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ブレジャー
出張先で、滞在を延長して余暇を楽しむこと
「ブレジャー」とは、出張の機会を利用して、現地での滞在を延長し、観光などの余暇を楽しむことを言います。「Business(ビジネス)」と「Leisure(レジャー)」を組み合わせた造語で、ブリ―ジャーとも呼ばれ、日本語で出張休暇と訳されます。国土交通省観光庁が推進する新しい働き方のひとつで、日本ではまだあまり普及されていませんが、海外では定着している制度です。
■ブレジャー導入のメリット
・有給休暇の消化
出張に合わせて休暇を取ることができるので、休みにくい雰囲気でも休暇取得に対する負担が軽減される。また、会社側も効率よく有給休暇の取得を促すことができる。
・生産性の向上
仕事の後に余暇を楽しみリフレッシュできるため、モチベーションや生産性の向上が期待できる。また、旅先で多様な経験をすることで、新たなアイデアが生まれやすくなる。
・優秀な人材の定着
ブレジャーを通して働きやすい環境が整うことで、帰属意識が生まれ離職を防止できる。また、採用の際にも会社の魅力としてアピールすることで、優秀な人材の確保にもつながる。
・社員の費用負担の合理化
出張にあわせることで、往復交通費を個別に支出する必要がなくなるため、社員は移動コストを抑えてプライベートの旅行を楽しむことができる。
※ブレジャーを導入・利用する際は、公私の費用負担(会社負担と自己負担)の切り分けや、税務上の取り扱いについて、各会社の社内規程に則って適切に運用する必要があります。
■ブレジャー導入の注意点
・出張と余暇の線引き
仕事と余暇の区分が難しいため、出張先での経費の不正使用や残業申告など、ブレジャーを悪用する恐れがある。
・労災認定の適用
出張の仕事中ではなく、延長してからの余暇中に事故や事件が起きた場合、労働災害に適用するか判断が難しい。
・社員間の不平等
出張がない部署の社員はブレジャー制度を利用できないため、不平等が生じる可能性がある。
■ブレジャーと似た言葉
似た言葉として、ワーク(仕事・労働)とバケーション(休暇)を合わせた造語のワーケーションがあります。オフィスを離れ、リゾート地や観光地などで休暇を楽しみながら仕事をする、休暇がメインの働き方です。一方で、ブレジャーは出張に合わせて休暇を取るため、仕事がメインとなります。
ブレジャーを実施する際には、出張と余暇の判断基準やルールを設定する必要があります。勤怠管理システムの導入や適用範囲の明確化など、環境を整えるようにしましょう。また、ブレジャー制度を活用できない社員に対して、誕生日や記念日に休める有給休暇制度など、休暇を取得しやすい制度を設け、公平性を保つことが大切です。
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