KOKUYO DESIGN WORKS空間事例

o-i STUDIO

創作の原体験を呼び覚ます街の図工室

o-i STUDIO

創作の原体験を呼び覚ます街の図工室

BACKGROUND

三菱鉛筆は、創業150年にあたる2036年に向けて、「世界一の表現革新カンパニー」になることを長期ビジョンとして策定。本社がある東京・大井町に、地域住民とクリエイター、そして社員の接点をつくるためのスタジオが誕生した。文房具やアート、書籍などを通して「表現」に出会い、触れることができる。

CONCEPT

展示台や本棚には実際の鉛筆を使用している。約9300本の鉛筆、大きな紙のような弧を描く天井、三菱鉛筆を象徴する光沢のある えび茶色 が空間のキーエレメントである。スタジオ内には柔らかな木の香りが漂い、懐かしい創作の原体験を想起させる。

APPROACH

スタジオは子供から大人まで、誰でも楽しめる空間としてデザインを工夫している。創作に没頭しながら、直感的に書く・描くを愉しめるように、学校の図工室のような雰囲気を目指した。大きな紙のような弧を描く天井は、伸びやかでクリエイティブなアクティビティを創発させる。

PROJECT DATA

所在地：
東京都品川区
竣工：
2024.04
規模：
107.8㎡
施主：
三菱鉛筆
設計：
コクヨ 髙橋絵里 花田陽一 小副川玲奈
協力：
設備設計 コクヨ 石井宏侑

グラフィック コクヨ 佐々木拓 鳳崎優和

施工：
コクヨ
撮影：

小川真輝

AWARDS

日本空間デザイン賞 銀賞
iF DESIGN AWARD Winner
Dezeen Awards Longlist

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