ファシリテーター
ふぁしりてーたー
参加者の出席や発言を促したり、議論の目的を明確にして共有したりするなど、会議をより良いものへと導く進行役のこと。
解説
色々なメンバーと協業して仕事を進めるスタイルになった昨今では、「会議」の役割や意義はより大きくなり重要視する企業が増えています。その一方で、実態として会議に対する悩みを抱えている企業も多いようです。
2012年に株式会社NTTデータ経営研究所が実施した「会議の革新とワークスタイル」に関する調査によると、「無駄な会議などが多い」「会議などの時間が長い」が問題・課題の上位に挙がっています。
会議をより良いものにするためには、会議スタイルに合った空間を選択すること、社内で共通ルールが定着していることなどいくつか要因が考えられますが、要因のひとつとして、会議を円滑に進行できるファシリテーターの存在が欠かせません。
ファシリテーターとも呼ばれる進行役の役割は次の3つ。
つまり、会議の「発言」と「時間」と「空気」を管理するのがファシリテーターの役割です。
意見が出ない、終わりが見えない、険悪ムードといった会議は、ファシリテーターがこの3つのポイントを明確に意識するだけで、効率的な会議へと劇的に変化します。
コクヨでは、企業の戦略にあわせた働き方と空間デザインを50年以上に渡りトータルにサポートしてきた実績を活かし、現場で必ず役立つビジネスの必須スキルを提供しています。ファシリテーションもそのひとつ。スキルパークのサイトでは、会議ファシリテーションに関するコラムも公開中です。