メルカリの1年半限定のテンポラリーオフィス。居抜きの空間に対して最小限の改修でメルカリらしいオフィスを作ることが求められた。スクラップアンドビルドではない方法で、組織の成長にスピーディーにサステナブルに対応するオフィス。
コンセプトは「半壁(はんぺき)」。テンポラリーであることを逆手にとり、オフィス全体をハッカブルで巨大な実験の場と捉え、多種多様なスペースを高密度に集積させた。
「半壁」の文字通り、上半分は骨組みをむき出しにした壁で空間を細かく分節。様々なスタイルが独立しながらも相互に影響を与える実験のプラットフォームとした。半壁の骨組み部分は、ベニヤ板・プラスチック・金網・ホワイトボードなどをアタッチメントすることで、機能や互いの距離感を編集できる余白としている。半壁が空間全体を横断することで実験オフィスであることを記号的に示しながら機能性を高めることを意図した。