなワークブースもオフィスに必要になってきた。少し規模が大きいため、圧迫感が生まれてしまうと想像するが、このワークポッドは何故かそれほどの圧迫感を感じない。大きく抜けたガラスのデザインや、コーナーのアール、本体の壁の薄さなどがそういった効果を生んでいるのかもしれない。また中に入ると外部とは遮断されて集中できる。外装、内装それぞれ細かい部分にも配慮が行き届いている。
▶グッドデザイン賞受賞概要

<開発者コメント>

間仕切りに比べ、施工性や転用性が向上しますが、大きな箱をオフィス内に置くことになるので、圧迫感を感じさせない佇まいや、複数並べた時の美しさに配慮してデザインしました。

welca ウェルカ

ウェルカツールワゴン

<審査委員の評価>

オフィスでのワークスタイルが変化しつつある状況において、共用アイテムの収納やカフェサービスのためだけでなく、気軽に立ち寄れるコミュニケーションの場作りに役立つと考えられる。フードカートのような外観とすることで、オフィス空間にカジュアルで楽しげな雰囲気を生み出している。立ち寄るだけでリフレッシュ効果が得られそうであり、職場におけるコミュニケーションの促進が期待できる。
▶グッドデザイン賞受賞概要

<開発者コメント>

オフィスのインテリアがますます豊かになる中、ワーカーが集まりたくなる楽し気なフードカートのようなデザインを目指しました。今はコロナの影響で出社制限などもあり、「集まろう!」と言えない時代ですが、この製品がワーカーの心を少しでも楽しく盛り上げてくれることを願います。

iFデザイン賞

All in One オールインワン

オールインワンミーティングチェアー

会議室やオープン空間でミーティングテーブルを使わずにクイックに打合せを行なう為のメモ台一体型ミーティングチェアー。
テーブルを必要としないためミーティングスペースの効率化が図れ、同心円状のレイアウトではメンバーが自然な姿勢で会話やTV会議ができ、少人数でのディスカッションに移行する際もイスを動かすだけでスムーズに行なえます。

<開発者コメント>

空間に自由に配置されることの多いイスなので、360度どの方向から見ても美しく感じるようなシェル形状を目指しました。

Any エニー

エニーミーティングチェアー

「色」を極限まで削ぎ落としたノイズのないシンプルなミーティングチェアー。
空間を構成する要素の1つであるイスをできる限りシンプルに仕上げることでワークエリアからカジュアルな空間にも馴染むように仕上げました。

<開発者コメント>

「家でも使いたい」と思ってもらえるような意匠を目指しました。色の印象が強いイスですが、部品の収まりや取付方法など細部にまで拘ったものに仕上がっています。

グッドデザイン・ベスト100

stock stack ストックスタック

ストックスタック折りたたみ椅子

<審査委員の評価>

オフィス内でセミナーやカジュアルなプレゼンテーション、イベントなど幅広い機会に対応する折り畳み椅子。オフィスでもトレンドとなっているアウトドアアイテムを意識したスタイルが特徴的な本製品は、実際に畳むと心地よい「かちっ」としたホールドが感じられる。畳んだ状態でもしっかりと自立したため、使用体験として周りの人に伝えたくなるような感動が得られた。明快なたたみ方とそれに伴う安全性、そして椅子を使ってない時の空間でのありようまで想像して開発されており、多面的かつ丁寧に検討された意匠が高い評価につながった。
▶グッドデザイン賞受賞概要

<開発者コメント>

キャンプチェアの佇まいだけどオフィスでしっかり使える、そんなイスを目指しました。

グッドデザイン賞

FABRE ファブレ

ファブレオフィスチェアー

<審査委員の評価>

ファブレは空間での居心地や快適を目指したワークチェアである。近年企業ではABW(Activity-based working)の概念を取り入れ始めており、ワークスタイルもますます多様化している。そのため「心地良さ」という感性価値がより求められるようになってきている。こうした背景をふまえ、リビング空間のような場所にスッと馴染むスタイリングと長時間座っていても疲れない機能性をワークチェアの要件と再定義しながら、プロダクトとして完成させている。素材や色のチョイスからも「心地よさ」が伝わってくる。
▶グッドデザイン賞受賞概要

<開発者コメント>

「心地良さ」をデザインするように心掛けました。
やわらかい雰囲気に仕上がっていますがオフィスチェアーとしての機構はしっかりと搭載し、座り心地にも拘っています。

SETTLE セトル

セトルオフィスチェアー

<審査委員の評価>

近年多様化するワークスタイルを背景に、家具は過ごし方の新たな提案を求められる時代に入った。それぞれがワークしやすい環境のために、一つの回答を示したのがセトルである。ゆったりとしたラウンジチェアはリラックスに重きを置いた後傾姿勢のものが大半なため、決して仕事がしやすい設計ではなかったが、このセトルはラウンジチェアのような雰囲気を保ちながらも、座り心地や使い勝手はオフィスチェアと同等であり、ワークシーンにも適した機能を持たせた独自スタイルを確立させている。あえて見せない低床キャスターなど、ディテールにいたっても新しいアイディアに溢れた製品である。
▶グッドデザイン賞受賞概要

<開発者コメント>

ラウンジ空間に合う高級感と機能感を感じさせることの両立を目指し造形しました。
全体のシルエットや脚部から贅沢な高級感を、背の抜けや流れからロッキングの機能感を演出するよう工夫をしています。

dop ドップ

ドップソロブース

<審査委員の評価>

オフィスでの集中を促進する個人作業用ブース。オープンオフィスの増加に伴い、オフィス内に作業に適した個人向けの空間が必要とされるようになったが、ブース内で行いたい作業とその作業に快適にあたれる姿勢には幅があり、既製品では対応できなかった。本製品では幅広い使用者が作業状況に応じて思い思いの姿勢を取ることができ、飛行機のファーストクラスを思わせる快適さが生産性を向上させられる。また軽やかな印象の骨組みとテキスタイルが、自然で有機的なカーブを生み出し審美性を実現している。快適性の向上が一層必要とされる職場に対し、フレキシブルに対応できる本製品が高く評価された。
▶グッドデザイン賞受賞概要

<開発者コメント>

一人の時間を快適に過ごせる、究極のソロワーク用ブースです。
可動する椅子とワークテーブルや、囲われ感のある周囲のパネルにより、前傾姿勢から後傾姿勢までの様々な作業内容を快適に行う事が出来ます。

KATE ケイト

ケイトオフィスチェアー

<審査委員の評価>

メタルチェアの良さが研ぎ澄まされた新しいスタイルのリビングライフオフィスチェア。一般的な金属椅子は堅牢感や安心感を与える一方、どうしてもその製造上の理由から限定的なスタイルに縛られることが多かった。この製品ではマグネシウムダイカストによる柔らかい造形を活かしかつ限界までパーツを削ぎ落とした事で2.3Kgという軽量化を果した。曲線と直線を活かした造形はスタッキングした姿も美しい。いわゆるインダストリアルな印象も残しつつも、冷たく無骨なわけではなく、様々な空間にフィットしそうな造形が好印象であった。
▶グッドデザイン賞受賞概要

<開発者コメント>

軽さや素材へのチャレンジだけでなく、マグネシウムの断面が冷たく痛々しい印象を与えないよう背座のパーツの縁には緩やかな折り返しを設け、柔らかい印象を与えるよう造形面にも配慮し開発しました。

JUKE ジューク

ジュークシェルフ

<審査委員の評価>

組み合わせることで空間を緩やかに仕切ることのできるオフィス家具。従来のオフィス向け家具は重厚感や遮蔽度が強すぎるスチールの箱状のものが一般的で、軽やかで、オープンなオフィス空間が求められる現代のニーズに応じにくい。本製品では段数、連数、パネルを選ぶことで収納展示スペースや遮蔽感をカスタマイズできる柔らかい壁として、家具単体でなく空間を提案している点が特に優れている。 とてもシンプルなシェルフなので、類したものはいくつも存在するが、ディテールやL字レイアウト、シェルフの納まりなどが丁寧に考えられて作られている点を評価した。
▶グッドデザイン賞受賞概要

<開発者コメント>

幅、高さ、連数、オプションを組み合わせることで空間構築を楽しめる、シンプルで落ち着いた雰囲気のシェルフをコンセプトに開発しました。

centura センチュラ

センチュラスタジアムチェアー

<審査委員の評価>

これからのスタジアムの価値を押し広げ、幅広い使用シーンに対応できるデザインを評価した。17色の豊富なカラーバリエーションは豊かな美観も構成でき、情感を刺激する可能性を秘めている。様々に対応の可能な、脚部の位置に制約を受けないレールシステムにより、自由度の高い機能性を提供する、配慮の行き届いたデザインである。安全性、信頼性を確保するための配慮も入念に考えられている。
▶グッドデザイン賞受賞概要

<開発者コメント>

不特定多数の人々が訪れる場に求められる強度・安全性と座り心地をコンパクトなサイズの中で実現しました。
各種シーンに対応可能なレイアウトフリー設計、17色の豊富なカラーバリエーションにより、これからのスタジアム観戦を豊かなものにできると考えています。

iFデザイン賞

ing イング

イングオフィスチェアー

人の体は、動くためにできている。
座るは、止まるではなくなった。
座るイスから、乗るイスへ。
“座るを解放する”というコンセプトのもと、オフィスチェアー「ing」は開発されました。「ing」は、座っている状態でも体の動きを止めない、イノベーティブなイスです。

<開発者コメント>

これまでのメカ中心の無機質なデザインとは一線を画し、人に寄り添うやさしい造形を目指すとともに、カジュアルでリビングライクな空間デザインのトレンドにも配慮しました。
▶開発ストーリーへ

同時受賞

レッド・ドット・デザイン賞

DIA デザインインテリジェンスアワード

CALM カーム

カーム会議テーブル

高いロック性能と軽快な操作性を兼ね備えた、空間との調和が美しい会議テーブル天板フラップ連動ロックを搭載した大学の講義室やオフィスの会議室向けフラップテーブル。1アクションでキャスター4輪全てを強固にロック/解除が可能。フラットムーブ機構によりレイアウト変更にも柔軟に対応できる。単体だけでなく複数台を並べた際にも美しく、空間全体と調和する洗練されたデザイン。高い機能性をミニマルなフォルムに内包している。

<開発者コメント>

審査でも「機能性の高さと細部までの美しい仕上がりを兼ね備えた完成度の高い商品」との評価をいただけたので、非常に嬉しく思います。

グッドデザイン・ベスト100

Any エニー

エニーミーティングチェアー

<審査委員の評価>

表出する構成部品を単一色でまとめニュートラルな印象を追求することにより、今日的な幅広い使用シーンに対応できるデザインを評価した。金属加工ではコストのかさむデザイン処理を樹脂で代替しながら、樹脂ならではの軽量さを生かした魅力を実現している。また色彩の統一が異素材を組み合わせる際に発生する視覚的な煩雑さを避ける工夫となっている。小ぶりで気配を消すキャスター、ネスティングにも対応する機能性など、様々な使用シーンで求められる機能性を提供する、配慮の行き届いたデザインである。
▶グッドデザイン賞受賞概要

<開発者コメント>

「家でも使いたい」と思ってもらえるような意匠を目指しました。色の印象が強いイスですが、部品の収まりや取付方法など細部にまで拘ったものに仕上がっています。

グッドデザイン賞

All in One オールインワン

オールインワンミーティングチェアー

<審査委員の評価>

近年「働き方」について注目が集まっている。オフィスでのミィーティングシーンにも多様性が求められ、テーブルを囲うスタイルだけでなく柔軟な考え方が提案されている。この製品は、従来のサイドテーブル付きチェアよりも、一体化されたサイドテーブルの天板を大きく広げ、文房具などの小物収納付きで、キャスターを装着し移動と機能面の充実を図り、多目的に使用する様子をイメージさせる。全体のカラーリングを白または黒に統一し、単体でも複数でもスタイリッシュな雰囲気を演出することができる。回転軸によって、方向性がランダムに柔軟性のある使い方を想像させる。
▶グッドデザイン賞受賞概要

<開発者コメント>

空間に自由に配置されることの多いイスなので、360度どの方向から見ても美しく感じるようなシェル形状を目指しました。

UPTIS アプティス

アプティスワークステーションデスク

<審査委員の評価>

ノートパソコンが使用者に作業中不自然な姿勢を強いる事に着目し、人間工学的な観点からデスクを改善し、身体的ストレスを軽減している。古くはドローイングデスク等で採用されてきた「傾斜面を持つデスク天板」を「ノートパソコンの使用」という今日的な文脈に沿って復活させたデザインを評価した。オフィスが新たなテクノロジーを次々と取り込み、様々な働き方が可能になっている昨今、オフィス家具デザインに必要な多様な視点、その広がりを表すデザインとなっている。
▶グッドデザイン賞受賞概要

<開発者コメント>

PC作業時の姿勢と物の置き場と領域に着目した機能要件と無機質な印象のオフィス家具とは一線を画す造形とCMFによって、コクヨの健康的な働き方を象徴するアイコン性のあるデザインを目指した。

Free Wagon フリーワゴン

フリーワゴンワゴン

<審査委員の評価>

個人が使用するデスクを固定しない「フリーアドレス」のオフィスが増える昨今、働くひとが快適な作業空間を素早く形成するための道具として、魅力的かつ有効な家具の提案となっている。前後移動に限定されたキャスター、圧迫感を軽減し忘れ物が確認できる側面のパンチングホール、スリムな外観だが必要十分なサイズの棚を備えるなど、綿密なリサーチにより、フリーアドレスで求められる機能的要件を抽出し簡潔な構造で最適化されたデザインである。
▶グッドデザイン賞受賞概要

<開発者コメント>

今までの「スチールの箱型」を脱却する、収納量だけではない、新しい働き方を提案するオフィスワゴンです。
リサーチや検証を重ね、使いやすさにも意匠にもこだわった製品に仕上げました。

Region Adjustable Counter リージョン アジャスタブル カウンター

リージョン アジャスタブル カウンターカウンター

<審査委員の評価>

設計施工現場での現実的な問題を捉え、新たな機能を持った家具として結実したアイデアが秀逸である。決められた寸法に隙間なく設置するための「長さ調節機能をもったカウンターテーブル」というシンプルなアイデアは、施工のトラブルを軽減し製作施工時間を短縮することに大いに役立つであろう。またこのデザインは、長さ調節機能を持ちながら伸縮構造が外観に及ぼす影響を最小限にとどめた事、オフィス家具で求められる機能にも妥協なく、テーブル奥に配線トレーを配している点も評価した。
▶グッドデザイン賞受賞概要

<開発者コメント>

調整機能と施工簡易性、システム展開性など複雑な要素を整合し、シンプルな構成になるように推敲を重ねました。

Mycket ミケット

ミケットダイニングチェアー

<審査委員の評価>

おそらく今日、チェアデザインの一つの典型である形を再検討し、その完成度を高めようという取り組みである。目新しさやインパクト重視のデザインの対極にあるアプローチといえるが、その誠実な姿勢が評価できる。豊富なバリエーションを持つが、デザインに一貫性がある。一見普通の椅子と見られることはマイナスと思われがちであるが、普及価格帯にある製品の機能や質を着実に底上げすることは、グッドデザインの原点ともいえるものであり好ましい。
▶グッドデザイン賞受賞概要

<開発者コメント>

「素直な佇まい」「日常での使い心地」という基本に立ち返るデザインを目指しました。派手さはありませんが、広く永く愛される製品になったように思います。

グッドデザイン・ベスト100

PARTS-FIT パーツフィット

パーツフィットオフィス防災備蓄システム

<審査委員の評価>

オフィスの防災備蓄の在り様がまだ確立されていない現状においてオフィス環境を熟知しているメーカーだから成しえた細部まで行き届いた防災備蓄システム。備蓄リストの作成から棚割、設置、その後の備蓄品の管理など、既存のキャビネットを軸にその物流システムを利用し、導入しやすいストーリー作りがなされている。また一見して中身がわかるキャビネット内の備品のビジュアルづくりもすばらしい。導入から継続、使用までが丁寧に考え抜かれたそのシステムは高く評価された。今後オフィスにおける防災備蓄の在り方のお手本となることを期待したい。
▶グッドデザイン賞受賞概要

<開発者コメント>

平時には家具にフィットする独自モジュールにより、省スペースでの備蓄を実現。 また、有事には、グラフィックに付加した機能(カラータグ、イラスト、英語併記など)により、認知を高め、初見の人をはじめ、老若男女・外国人にも配慮しています。

グッドデザイン賞

ing イング

イングオフィスチェアー

<審査委員の評価>

このオフィスチェアの動きは衝撃であった。それはバランスボールともロッキングチェアとも言える動き。前後左右の体の傾きに追従し、また優しく身体の軸を中心へと戻してくれる。集中して無意識に動いてしまう静の動きと気分をリフレッシュさせ脳を活性させるための意識した動の動きを受けとめ、身体の動きを止めない。日本のワークスタイルにある長時間の着座に対する一つのソリューションのかたちとしてのオフィスチェア、また、向き合う姿勢を評価している。
▶グッドデザイン賞受賞概要

<開発者コメント>

これまでのメカ中心の無機質なデザインとは一線を画し、人に寄り添うやさしい造形を目指すとともに、カジュアルでリビングライクな空間デザインのトレンドにも配慮しました。
▶開発ストーリーへ

同時受賞

ドイツ・デザイン賞

JIDAデザインミュージアムセレクション

Region リージョン

リージョンオフィスラウンジテーブル

<審査委員の評価>

オフィスは快適な働く場を模索し続けている。ノートPCやタブレットさえあればできる仕事も環境も増えつつある。四方どこからでもアクセスしやすいテーブルという着想は、その場でのソロワークとコミュニケーションどちらにも使い方に自由度があり、堅苦しくなくコミュニケーションも取りやすいと感じる。脚の逆ハの字形状も足元が解放され、天板を大きくし安定感と開放感を生み出し、双方のバランスが人と人の関係性にプラスに働いていると感じる。高さのバリエーションと視線のズレについても効果が期待できる。
▶グッドデザイン賞受賞概要

<開発者コメント>

「商品がコンセプトをしっかり具現化している。」という評価をしていただけたのではないかと大変嬉しく思います。既成概念に捉われない逆ハの字のストラクチャはただ意匠としてのデザインでなく、足周りの自由度を高めるという新しい価値につながったと思っています。価値がより多くのお客様に届けられるよう拡販に努めたいと思います。

Notion ノーション

ノーションブラウジングチェアー

<審査委員の評価>

ブラウジングチェアというタイトルには、今の多様な働く環境を必要とし創造する意識が感じられる。大学機関からの協力を得て独自のコンセプト、ブラウジング・リラックス・瞑想のために最適な角度とかたちを追い求めている。ヤコブセンのエッグチェア(1958年)は働く場に向けたものではないが、パーソナルチェアとして身体と意識を包み込むチェアである。ブラウジングチェアはその延長線にあるとも考えられる。延長線、現代のチェアとも考えられる。
▶グッドデザイン賞受賞概要

<開発者コメント>

ラウンジチェアではなく、ブラウジングチェアであるということが、審査員に届き、受賞に繋がったのだと思います。「ヤコブセンのエッグチェアの延長線、現代のチェア」と称されたことがとても嬉しく、今後の自信にも繋がりました。

Perso ペルソ

ペルソパーソナルテーブル

<審査委員の評価>

オフィスは快適な働く場を模索し続けている。ノートPCやタブレットさえあればできる仕事も環境も増えつつ、フリーなコンパクトテーブルは、静的なソロワークやコミュニケーションにも充分活用される。小さな天板であるが傾斜面は集中しやすく、動かすことも容易であり気軽でよい。少しの水平面があることも機能的である。マットな仕上がりも上質感がある。
▶グッドデザイン賞受賞概要

<開発者コメント>

シンプルなデザインを実現するために、脚ベースと支柱の接合部や、レザー天板とトレーとのおさまりなど、精緻なディテールを積み重ねています。

CALM カーム

カーム会議テーブル

<審査委員の評価>

天板フラップと連動した4輪全てのキャスターオートロック機構は、大変利便性が高く、一時解除スイッチも天板下に設けられ、感覚的に微調整することができ、ストレスのない使い勝手の良い配慮がある。複数台並べた時の連続感も脚幕板と細部まで美しく仕上げられ完成度の高い製品と評価している。
▶グッドデザイン賞受賞概要

<開発者コメント>

審査でも「機能性の高さと細部までの美しい仕上がりを兼ね備えた完成度の高い商品」との評価をいただけたので、非常に嬉しく思います。

Spline スプライン

スプライン会議用イス

<審査委員の評価>

会議室や多目的室セミナールームでは、スタッキングチェアは主流である。このスタッキングチェアの特徴は、体圧分散されたパンチング背シェルと、弾性系メッシュを使用し枠との一体成形による三次元的な面形状を構成しコンパクトでありながらも座り心地の良さを追求している。パンチングとメッシュの通気性・透過性も機能的である。また、水平・垂直2種類のスタッキングによる使い勝手の良さ、本体フレーム構造を変えるなどの耐久性を考慮した製品として評価している。
▶グッドデザイン賞受賞概要

<開発者コメント>

柔らかなS字形状を描く座面やグラデーション状に配した背のパンチングは視覚的にも座り心地の良さを伝えられるように工夫しています。

MOBI-bo モビーボ

モビーボホワイトボード

<審査委員の評価>

オフィス空間に多様性が求められ、機能面だけではなく、デザイン性や居心地の良さにも応えられる製品が求められている。このホワイトボードについても同様であり、昨今デザイン性の優れたコンパクトなタイプが製品化されている。壁を背にして置かれる環境ばかりでなく、空間の仕切りとして認識し考慮されているところが望ましいと考える。この製品の特徴である上下スライドは、教室に設えられた懐かしい黒板の便利機能と日本の伝統的な雪見障子の情緒を想起させ、コンパクトなサイズ感が空間との親和性を高めている。
▶グッドデザイン賞受賞概要

<開発者コメント>

学校の黒板で見たことがある上下スライド機能を、オフィス用にリニューアルしました。上下スライド機能はオフィスのミーティングシーンにおいて有用な機能であり、ホワイトボードの次世代のスタンダードになりうると考えています。

iNON イノン

イノンパーソナルロッカー

<審査委員の評価>

オフィスの不可欠なアイテムのひとつになりつつあるパーソナルロッカー。その中で想定されるアイテムを調査・抽出し、所有物の整理という行為の中で確認・認識・検索を容易にしてオフィスでの起点となるようにデザインされている。加えて細部処理とカラーリングなどのシンプルな外観により設置環境に対しても配慮されているところが評価された。
▶グッドデザイン賞受賞概要

<開発者コメント>

必要な物を探したり、持ち物を整理することは誰もが面倒で、できれば時間を割きたくない行為です。オフィスで効率的な仕事を目指すワーカーにとっては、なお更です。イノンは、個人ロッカーの使い方の調査・分析から、「整理」や「探す」手間をできるだけ少なくできるようデザインしたロッカーです。「整理」ができ、「探す」をなくすことで、仕事の生産性や創造性の向上に寄与することを目指しました。

マーカートレー

マーカートレートレー

<審査委員の評価>

壁面タイプから間仕切りタイプまで、様々なタイプのホワイトボードが登場し、その佇まいを変えて来ている中、マーカートレーはもっと進化の必要なアイテムだろう。シンプルでコンパクトな形の中に、マーカー3本とイレーザーを納め、使い勝手の面から機能的検証を重ねた、このマーカートレーの道具の展開の仕方は、大いに評価できる。今後、使い勝手以外の観点を、もっと取り込むようにしていって欲しい。
▶グッドデザイン賞受賞概要

<開発者コメント>

会議室で使用されるホワイトボードは、枠の存在がどんどん薄くなり、壁に溶け込んでいきました。自立式のホワイトボードも要素がどんどん少なくなり、一枚板のような佇まいになりました。そんな状況の中で、乱雑になりがちなホワイトボード用品を、すっきりと収納できるマーカートレーが必要と考えました。

iFデザイン賞

Duora デュオラ

デュオラオフィスチェアー

作業姿勢の変化や体格差に応じ、2つのモードを切り替えられる次世代チェアー。
ノートPCやタブレットを使った新たな働き方が普及する中、各シーンでの最適な着座姿勢も変化してきています。デュオラはそれらの姿勢に着目し直観的な操作で誰でもクイックにモードチェンジができることをコンセプトに開発されています。集中からリラックスまで多様な姿勢をサポートします。

<開発者コメント>

オフィスチェアーの機能操作は知識の差によって最適に調整が行われないケースもあります。デュオラでは誰でも機能を使いこなせる様、直感的で伝わりやすいアフォーダンスを考慮しながら全体デザインされています。また汚れやすい脚には独自開発のクリーンテクトコーティングを採用し長く美しく使用できるなどディテールにまでこだわった製品です。

同時受賞

ドイツ・デザイン賞

グッドデザイン賞

stripel ストライプル

ストライプルパーティション

<審査委員の評価>

働き方が多様化し、オープンオフィスや開放的な空間が求められていくなかで、ゆるやかな境界をつくるパーティションとしての考え方は、人と空間・環境を分断しない有効な手立てと考え共感した。視線も気配も断ち切ってしまうことはシークレットな場合のみ、ゆるやかな境界とは他とのコミュニケーションを促す仕切りでもある。物を通して空間のある様をつくりだし可変性も考慮された、その先を探るデザインでもあると考えられる。物のデザインを評価するものさしだけでは測るのではなく、人と空間の関係性をも包容するデザインであると評価している。
▶グッドデザイン賞受賞概要

<開発者コメント>

視線をさえぎる「境界」は集中や心理的安心感を生みますがコミュニケーションをなくし、周囲の活動を見たり知ったりする機会も減らしてしまいます。 「遮蔽感と開放感」という相反する事象の中間領域を意識しほどよい透過性と囲まれ感を両立する新たな境界をつくることを目指しました

DAYS OFFICE デイズオフィス

デイズオフィスオフィス家具

<審査委員の評価>

PCやスマートフォンを使い働き方が変わった今、求められているカフェのような居心地のよい空間をつくるシリーズ家具。ラインナップされた家具には、木やスチールやクロスが使用され、従来のオフィス家具よりもカジュアルな仕上げであるのがいい。固定された壁を立てて空間を仕切るのではなく、家具で空間を緩やかに仕切り、必要に応じてフレキシブルに動かすことができる。ひとりでもチームでも働くことができ、コミュニケーションの場として対応する空間をつくれるシリーズとして評価した。
▶グッドデザイン賞受賞概要

<開発者コメント>

「居心地の良い空間」を多くの働く人に届けるためにどうすればいいのかを家具視点ではなく、空間視点からデザインしていき、落とし込みました。
また、オフィス家具メーカーだからこその使い勝手(フラップ機能など)をシンプルにとりこむ工夫もしています。
多くの人が働く場に注目している今だからこそ、「限られた人の専門的なオフィス家具」から、ひとりでも多くの人が興味を持ち、考えることのできる「家に置きたくなるオフィス家具」を目指しています。

RAYS レイズ

レイズガラスパーティション

<審査委員の評価>

ガラスパーティションは、視線は通すが遮音性は確保できることを要求されるのが基本機能であるが、この製品はその機能を担保するガラス以外の要素をできるだけ排除・縮小して、シンプルで「ディテールの無いディテール」を目指し、熟考され、真面目に作りこまれている点が評価された。
▶グッドデザイン賞受賞概要

<開発者コメント>

間仕切りの性能を落とすことなくガラス枠を可能な限り細く、薄くデザインしました。空間を演出する上で重要となるコーナー部には、新しくL字型のアルミジョイントを採用し、部屋の内外から見た美しさを追求しました。

SHIFT シフト

シフトスライディングウォール

<審査委員の評価>

さりげない可動間仕切りとは、遮音性能や素材感が十分にあり、細部に操作接合機器が顔を出さない固定間仕切り壁に見えることであろう。この製品はこのさりげなさの実現のために、細かな各部のディテールが周到に計画・デザインされ、また現場造作では困難なディテールをも、工業製品だからこそ達成されるディテールとして実現している点などが評価された。
▶グッドデザイン賞受賞概要

<開発者コメント>

スチール・ガラスパーティションで構成されたワークスペースに、スライディングウォール が混在されても、空間に溶け込み違和感の無いようなデザインを行いました。また操作性や安全性、静音性の向上も含めてデザインと見なし、それらがさりげなく実現されています。

cocotte ココット

ココット医療用チェアー

<審査委員の評価>

第一印象として柔らかさや優しさを感じさせる医療空間に相応しいデザインであり、使い心地にも考慮ながら機能を造形に集約している。破綻のない一体感あるフォルムが医療空間におけるクリーンなイメージの醸成に貢献しているおり、ディテールについても使い手に配慮した細やかな工夫が感じられる点を評価した。
▶グッドデザイン賞受賞概要

<開発者コメント>

何よりも使用する医療空間で看護師さんが職場で気持ちよく快適に仕事が出来るために、インテリア性の高い造形とカラーリングにこだわりました。
機能から導き出される造形と、感性的なインテリア性ややわらかさを融合させデザインしました。

iFデザイン賞

Campus up キャンパスアップ

キャンパスアップ会議イス

<審査委員の評価>

ヒトが動くとイスも動く。
学びがもっと深くなる。
アクティブラーニングでは、全身を使って自分の考えを相手に伝えたり、身を乗り出して相手の話を聞いたりと、まっすぐ座るだけでなく様々な姿勢で学びに集中できることが重要になります。
Campus UPは自由な姿勢をサポートすることで、学びを深めるためのコミュニケーションを活性化させるチェアーです。

<開発者コメント>

開発にあたり社内開発メンバーに加え、社外クリエーター、教育工学の専門家とプロジェクトチームを結成。様々な視点からアクティブラーニングに最適な椅子の開発に取組みました。身体の自由な動きをサポートするという機能的な要件を実現すると共に、椅子単体の美しさだけでなく、座るひとを含めた佇まいの美しさまでも表現できるよう心掛けました。

グッドデザイン・ベスト100

VIENA ビエナ

ビエナ会議用テーブル

<審査委員の評価>

フラップテーブルは機能上、キャスターが必須になるが、その存在が目立ってしまいデザインをまとめあげるのが難しかった。こうした課題に対して、低床デザインを実現することによってキャスターの存在感を消し、キャスター脚とアジャスター脚のデザインを統一した点を評価したい。またキャスターのロック機構も操作性が高く、フラップテーブルの機構部分も折りたたんだ状態の見えがかりに配慮してすっきりとまとめている。
▶グッドデザイン賞受賞概要

<開発者コメント>

シンプルで洗練されたデザインの中に、オフィス空間を効果的に活用できる様々な機能やバリエーションをラインナップしました。デザインと機能の両立を意識した、次世代のスタンダードテーブルです。

グッドデザイン賞

Duora デュオラ

デュオラオフィスチェアー

簡単なレバー操作のみで、腰の当たりの位置をアジャストでき、集中とリラックスの2つの姿勢をサポートする背もたれの機構に注目したい。また、背もたれのアジャストを示唆する二重の背もたれのフレームの造形が美しい。また、その他の操作も直感的にできるよう工夫され、シンプルながらも力強い造形で、オフィスランドスケープを構成するアイテムとしてふさわしいと感じた。 また、防汚性にも配慮されている点も評価した。
▶グッドデザイン賞受賞概要

<開発者コメント>

オフィスチェアーの機能操作は知識の差によって最適に調整が行われないケースもあります。デュオラでは誰でも機能を使いこなせる様、直感的で伝わりやすいアフォーダンスを考慮しながら全体デザインされています。また汚れやすい脚には独自開発のクリーンテクトコーティングを採用し長く美しく使用できるなどディテールにまでこだわった製品です。

SEQUENCE シークエンス

シークエンス昇降テーブル

<審査委員の評価>

上下昇降機能に加え、硬質なデザインでまとめあげ、かつ、トレーやストレージ、エンドパネルなどのアクセサリーを取りそろえることによって、オフィスファニチャーシステムとしての完成度を高めている。自立式の固定式ワイアリングパネルをラインナップに加えることで、上下昇降デスクで煩雑になりやすいワイヤリングを解決するとともに、大きな執務空間でも破綻のないまとまりのある印象を与えることができる。
▶グッドデザイン賞受賞概要

<開発者コメント>

シャープで軽快感を感じる脚形状やパネルなど、細部の美しさにこだわったデザイン性が空間全体を上質に彩ります。また、立位ワークでのパフォーマンスを高める、昇降デスクならではの機能性を追求したシリーズです。

グッドデザイン賞

SAIBI サイビ

サイビデスク

<審査委員の評価>

この製品は、執務空間のデスク・収納・ミーティングテーブルから個室空間のマネジメント席・会議テーブルまで様々なバリエーションを展開している。このような広いバリエーションを展開しながらも、従来にくらべて、より意識して感性面の要素を大事にデザインしている。特に、天板の木質のメラミンは高品質で、木目も厳選されており、使う人の気持ちを豊かにするように配慮されている。デスクトップパネルにも、素材感を感じるクロスを採用している。このような柄のクロスは好みが分かれるので、オフィス空間には採用されにくかったが、チャレンジしている所は評価できる。また、脚の質感なども高品質で、高級感を演出している。
▶グッドデザイン賞受賞概要

<開発者コメント>

「SAIBI」は、ハイエンドなオフィスファニチャーのオリジナルブランドとして、天板や脚部などの部品一つ一つの細部から色、素材、形、開閉音までこだわり抜いたデザイン性と、ワーカー個人のパフォーマンスを高める働きやすい機能性を追求したシリーズです。働き方の質を高めたいワーカーへ向けて、従来の家具の枠を超えて、感性を刺激する心地よい仕事環境を提供します。

Piega ピエガ

ピエガ会議イス

<審査委員の評価>

延長された後脚が肘掛けになり、そしてそれが背もたれを支持するという特徴的で合理的な構造を評価したい。立ち上がり時に手で肘掛けを押した時の力のベクトルが後脚の角度に合致しているので、立ち上がる時にキャスターが動かない工夫も秀逸。また最小限の大きさの肘掛けとしたことで着座しやすいという機能を与えたことがビジュアルの特徴となっている。
▶グッドデザイン賞受賞概要

<開発者コメント>

イス単体としての個の主張よりも、空間に並べられた時の美しさを心掛けながらスタイリングに取り組みました。またカタログ紙面の情報だけで購入するユーザーに対しても、デザインを通して期待を持ってもらい、さらにその期待値を裏切らないような座り心地を提供できるイスを目指して開発しました。

Campus UP キャンパス ブロック

キャンパス ブロック多目的スツール

<審査委員の評価>

ブロックトーイのような多目的スツール。人が座る内側部分は柔らかい曲線を持ち、台になる外側の面はフラットで色をつけている。その対比を持ちつつも一つのプロダクトとしてバランス良くまとめている。色の選び方や樹指表面の質感も上品に仕上げている。子供たちを長時間に渡り観察し、この単純化された形態を導き出したことは評価できる。ある程度の重さがあるので、低学年には持ち運びが難しそうだが、ある程度の重さは安全にも必要である。ブロック型なので、積み重ねたくなる衝動があるが、あくまで大人が監督している状況での使用と解釈した。このスツールが複数置かれた空間は、子供たちだけでなく大人もわくわくし、自由に発想できる空間になるように思う。
▶グッドデザイン賞受賞概要

<開発者コメント>

単純なフォルムのなかに、ふっくらしたエッジや座面など、こどもらしさを感じるデザインを心掛けました。動きに合わせて表情が変化する2色の組合せや面形状は、操作する喜びやワクワク感へつながることを期待しています。

同時受賞

キッズデザイン賞

グッドデザイン賞

Scirocco シロッコ

シロッコオフィスチェアー

<審査委員の評価>

通気性と、群として見た時の圧迫感を軽減するためにメッシュ素材を使用したオフィスチェアー。その効果を最大限に生かすためのフレーム構造は合理的で、きれいなかたちにおさめられている。また、背もたれからメイン構造へのつながりも自然で、椅子全体としてのバランスも良く、オフィス空間にふさわしい佇まいを創り出している。座りご心地も十分考慮されている。
▶グッドデザイン賞受賞概要

<開発者コメント>

オフィスチェアー、とくにメッシュチェアー分野では多くの商品が溢れ、 差別化を図る要素として機能主義的なところが台頭し、イスの優劣をつける要因となっている。 我々はこのイスを通して、家具として本来あるべきシンプルで美しい姿こそが 一番の魅力となるようなイスを目指したいと考えてこのSciroccoを開発した。

グッドデザイン賞

PUNTO プント

プントオフィスチェアー

<審査委員の評価>

ウレタン素材を使用したオフィスチェアーながら、スッキリとしたデザインである。包まれるような座り心地と、多くの人の身体にフィットする調整機能のバランスが良く考えられている。質感とフォルムも美しく、オフィス製品というよりも家具としての「らしさ」がある。
▶グッドデザイン賞受賞概要

<開発者コメント>

ハイクラスのイスになるほど機能を主張し、メカニカルなデザインになりがちですが、今回は空間との調和を重視し、クッションの内側に納まっている機能に対する期待感や座り心地に対する期待感を張り地がクッションを包み込む様なデザインで間接的に伝えようと試みました。

brackets ブラケッツ

ブラケッツソファー

<審査委員の評価>

ワークスペースでは、理想の環境はその時々、人それぞれで、なかなか丁度良いバランスの環境を確保することが難しい。このユニットに座ると、閉鎖された空間で集中したいと思えば適度の遮音性がそれを叶え、賑わいが刺激になる空間では、適度の気配を周りに伝えることができる。良い意味で「ほどほどの」バランスを保っているのだろう。座り心地もよく、精神的にも肉体的にも快適なワークスペースを演出できそうな可能性を感じる。
▶グッドデザイン賞受賞概要

<開発者コメント>

外側は直線的に、内側は柔らかい曲面で構成することで「オフィス空間との調和」と「ユーザーの快適性」を両立させています。各モジュールについても立ち上がり易い座高さ、適度にリラックスでき肘掛けにもなりうる背形状、周囲からの視線を遮るパネル高さなどで細部にわたって配慮して設計されています。

WT-300

WT-300会議テーブル

豊富なサイズと素材バリエーションの会議テーブル
豊富なサイズと素材バリエーションの組み合わせにより、空間にふさわしいアイテムを選択いただけます。カジュアルなミーティングから来客、高級会議室まで幅広くお使いいただける会議テーブルです。

<開発者コメント>

共通する基本モジュールを使い統一感のあるデザインにまとめるように努めました。また、1シリーズの中で、軽快なアルミハニカム天板タイプや実用性の高いメラミン天板、そして高級感を持つ人工突板タイプ、竹突板天板とそれぞれ異なる個性を最大限発現させた製品にする事に注力しました。

Lleafline リーフライン

リーフライン会議テーブル

<審査委員の評価>

ミニマムのスタックピッチを実現しながらも、ただ機能を実現しただけの無機質なデザインにとどまらないデザインを追求しました。コンパクトな会議空間においても、空間が雑然としないように、素直でありながらも格調高い意匠を実現することを目指しました。
▶グッドデザイン賞受賞概要

<開発者コメント>

収納できるテーブルはたくさんあるが、本製品のスマートな収納性は目を惹くものがある。折りたたみの軽さ、直感的にわかる操作性、考えられた安全設計など、非常にバランスの良い製品。機能的な面だけでなく、使用時・未使用時ともに視覚的にもスッキリとしており、上質かつ親しみやすい製品となっている。

IAUD国際デザイン賞

PADRE パドレ

パドレロビーチェア

検証を重ねた使いやすさと優れたメンテナンス性を合わせもつ公共空間向けのロビーチェアー。
不要な稜線をそぎ落としたシンプルなデザインが洗練された空間を引き立てます。

<開発者コメント>

待合空間で待つ人だけでなく、空間の管理者も含めてユーザーととらえ、より多くの人が心地よく過ごせる待合空間を目指してデザインしました。

ドイツ・ユニバーサルデザイン賞

Madre マドレ

マドレロビーチェア

窓口向けロビーチェアーのあたらしい原型
縁側のような感覚で無理なく腰をおろせるサイドラウンドシートや、車椅子やベビーカーを自然と置くことのできるスペースなど、ユーザーの使いやすさに細部までこだわった窓口向けロビーチェアーです。

<開発者コメント>

従来のロビーチェアーに潜在していた様々な使いにくさをできる限り減らしていくことで、より多くの人が気遣いなく自然に待つことのできる状況を目指してデザインしました。

グッドデザイン賞

HARMONii ハーモニー

ハーモニーワークステーション

<審査委員の評価>

サークル型という一見非効率なレイアウトだが、ユニット内のコミュニケーションと、ユニット外のコミュニケーション双方に死角のないユニークなレイアウト。新しいオフィスのスタイルにチャレンジしている点を評価した。
▶グッドデザイン賞受賞概要

<開発者コメント>

集中とコミュニケーションという相反する要素を一つの空間で両立させる日本的な調和の文化をアイコン化し、サークル状のデザインで表現しました。

MonoColla モノコラ

モノコラコラボレーション用家具

<審査委員の評価>

スタック機能やジョイントの考え方が、堅牢性とシンプリシティーを両立しておりユニークである。オフィス内でのレイアウト変更が気軽にできる、使用シーンに適合したデザインだと言える。
▶グッドデザイン賞受賞概要

<開発者コメント>

社外の研究開発部門の人たちと試作の検証を繰り返しブラッシュアップすることで、オフィスと異なるラボでもコラボレーションが活性化できるようにデザインしました。

点滴スタンド

点滴スタンド医療器具

<審査委員の評価>

おなじみステンレス製の点滴スタンドをさまざまな工夫を取り入れ一新した意欲作である。カーテンへの引っかりを防止 する。輸液吊下げフック。チューブのからまりがないソフトな上下調節可能な樹脂製円形ハンドル。患者の歩行の妨げ にならない変則H型脚部。それらは全て患者の移動を妨げる阻害要因を、ひとつひとつ丹念につぶし解決した結果、辿りついた必然のデザインと言える。脚部は水平スタッキングが可能で病院側絵の配慮も見られる。素材の使い方、色彩計画など奇麗にまとめられた良いデザクィンである。先進医療機器に比較すると成熟しきた感のある製品である が、それと患者と病院の眼で真摯に再考した姿勢にも好感を持った。
▶グッドデザイン賞受賞概要

<開発者コメント>

単なる点滴を吊り下げるだけの機器ではなく、入院中の患者にとって安心できるような、頼れるような存在を目指しました。

iFデザイン賞

AMOS アモス

アモス会議イス

美しさと機能性を両立
会議空間をすっきりと格調高く演出する繊細な外観デザインと、最大25脚のスタックが可能で、座の後部には持ち運びやすさを考慮したスリットを設けるなど、美しさと機能性を両立しています。

<開発者コメント>

タイムレスな製品美はホームにもオフィスにも調和します。取り扱いも簡単な多機能チェアです。

同時受賞

ドイツ・ユニバーサルデザイン賞

Avein アヴェイン

アヴェインオフィスチェア

独自開発のエアクッション
背座にはそれぞれ2個のチューブでつながれたエアクッションを配置し、クッション間をエアが流動することで体の動きに動的に追随する「エアの流動性」に着目、新しいフィット感を実現しました。

<開発者コメント>

有機体のように連携する新開発エアクッション群を、流麗なアルミシェルが支える未来的なスタイル。

グッドデザイン賞

TRANSET トランセット

トランセット会議用テーブル

<審査委員の評価>

テレビ会議の現場でおこるストレスを一つずつ解決しつくりあげた製品。全員がカメラに写りやすくした基本形状、マイクやスピーカーは意識せず使え、最適なボリュームで相手側の声を聞くことができるため会議の一体感を生み出す。執務空間内でのテレビ会議の環境を自然な形で提供していることが評価された。
▶グッドデザイン賞受賞概要

<開発者コメント>

テレビ会議でのストレスをできる限り軽減し、リアルな会議に近い快適な環境を提供することを目指しました。会議の参加者全員が最適なボリュームで相手側の音を聞くことができるようにすること、相手側の参加者が一体の会議テーブルで参加しているように感じる事ができる環境を提供することを目指しました。

FUBI フウビ

フウビ会議用テーブル

<審査委員の評価>

間伐材をうまく使いこなし、シンプルで美しい製品に仕上げたことが評価された。集成材といえども柔らかく反りやすい針葉樹で必要強度を確保することは難しい。森林組合と提携して森林環境の保全に貢献すると同時に、100%針葉樹のオフィス家具を実現するための設計や新しい塗装技術への取り組みなど企業の熱意が感じられる製品である。
▶グッドデザイン賞受賞概要

<開発者コメント>

従来、針葉樹国産材はオフィス向け家具には使いづらいとされてきていましたが、構造・強度を徹底的に見直して、シンプルで現代的なデザインを持ったテーブルとして生まれ変わらせました。

ドイツ・ユニバーサルデザイン賞

AGATA/D アガタD

アガタDミーティングチェア

優れた機能性と造形性
背もたれの裏側に設けたレバーを上下に動かして、背もたれのサポート感の強弱を簡単に調節できる機能性と、ワークスペースだけではなくミーティングコーナーなどにも調和する優れた造形性を備えています。

<開発者コメント>

大企業からSOHOまで、あらゆるシーンに溶け込むシンプルでベーシックなデザインを目指しました。

iFデザイン賞

EPIPHY エピファイ

エピファイ会議テーブル

格調高い会議空間を演出
会議空間、公共施設などで使用する収納効率、移動性を追求。会議空間をすっきりと格調高く演出するだけでなく、天板を折りたたむ際にも安全性に配慮した設計を採用しています。

<開発者コメント>

部材の寄せ集めに見えぬ様、一体感のあるフォルムを採用。空間の中での存在感に配慮しました。

グッドデザイン賞

Avein アヴェイン

アヴェインオフィスチェアー

<審査委員の評価>

アヴェインは、背座それぞれに配置したエアクッションが内部で連結されており、座る人の姿勢の変化や体型に応じて空気が流動し、体圧を最適に分散させるという革新的な技術が評価できる。今後、さらに座り心地の良さを追求していく必要が有ると考えるが、機能と必要性を追求した形態には一つの美しさを感じる。
▶グッドデザイン賞受賞概要

<開発者コメント>

有機体のように連携する新開発エアクッション群を、流麗なアルミシェルが支える未来的なスタイル。

FOSTER CARINO フォスター カリノ

フォスター カリノオフィスチェアー

<審査委員の評価>

メッシュ素材の透明感・軽快感とアルミフレームのシャープな構成は、オフィス空間の視覚的な質を高めており、また視覚的質の高さを裏切らない座り心地を達成している。
▶グッドデザイン賞受賞概要

<開発者コメント>

機能優先になりがちなオフィスチェアーに対して、「質感」という視点から作り上げました。

AMOS アモス

アモス会議イス

<審査委員の評価>

無駄のないフレームとシェル座面の構成によるシンプルで綺麗なスタッキングチェアであり、多様なセミナー会場や会議室に空間的に適応できるデザインとしてまとまっている。
▶グッドデザイン賞受賞概要

<開発者コメント>

タイムレスな製品美はホームにもオフィスにも調和します。取り扱いも簡単な多機能チェアです。

IRMA イルマ

イルママネージメント用家具

<審査委員の評価>

オープン空間でのマネージャーの集中ワークおよびセキュリティなど、マネージャーに特化して、その執務状況などを詳細に分析した結果から効率と快適性の両面から解決策を誠実な造形によって提示したことが高く評価できる。
▶グッドデザイン賞受賞概要

<開発者コメント>

自ら動き回り、スピーディに決断をしていくこれからのマネージャーたちに使ってもらいたいと思って作りました。

グッドデザイン賞

EPIPHY エピファイ

エピファイ会議用テーブル

<審査委員の評価>

このような会議用フラップテーブルと組み合わせるスタッキング・チェアに、近年は脚部などに曲線をとりいれたソフトな印象の椅子が増えている。外観意匠にはそういった背景もあって、流れる曲線が強調されているのだろう。また折りたたみ時の形等、ディティールまでよく考えられている点も評価された。
▶グッドデザイン賞受賞概要

<開発者コメント>

部材の寄せ集めに見えぬ様、一体感のあるフォルムを採用。空間の中での存在感に配慮しました。

WORKGATE/S ワークゲート/S

ワークゲート/Sワークステーションシステム

<審査委員の評価>

このところ企業の営業マンやコールセンター向けの、大型テーブルのワークステーションが各社から出てきている。どれも同じようなコンセプトではあるが、本製品はシャープな一枚天板と、テーブル下の空間をできるだけ少ない要素で構成し、かつ足下が広く確保できるよう配慮した点が評価された。
▶グッドデザイン賞受賞概要

<開発者コメント>

都会のオフィス街で颯爽と働いているワーカーたちにぴったりな、洗練されたワークステーションを目指しました。

LEVIST レヴィスト

レヴィストワークステーションシステム

<審査委員の評価>

益々勤務態勢の組み替えが頻繁に行われるようになった今日のオフィス・シーンに適うように、「フレキシブルなレイアウト変更」に対応できるよう、部材の共通化だけでなく、組立材の保管にまで考えを及ぼしている。また全体にキレイにまとまっていることが評価された。
▶グッドデザイン賞受賞概要

<開発者コメント>

機構面・構造面での技術開発を行い、家具としての質感とロングライフの機能を追求した商品です。

グッドデザイン賞

Design White Board デザインホワイトボード

デザインホワイトボードホワイトボード

<審査委員の評価>

今までなかなか市場にありそうでなかった、シンプルデザインのホワイトボード。せっかくオフィスを美しく整えても、そこに置かれる機材の表情によって、その景観は大きく左右される。ディテールの処理、移動性の向上などの配慮も評価された。
▶グッドデザイン賞受賞概要

<開発者コメント>

ホワイトボードのような周辺アイテムこそ洗練されたデザインが必要だと思ってデザインしました。

SLOT スロット

スロットロビーチェアー

<審査委員の評価>

3タイプの形状バリエーションが、不可能な場所がないくらいにどんな空間にでもレイアウトを可能にしている。タブレットテーブルもさまざまな使い道があり、気の利いたデザインに仕上がっている。
▶グッドデザイン賞受賞概要

<開発者コメント>

個の存在感と集合したときの美しさを両立するイメージをデザインしました。

ViewRise ビューライズ

ビューライズ会議用テーブル

<審査委員の評価>

片手で簡単に大きな天板の高さを自由にコントロール可能にした機構が、高く評価された。あえてシンプルでくせのないスタイリングにまとめることが、汎用性の広さにつながり、さまざまは状況下での使用が可能となっている。
▶グッドデザイン賞受賞概要

<開発者コメント>

物の機能が、直接使う人の意識に作用し、新しい思考を促すという意味で、「人の心に機能する」事を狙った家具です。

PORTOFINO ポルトフィーノ

ポルトフィーノアメニティスペース用家具

<審査委員の評価>

折り曲げると肘かけやメモ台になる背もたれなど、斬新なアイデアがいろいろな部分にちりばめられている。単純にオフィスでのくつろぎ空間としての機能以上に、座る人にクリエイティビティを刺激させるような魅力的なファーニチャーといえる。
▶グッドデザイン賞受賞概要

<開発者コメント>

左右対称と非対称の関係性の面白さを、背もたれの一部が折れ曲がってできる肘で表現しました。

Connect Line コネクトライン

コネクトラインワークステーションシステム

<審査委員の評価>

現在の流動的なオフィスの現状に即した、フレキシブルなデザインが評価された。頻繁なレイアウト変更に対応するディテールのアイデアはよく考えられており、好き嫌いのない心地よいフォルムでまとめられている。
▶グッドデザイン賞受賞概要

<開発者コメント>

デザインにカジュアルな要素を取り入れ、ワーカーが楽しく意欲的に働けるワークステーションを目指しました。

Ga Accurato Gaアキュラート

Ga アキュラート間仕切り

<審査委員の評価>

視覚的な透明性と、機密的な遮音性を両立させている。アルミフレームとガラス面をフラットにすることで、プレーンなくせのない空間の演出が可能となっている。ドアパネルのおさまりなどもよく考えられている。
▶グッドデザイン賞受賞概要

<開発者コメント>

ガラスを多用する現代建築の潮流にあわせ、開放感のある気持ちの良いデザインを目指しました。

グッドデザイン賞

GINGKO ギンコ

ギンコリフレッシュチェアー

<審査委員の評価>

イチョウの葉をイメージしたそのフォルムは単に目を惹くばかりでなく、機能としても、腰の部分が細くなることで適度な弾力性が実現された。また葉脈のようにも見える背のリブは、意匠的なアクセントになっているばかりでなく椅子の強度を保証もしている。背部分にあけられたホールは、視覚的印象を軽くするとともに、椅子を持ち上げるときの手かけともなる。今デザインに求められる遊び心を豊かに表現しながら、同時にそれを機能とうまく結びつけている点が評価された。
▶グッドデザイン賞受賞概要

<開発者コメント>

片手で持てることをデザインコンセプトとして背もたれに取手を設け、イチョウの葉をイメージしてネーミングしました。

Philosophy フィロソフィー

フィロソフィー事務用回転イス

<審査委員の評価>

オフィス椅子も人体工学的な工夫が様々に加えられて進化し、現在は革新的なデザインもいったん休憩といった感がある。しかし本製品は、それでもまだまだ工夫の余地があることを気づかせてくれた。一言で言えば、ユーザビリティである。どんなにオフィス家具が高機能になっていっても、その機能を用いる頻度が低ければ絵に描いた餅同様になる。実際オフィス椅子の場合、これまでいったん姿勢をセットしてしまうと、その後操作が面倒なためにそのままということがほとんどだったが、操作レバーが肘にあれば簡単にしかも自然に変えることができる。多機能チェアにあってもこの操作方法はこれからの主流となると思われるが、それをアームのデザインにきちんと取り込んでスマートな外観に集約できているのがすばらしい。
▶グッドデザイン賞受賞概要

<開発者コメント>

次世代のスタンダードとなるよう、重厚ながらもアクティブ、かつシンプルなデザインを目指しました。

FOSTER フォスター

フォスター事務用回転イス

<審査委員の評価>

「Wear the Chair」という発想から開発された背部分の「3Dフィット構造」は、上体を椅子とともにひねることを可能にさせたものだが、それを単に機能が前面に出た椅子に仕上げるのではなく、外観意匠としてもバネをデザインの一部として取り込んでいる。樹脂製にしたバネを、フレーム内に収めずに外側に出して、それを背部分の表情としている点などが評価された。機能を生み出したエンジニアリングを、社内デザイナーという立場をフルに活用して、スタイリングに統合させることができた見事な例だと言える。
▶グッドデザイン賞受賞概要

<開発者コメント>

「纏うように座る」というコンセプトのもと、しなやかで人に添う動きと意匠の両立を目指しました。

AGATA/ S アガタ/S

アガタ/S事務用回転イス

<審査委員の評価>

これからのオフィスワーカーのフレキシブルなワークスタイルをサポートするために、あらゆる作業姿勢にフィットすることを目指して開発されたAGATA/Sは、2002年のGマークでも、ドイツデザインに特徴的なシンプルでスタイリッシュなデザインにまとめられた点が評価されている。今回は、オリジナルのカジュアルなラインアップに加えて、一部をアルミポリッシュ仕上げとした少しハイクラスな商品としている。オリジナルの軽快でフレンドリーな持ち味を失わずに、よりグレードの高い空間にもマッチするようにデザインされて、さまざまなオフィス空間にフィットする完成度が評価された。
▶グッドデザイン賞受賞概要

<開発者コメント>

ますます複雑になるオフィス環境と対照的な、純粋で明快な製品美を表現しました。

LIENTE リエンテ

リエンテロビーチェアー

<審査委員の評価>

基本的なベンチとしての機能をよく満たしている誠実なプロダクトである。ふっくらとした座面に対して、成形合板と金属の脚部が軽やかな浮遊感を醸し出しており、品格のある魅力的なデザインとしてうまくまとまっている点を評価した。
▶グッドデザイン賞受賞概要

<開発者コメント>

エントランスに訪れる人たちをやさしさく包み込むシーンをイメージしてデザインしました。

ANIKA アニカ

アニカ ロビーチェアー

<審査委員の評価>

シリーズとしてデザインの統一性がある。アルミハニカムパネルを生かしたスクエアなデザインは見た目にも美しい。ボリュームが出て重い印象になりがちなハイクラスロビーチェアのデザインに、サイドパネルのグラフィック処理という手法で新たな解決策を見いだした点と、全体を通してのデザインクオリティーの高さを評価した。
▶グッドデザイン賞受賞概要

<開発者コメント>

明快で本質的な形状を追求しました。近代的な建築空間の中でアイコンとなるような製品です。

iFデザイン賞

AGATA/D アガタ/D

アガタ/D事務用回転イス

優れた機能性と造形性
背もたれの裏側に設けたレバーを上下に動かして、背もたれのサポート感の強弱を簡単に調節できる機能性と、ワークスペースだけではなくミーティングコーナーなどにも調和する優れた造形性を備えています。

<開発者コメント>

大企業からSOHOまで、あらゆるシーンに溶け込むシンプルでベーシックなデザインを目指しました。

ALINA/C アリーナ/C

アリーナ/C会議用イス

直線と曲線のシンプル形状
さまざまな会議に対応できるシンプルで親しみのある形状、会議自体をスタイリッシュに映す背の鏡面仕上げ、さまざまな身体の動きをサポートする背もたれのベンディング機能を備えています。

<開発者コメント>

コンパクトで魅力あるデザインと座り心地の良さを両立しました。小さな部屋でも活躍します。

グッドデザイン賞

SEDISTA セディスタ

セディスタ事務用回転イス

<審査委員の評価>

安定感のあるフォルムは深くもたれて身体を預けた時に安心感がある。座り心地は良く考えられている。造形面の特徴が希薄なぶんユーザーを限定せず、オーソドックスなオフイス空間にマッチしそうである。価格面も評価できる。
▶グッドデザイン賞受賞概要

<開発者コメント>

使い易さと安心感を外観から感じ取れるような配慮をしました。

colado コラード

コラード事務用回転イス

<審査委員の評価>

優しいフォルムである。前後の印象が統一されていて良い。背もたれ腰部及び座面部もレバー操作なしで感覚的に角度調整ができる機能は非常にヒューマンな取り組みである。見ないで操作できるということだが、特に従来の物との違いは感じなかった。また構造的要素を表面に出さず、イス全体を布で覆ったデザイン処理等、機能が複雑化し、操作に注意を引く昨今とオフイスチェアーとは明確に一線を画したコンセプトは、バイオチェアー化と並んでもう一方の主流となるかも知れない。感覚に問いかける、優しい考え方だ。
▶グッドデザイン賞受賞概要

<開発者コメント>

構造的な要素をなくしてイス全体を布で覆うことでやさしく包み込むイメージを表現しました。

Fitstack フィットスタック

フィットスタックミーティングチェアー

<審査委員の評価>

スタッキングの仕方、ファブリックの使い方が面白い。公共施設、会議室など頻繁に移動したり収納効率を上げる必要がある所にスポットをあて、極限までのスタッキング性を追求している。軽量でキャスター付きなので移動も容易である。座り心地に関してもよく考慮されている。パーツ素材の変更によってイメージが大きく変わるのも面白い。
▶グッドデザイン賞受賞概要

<開発者コメント>

イスとしてのスタイリングとスタックしたときのスマートな収まりにこだわってデザインしました。

Sixa シグザ

シグザ会議用イス

<審査委員の評価>

特に前脚からメカ部へ、そして背部へと同一線上の流れが軽やかに続くラインは優雅さもありバランスがとれている。これが前脚部の長さを強調して、シンプルさも生み出している。背座の曲面が身体にちょうどよくフィットすること、適度なクッション、上部が包み込みながらも開放感が強いこと、上半身の動きを疎外することがないことなどから、長時間座っていても疲労感は少ないと思われる。
▶グッドデザイン賞受賞概要

<開発者コメント>

意思疎通の重要性が増す時勢に於いて、新たな会議用椅子に相応しい機能と形を模索し続けました。

CN-2000

CN-2000ロビーチェア

<審査委員の評価>

オーソドックスで素直な製品である。空港という、もっとも公共性の強い空間で使用する椅子として、座り心地もよく考えており、シンプルに機能的に仕上がっている。背座分離方式の構造を採用してパッド交換やカップホルダー、PC用テーブルといった、オプション対応も取り入れ、使用環境を考慮した特性がよく考えられている。
▶グッドデザイン賞受賞概要

<開発者コメント>

国際空港に向け最高の座り心地と機能、洗練されたさわやかなスタイルを目指しデザインしました。

Piex ピークス

ピークス事務用テーブル

<審査委員の評価>

好みのレイアウトに応じて、2つのテーブルを組み合わせるという脚部のデザイン発想が優れている。パソコン作業に際しても大型CRTの設置にも耐える天板強度と下部の配線収納への気配りなど、様々なアイデアを含みながら価格が思ったより低い事に驚きを感じる。限られた空間の中で作業空間を確保する事は、一般家庭等ではなかなか難しい状況にあるが、この商品はこうした問題を様々な視点で解決している。脚部の構造機構を変えるだけで、ここまで新しい連結や新たな対応を生み出したデザイン力を評価したい。
▶グッドデザイン賞受賞概要

<開発者コメント>

SOHOワーカーに向け、 リーズナブルでも機能的で洗練されたデザインを目指しました。

LA-V バリエラ

バリエラシステム家具

<審査委員の評価>

従来モデルへの品種を充実されたもので、多彩なバリエーション展開への取り組みを評価した。既存のデスクを持っているユーザーにもそのままセットできるようにスライドユニット脚を付けたことは有効である。
▶グッドデザイン賞受賞概要

<開発者コメント>

作業と収納と二つ機能をシンプルな構造にまとめる事を目指しデザインしました。

ALINA/C

グッドデザイン賞

EAZA

グッドデザイン賞

WORKGATE

グッドデザイン賞

プランナーウォール

グッドデザイン賞

bene

グッドデザイン賞

AGATA/A

グッドデザイン賞

820シリーズ

グッドデザイン賞

Atlabo

グッドデザイン賞

Kybos

グッドデザイン賞

AGATA/D

グッドデザイン賞

ALINA/T

グッドデザイン賞

Uniflex

グッドデザイン賞

ARTIS

iFデザイン賞

TRENZA

グッドデザイン賞

ALIOS

グッドデザイン賞

スクリーン

グッドデザイン賞

KT-620シリーズ

グッドデザイン賞

Protty

グッドデザイン賞

バリエラ

グッドデザイン賞

ARTIS

グッドデザイン賞

AGATA/S

iFデザイン賞

AGATA/V

iFデザイン賞

AGATA/S

グッドデザイン賞

INNO-GATE テーブル

グッドデザイン賞

eb WALL

グッドデザイン賞

agilita

グッドデザイン賞

AGATA/V

グッドデザイン賞

INNO-GATE 応接会議用家具

グッドデザイン賞

フレックスシーリング

グッドデザイン賞

エルテックチェアー200

グッドデザイン賞

インテシス

グッドデザイン賞

ALIOS

グッドデザイン賞

INNO-GATE ホワイトボードスクリーン

グッドデザイン賞

presa

グッドデザイン賞

ダイナフィットチェアー エクサージュ

グッドデザイン賞

エー・ゲージ

グッドデザイン賞

インフォフロアー

グッドデザイン賞

観覧席 TXC-P0N

グッドデザイン賞

kybos system

グッドデザイン賞

AGATA

グッドデザイン賞

プランナーウォールGa

グッドデザイン賞

agilita

グッドデザイン賞

MINAMO

グッドデザイン賞

PANTAH

グッドデザイン賞

シンプレックス

グッドデザイン賞

MINAMO

グッドデザイン賞

FLIP

グッドデザイン賞

テネロ

グッドデザイン賞

ケアリクライナー2

グッドデザイン賞

フレスコ

グッドデザイン賞

ロビーチェアー770シリーズ

グッドデザイン賞

学校用家具 生徒用デスク

グッドデザイン賞

KT-900シリーズ

グッドデザイン賞

ユーロケアベッド

グッドデザイン賞

メディックスN

グッドデザイン賞

プランナーウォールGa

グッドデザイン賞

THEORIA

グッドデザイン賞

学校用家具 生徒用イス

グッドデザイン賞

カノスチェアー

グッドデザイン賞

Synergia2

グッドデザイン賞

プランナーウォール21

グッドデザイン賞

ダイナフィットチェアー

グッドデザイン賞

トレドチェアー

グッドデザイン賞

SCREEN

グッドデザイン賞

MINAMO

グッドデザイン賞

トレドタイピングテーブル

グッドデザイン賞

ブラウズチェアー

グッドデザイン賞

C スクウェア

グッドデザイン賞

アシスタンドチェアー

グッドデザイン賞

CK-280シリーズ

グッドデザイン賞

Eltech. Chiar

グッドデザイン賞

P'Z

グッドデザイン賞

SYNERGIA

グッドデザイン賞

タバコダスター

グッドデザイン賞

スポットカプセル

グッドデザイン賞

ブラウズチェア

グッドデザイン賞

KT-700シリーズ

グッドデザイン賞

corsa

グッドデザイン賞

MT-S10シリーズ

グッドデザイン賞

WT-130シリーズ

グッドデザイン賞

ACTEXシリーズ

グッドデザイン賞