HOME > オフィスづくりに役立つコラム > 働き方用語辞典「ポータブルスキル」

ポータブルスキル
どんな業種や業務でも通用する汎用的な能力のこと
「ポータブルスキル」とは、業種や職種にかかわらず、どんな状況でも発揮できる汎用性の高いスキルのことです。日本語訳で「持ち運び可能な能力」とも呼ばれます。一方、特定の職場や業界、会社でしか活かせないスキルを「アンポータブルスキル(持ち運びできないスキル)」と言います。
ポータブルスキルは、業務遂行だけでなく、あらゆるシーンで応用することができるため、社員のポータブルスキルを強化することで、企業の競争力を高めることができます。
■ポータブルスキルの具体例
・論理的思考力
・協調性
・計画実行力
・コミュニケーション能力
・プレゼンスキル
・問題解決能力
・交渉力
・リーダーシップ
・チームワーク・協働力
・情報収集力
■ポータブルスキルが注目される背景
・雇用形態の多様化
終身雇用や年功序列などの雇用制度の衰退や、ジョブ型雇用の導入、転職の一般化、副業・兼業の促進、フリーランスの浸透など、人材の流動性が高まる中、どんな環境や状況でも活用できるスキルが求められるようになった。
・BANI時代への対応
先行きが予測困難なBANI時代に、異動や業務変更など、変化に臨機応変に適応できるスキルが重視されるようになった。
■ポータブルスキルの9要素
厚生労働省は、ポータブルスキルを「仕事のし方(対課題)」と「人との関わり方(対人)」の9つの要素に分けて定義しています。「仕事のし方」は業務においてどこが得意か見ており、「人との関わり方」は業務においての対人スキルを見る要素です。
図の出典:厚生労働省
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_23112.html
■企業がポータブルスキルに着目するメリット
・人材配置の最適化
ポータブルスキルを持つ社員を配置することで、環境の変化に迅速に対応できるほか、チームワークの強化につながる。
・採用力の強化
業務の専門スキルのほか、問題解決能力や実行力などの幅広い能力を持つ人材は、自主性や適応力などの潜在能力が期待できる。
・組織のパフォーマンス向上
コミュニケーション能力や協働力などを発揮することで、チームの結束力が高まり、他部署や他社との交渉や連携も円滑に進めることができる。
近年、プロジェクトベースの働き方が浸透する中、多種多様な能力を持つ人材が必要不可欠となっています。社員のスキルを磨くには、研修の実施が有効です。コミュニケーションやリーダーシップ、問題解決力、思考力など、効率的かつ体系的に身に付けることで、柔軟性のある即戦力へ成長することができます。
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