TOPICS|2025.06.30
今、世界の潮流は、サステナビリティ(持続可能性)を経営の中心に据え、社会や環境に配慮しながら競争力や収益性も高めることが求められる、Sustainability Transformation(以下SX)時代を迎えています。
私たちコクヨ・船場は、「次の100年をつくるワークプレイス」をテーマに、SX時代における企業のあるべき姿やワークプレイスの可能性について考慮し、独自の視点でまとめた提言書「SXWP Vol.1」を2024年5月に発刊しました。
今回、「SXWP Vol.2」では、「SXWP Vol.1」発刊から1年が経過した現在までの社会変化をSX視点で読み解き、私たちが考えるSXWPの参考となる先進的な企業の取り組みを取材し、より具体的な施策やその効果を考察していきます。自由な発想を生む新たな価値創造の場として、SX時代に求められるワークプレイスのあり方を考え続けるとともに、SX時代を切り開き、挑戦し続ける企業をサポートしていきたいと考えています。
本レポート内では先進事例である5社の取り組みをインタビューし、「人間中心」かつ「コミュニティ志向」の組織づくりの場としてオフィスをうまく活用していることが分かります。オフィス空間が単なる機能的な場であるだけでなく、企業の理念や価値観を実践でき、体現する場としての役割も担っていることがわかってきました。こうした企業のアプローチは、これまでのオフィスとは一線を画す、オフィスの新たな価値と役割を示唆しており、時代にあわせたオフィスを変えていく、まさにSX時代におけるオフィスの可能性を示していることが分かります。本レポート内ではより具体的な施策やその効果を考察し、SXWPを実現するためのヒントを提言しています。
【Vol.1はこちら】
Sustainability Transformation Workplace 次の100年をつくるワークプレイス