ABW導入コンサルティング

働く場所の選択肢を増やし、自律的・効率的・創造的な働き方を実現

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よくあるご相談

  • ABWの定義を知りたい
  • ABWを導入することで、どんな効果があるか知りたい
  • ABWを導入したいが、何から始めればよいか知りたい
  • ABW導入後、マネジメント層の働き方を知りたい

コクヨがお伝えしたいこと

「ABW」の考え方

ABWという働き方を導入することで、生産性の向上やコストの削減という経営面でのメリットのほか、働き方における裁量の拡大によりワークライフバランスを向上させることができる、といった社員のメリットの両方を期待することができます。導入にあたっては、オフィスも含め、働く場所の選択肢を増やし、高速ネットワークやwifi環境を整え、スマートフォンやノートパソコンといったツールの準備が必要です。
そして、場所、環境、ツールを整えたうえで、さらに重要なのが「社員の意識改革」です。社員一人ひとりがABWの意義を理解し、働き方を自分で決めることができれば、効率的で創造性に富んだ新しい働き方を実現することができます。また、社員の通勤経路調査を行い、どんな場所に働く環境を構えれば、またどんな拠点の3rdプレイスが利用できれば社員の生産性が上がるのか、本社の床面積の適正化を検討する「床ポートフォリオ」という考え方など、効果のあるABW導入のために、多角的に分析・サポートを行うことが重要です。

用語説明

用語説明

ABW [エービーダブリュー]

Activity Based Workingの略語で、「時間」と「場所」を自由に選択できる働き方のこと。ノートパソコンなどのモバイルツールを駆使しながら、働く人が行うべき仕事に対して、オフィスの内外を問わず、いつ/どの場所で働くのが最も効率的かを自分で決める。「場所」をオフィス内に限定し、オフィス内の「場所」を自由に選択できる「狭義のABW」という考え方もある。

床ポートフォリオ [ユカポートフォリオ]

コクヨが提供するサービスの名称。自社で保有する床面積と、3rdプレイスとして利用する外部の床面積を、賃料や利用料、社員の移動にかかる時間やコストとのバランスでシミュレーションする。

通勤経路調査[ツウキンケイロチョウサ]

コクヨが提供する調査サービスの名称。社員の自宅最寄り駅からオフィスまでの通勤経路やコストを算出し、新拠点や3rdプレイスの候補地検討などをサポートする。

導入プロセス

ABWを成功に導くプロセスは、「ありたい姿の設定」「現状把握・課題設定」「施策の検討・決定/計画」「実施/構築」「運用・評価」の5つのステップで進めます。 まずは「ありたい姿の設定」で、AWB導入の目的を明確にし、それを踏まえて現状調査結果を反映し導入の方向性を決定します。さらに、社員の働きやすさと賃料や経費の最適化を図りながら、場所の選択肢を増やすための拠点戦略を行います。その後、ABW導入後の新しい働き方に必要な空間や、ネットワーク環境などを要件化し、構築します。運用段階では、利用ルールの策定のほか、パイロット導入の支援や効果測定、本格導入のサポートを行います。

事例紹介

コクヨ株式会社 品川SSTオフィス
ABW導入コンサルティング
新しい価値を創造するための時間が不足
社内で最も残業時間が多く、長時間労働が常態化していました。心身の健康を確保すること、また、さらなる成長のために新しい価値を探索することが必要でしたが、その余裕が無い状況でした。そのため、まずは無駄を削減し、時間を捻出することを考えました。
ABW導入で、メリハリのある働き方が実現
移転を機に、社員の通勤経路調査を実施して、通勤時間やコストのシミュレーションを行い、社員が利用しやすい3rdプレイス(コワーキングスペースなど)を拡充しました。また、個人のパフォーマンスを最大化するため、業務内容や目的に合わせて選択できるさまざまな環境を構築しました。社内で誰がどこにいるかわからないために起こるコミュニケーションロスは、位置情報システムの導入によって解消を目指しました。
こうした柔軟な働き方を促進した結果、「有効に活用できた時間(可処分時間)」は35%向上。さらに社員アンケートのうち、「時間に対しての意識」は移転前から15%上昇し、意識・行動の両面でメリハリのある働き方へと変わることが出来ました。
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