チームの可視化×事業部連携で挑む、これからのマネジメント改革

セーフィー株式会社

セーフィー株式会社

経営管理本部 人事総務部 副部長/HRBP

政木広尚様

セーフィー株式会社(Safie Inc.)は、東京都品川区に本社を置く、2014年創業の企業です。
クラウド録画型映像プラットフォーム「Safie(セーフィー)」の開発・運営を行っています。
「映像から未来をつくる」をビジョンとして掲げており、防犯カメラなど、様々な場所に設置されているカメラの映像を通じて、
様々な業界・業種の課題を解決し、お客様のビジネスに貢献することを目指しています。
現在の従業員数は500名ほどで、出社とリモートを併用するハイブリッドな働き方を推奨しています。

私は同社の人事組織の副部長と全社のHRBPをしております。
大まかなキャリアとしては、教育業界を経て、研修会社やコンサルティングファームを経験し、事業会社人事に転向しています。
事業会社人事としては、所謂、人事企画がメインで、人材育成及び人事制度の設計運用、組織開発、HRBPなどを経験しています。

 

導入背景

トライアル導入のきっかけについて教えてください。
弊社の従業員を通じてTEAMUS(チームアス)のトライアルを紹介して頂き、人事部内のチームと、事業部のチームから複数選定し、実施させて頂きました。

トライアルでの単発導入だったため、導入前の不安や懸念はありませんでしたが、弊社に限らず、本格導入を今後検討される場合は、継続的に各チームのコンディションを追うことになると思いますので、導入や実施時期、その会社の組織構造の変化や、キーパーソンや管理職の異動など、考慮すべき論点は複数あると思います。

 

効果

マネジメントのパフォーマンス向上につながる
活用し、評価できるポイント等感想をうかがわせてください。
弊社は、他企業のサーベイを導入・定期的に実施しており、また、HRBP体制の強化や管理職研修の継続的実施などを行っております。そのため、日々の接点と対話の機会が多いという意味で、比較的人事と現場(事業部 *以下 現場)で相談をし合ったり、組織や個人のコンディションを話したりする機会は多いと思います。

その上で、サーベイ結果を拝見しましたが、我々が日々、体感的に認知している組織状態と差分があまりなく、また、それが客観的に理解しやすいデータとしてレポーティング頂けることが、まず、有用だと感じました。更に、サーベイ結果の項目は管理職やマネジメントが、管掌している組織(チーム)の状態を把握し、打ち手を検討する上で有用な項目がおさえられており、マネジメントのツールになると同時に、パフォーマンス向上に役立つと感じました。

今回は実施していませんが、サーベイだけでなく、全体のサービスとして、現場のマネジメントを支援するために、結果の読み解きサポートやマネージャー向けの研修、プロのコーチングサービスまで支援体制が用意されている点が素晴らしく、大変ありがたい選択肢だと感じました。

 

直観的なレポートも課題を把握しやすい!

細かい点でも結構です。何かここはよいポイントだなと思う点をうかがわせてください。

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まず、サーベイの項目についてです。そもそも、組織課題の最小単位は、上司部下間や、メンバー間の関係性や認識の違いによって生まれるもの、と考えております。それら「ある出来事や意思決定や状況」に関して起きる上司と部下の認識ズレを、サーベイ結果で可視化し明確化できることは、マネジメントの課題認識を共有したり、対話を促進したりする上でも活用できるポイントだと感じました。また、レポートの見せ方においても、認識がずれている箇所が直観的に理解できるUI(例えば、上司と部下の認識違いが図形の大きさで表示されているなど)であることは、魅力だと思います。

組織サーベイにおいて、組織の状態や課題が可視化され理解しやすくなることは非常に有用ですが、一方で、人事としては個人のコンディションに関するケアはやはり人間が対面で行う必要があると考えています。データで可視化し効率化する部分と、人間が対面で向き合う部分は、今後、DXという観点でも使い分けていく必要があると考えています。

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まずは、自社に最適かトライアルを実施

最後に、他企業の人事の方へ活用アドバイスも含めお願いします。

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2点あります。1点目は、サーベイなどを導入し、うまく活用するためには、日ごろから人事と
現場(事業部)が密に連携できていることが不可欠です。これは、サーベイに限らず、あらゆる人事施策に言えることですが、一方的に人事から依頼をしたり、研修などの施策を案内したりする関係性ではなく、日々、事業部と人事組織が相談し合う関係性になっていることが重要と考えます。その日々の「関係性の積み重ねが」人事施策を有効に実践するうえで押さえておくべきポイントだと思います。

2点目は、施策導入を検討する際に、自社に適しているかどうかを小さい規模で実践して確かめることをお勧めします。サーベイをはじめ施策導入の際、どのサービスが自社にとって最適かを調査し数カ月かけて検討し全社導入を目指す企業様もあると思いますが、自部門などの最小単位でトライアルとして実践し、実際に自社に適しているかを確認する、そのPDCAをより短期間でまわすことが重要です。

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貴重なお時間とご意見をいただき、誠にありがとうございました。今後も貴社の取り組みがさらなる成果を生み出すことを期待しております。

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