BACKGROUND
椿山荘の中にあるチャペル”VENT VERT”のリニューアル。現状のチャペルの外観が中世ヨーロッパの古城のような重厚な石造りであることから、「挙式する新郎新婦が古城にゲストを招いて挙式を行う」というイメージで空間をデザインした。
CONCEPT
椿山荘で挙式を挙げることの意味を徹底的に考え、「ストーリー性を持たせた空間」を提案。様々なストーリーを考えた演出を随所にちりばめた空間を創り上げた。
APPROACH
57年の歴史を持つ椿山荘では、この先も何千組ものカップルが挙式を行うはず。そのカップル達の「歴史を刻む場」=「夫婦の原点として挙式後も立ち寄ることができる施設を目指した。また、これらのストーリーに相応しい場として、チャペルのベンチのディティールを始め、バージンロードの幅、シャンデリア、廊下に飾られているアートワークまで徹底的にこだわり、アンティークの雰囲気は残しつつ、現代的な要素を散りばめたデザインを心がけた。