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クリエイションを触発する場所

先日、といっても1ヶ月以上前の事になってしまいますが、週間ダイヤモンドさんの10/23号に  「クリエイションを触発する場所」 と題してクレイに関する記事を寄稿させていただきました。

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コクヨファニチャーの商品開発部隊が入居するオフィスからわざわざ独立してクレイを立ち上げた理由のひとつは、クリエイション(創造)とデベロップメント(開発)を明確化してみることでした。

物事を論理的、構築的に進めることによって図られるデベロップメント(開発)の効率化には、均質化や完璧にコントロールされた整然とした環境が必要です。

その一方でクリエイション(創造)の価値とは、いかに新しいアイデアや発想を生み出せるかであり、そのアイデアの面白さとは、これまで論理的には結びつきがないと考えられていたものをいかに結びつけることができるか、ではないかと思います。

とすればクリエイションにおける効率化とは、むしろコントロールしきれないある種の雑然とした、いつ何が起こるかわからない混沌とした環境を作り出すことではないかと。

一般的なオフィスはこれまで、デベロップメント(開発)の効率化を図ることを主眼に均質化を進めてきたのではないかと思いますが、創造性がより重視されるこれからのオフィスにはもう少しこの混沌をあえて創り出す必要があるのではないかと思います。

このような観点で植物や水の音など、均質化されにくい自然の素材をオフィスの中にもう少し持ち込んでみることで、クリエイションを触発できないかと考え、「水と緑のパーティション」と題して先日のコクヨフェアでプロトタイプを発表させてもらいました。

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お陰さまでフェアでは、「滴り落ちる水の音と緑で癒される」とのコメントを多数いただきましたが、この傍で仕事をしていると何か新しい発想が湧き上がってくるような感覚を覚えます。

 

自然環境では、季節の移ろいなど、むしろコントロールすることができない不均質なものが圧倒的に存在しますが、だからこそ我々は自然の中から触発されて素晴らしいクリエイションをこれまで生み出してきたのではないかと思います。

先日クレイから品川のオフィスへ向かう途中、根津美術館の壁沿いに見つけた紅葉を見て歩きながら、そのようなことをふと思い出していました。

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