2020.6.15

Work Transformation
転換期における新しい働きかたとオフィスのコンセプト

Work Transformation転換期における新しい働きかたとオフィスのコンセプト Work Transformation転換期における新しい働きかたとオフィスのコンセプト

 新型コロナウイルス(COVID-19)の影響により、私たちの生活は様変わりし、働き方にも大きな影響を与えています。緊急事態宣言や行動規制により、外出・出社の制限、事業所の封鎖、営業時間の短縮、時差通勤、など従来の常識にはない働きかたを迫られました。
 一方、リアルなオフィスからオンラインへとワークプレイスは拡張され、在宅ワーク(WFH ?Work From Home)、ペーパーレス、WEB会議、チャット、電子決済など、新しい仕事の仕方に向き合う中で、企業や個人は、新たな可能性や気づきを感じ始めています。
これまでの社会通念が強制的にアップデートされたことで、今、多くの企業・組織がニューノーマルとも言われる新しい時代の働きかたのありかたを模索しています。先行きが不透明で、不確実性が高まる中、柔軟性があり変化に対応できるレジリエントなワークプレイスへの進化が求められています。
 私たちは、短期的なオフィス運用回復と、中長期的な成長シナリオを描くという2つの観点からオフィス戦略を考えた「Work Transformation~転換期における新しい働きかたとオフィスのコンセプト」をブックにまとめました。その中から一部をご紹介します。

オフィスの感染拡大防止の
5つの基本方針

<短期的施策>

 社員と事業の安全を第一に感染拡大の防止策を取りながら、オフィス運用の回復を図るという視点から、オフィスの5つの基本指針を定めています。

  1. 距離
    ワークポイントの距離は2m以上を目安に確保する。
  2. 密度
    ひとり当たりのワークスペースをできるだけ広く設定する。個室は人数を最小限にする。
  3. 換気・消毒
    換気量の確保や窓の解放、空気清浄により新鮮な空気を保つ。消毒による衛生環境を確保する。
  4. 非接触・遮断
    共用エリアの利用、共用物などをできるだけ非接触に。あるいは仕切り等で遮断する。
  5. 動線
    十分な通路幅を確保する。複数の動線を選択できる配置とし、オフィス内の通行ルールを設定する。

それぞれの具体的な手法については、コンセプトブックでご紹介しています。

新しい働き方を推進するための
5つのテーマ

<中長期的施策>

 自然災害や感染症などその他の予期せぬリスクが再発生しても、平時同様に生産性を落とさずに働ける環境を整えることが求められています。また今回、パンデミックとそれに伴う緊急事態宣言を受けた働き方を経て、企業や個人が新たな可能性や気づきを得ています。それらを踏まえたうえで、中長期的な成長シナリオの元、社員の成長や変化に強くイノベーティブな組織を実現するための5つのテーマを考察しました。

  1. 運用・しくみ
    危機や変化に対して、柔軟に対応できる方針と運用ガイドラインを策定する。
  2. 空間・場
    従来のオフィスの組み立て方に、新たに6つの視点を加え、行動変容に対応したオフィスづくりを行なう。
  3. ファニチャー・ツール
    オフィスに求められる高機能・専門性への特化と、デジタルワークへのサポートを行なう。
  4. テクノロジー
    距離や時間を超えて人や情報をつなぎ、オンラインとオフラインを融合したワークスタイルを加速させる。
  5. リモートワーク
    健康やモチベーションを維持し、ワークとライフのバランスがとれた自律的な働き方を実践する。

それぞれの具体的なアイデアについては、コンセプトブックでご紹介しています。

 今後、企業には予測のできない緊急事態に遭遇した際にも、柔軟に変化に対応できる働き方とオフィスに転換することが求められています。コクヨは、感染拡大防止対策に加えて、デジタルワークやセンターオフィスの付加価値を調合し、企業やワーカーの持続的な成長を、働く場のあり方からお手伝いさせて頂きたいと考えています。ぜひコンセプトブックをご一読いただき、これからのオフィスづくりご検討にお役立てください。