HOME > オフィスづくりに役立つコラム > 働き方用語辞典「デトックス消費」

デトックス消費
心身の疲れをリセットするための消費活動
「デトックス消費」とは、心身の疲れを癒すための消費活動のことを言います。現代社会でデジタル機器が不可欠になったことで生じるストレスから解放されることを目的とし、他人の評価を気にせず、自分自身の心身の健康を優先するライフスタイルを好むZ世代を中心に広がりを見せています。
■デトックス消費が生まれた背景
幼少期からインターネットに慣れ親しんだデジタルネイティブ世代が、日々のデジタル機器の使用において、SNSでのつながりや情報過多に疲れを感じるようになったことから、心身のリフレッシュを求める消費へシフトするようになりました。また、コロナ禍での人とのコミュニケーション不足の影響から、現在の対面での不特定多数との交流にストレスを感じ、少人数のコミュニティを重視する傾向にあります。
■デトックス消費の具体例
・デジタル機器やSNSの利用を控えるデジタルデトックス
・ハイキングやキャンプ、森林浴など、自然でのアクティビティ
・サウナや銭湯でリラックス
・クラブで楽しく遊んで気分転換
・ダイナミックな没入感のある体験
・ヴィンテージ雑貨店や蚤の市でゆったりお買い物
・音楽や映画の鑑賞
・ヨガやピラティスなどの運動
・より狭く深いコミュニティーのSNSへ移行
パソコンやスマートフォンなどのデジタル機器は、現代社会において必要不可欠な存在です。今後、マーケティング戦略を打ち出す際には、ほっこり心温まる投稿や、前向きな要素を好むポジティブブーストを取り入れると、心身の緊張がほぐれZ世代の心を掴むことができるでしょう。

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