コクヨの医療・高齢者福祉

特集

TOPICS

快適な待合空間づくりのヒント

2020年6月30日配信

待合は、患者さんを最初にお迎えする「病院の顔」。診察や検査、治療、リハビリなど様々な目的で来院する患者さんが集まるため、あらゆる患者さんへの対応が求められるとともに、わかりやすく、安心して過ごせる空間であることが大切です。
製品で解決できること、空間で解決できること。実際の患者さんの行動を観察してきたからこそできる提案があります。


患者さんの困りごとに気づいていますか?



problem_illust1_2.png




こうして解決!


レイアウトや動線を工夫してロビーチェアーへのアクセスを良くしたり、
一人ひとりのプライバシーを確保できるような設計にしたりすることで、
患者さんの心理的負担を軽減し、「みんなが座って待てる空間」につながります。




"居場所"をつくる空間



フリーポート


image_solution0_1.png"フリーポート"とは、3人掛けと4人掛けのように、シート数の違うロビーチェアーを組み合わせて、座席の列に作った"くぼみ"のことです。


このスペースがあれば、車イスの方やベビーカーを押す方が「通路をふさいでしまうのでは」と気を遣うことなく、落ち着いて待っていただくことができます。



プライバシー配慮



image_solution0_2.png隣の人との距離の近さや目線が気になって落ち着かない、という声もよく聞きます。
好きな方向を向いて腰掛けられるサイドラウンド型のロビーチェアーや、一人掛けチェアーを活用すれば、そうしたお困りごとを解決することができます。



各科で配慮すべきロビーチェアー選びのポイント



内科




● 一人ひとりのスペースがしっかりと確保できる。
● 多くの人が効率よく座れる。

image_solution1_1_2.png




整形外科




● 松葉杖などを使用していても立ち座りがしやすい。
● 車イス利用者のスペースが確保できる。

image_solution1_2_2.png




産科




● 体調に合わせて様々な姿勢が取れる。
● プライバシーが確保できる。

image_solution1_3.png




小児科




● 保護者と並んで座ることができる。
● 子どもでも立ち座りしやすい。

image_solution1_4.png


備えの周知を促進する防災用品の「分散配置」とは

浅田レディースクリニック