「結論は先か後か」、それが問題です!

ロジカルシンキング9:結論のタイミングが聞き手の納得感を左右

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ビジネスシーンでは
「結論は先に!」を意識しよう

仕事の会話で「結論」と「理由」を述べるとき、あなたは次のどちらを選びますか?

① 「山本さんを採用します。なぜなら、彼は優秀だからです」
② 「山本さんは優秀だから(なので)、彼を採用します」

➀は結論を先に言い、理由を「なぜなら」でつないだもの。一方、②は理由を先にいい、「だから(なので)」でつないだ後に結論を述べています。
一般的に、日本人は②の話し方を自然に感じます。なぜなら、日本語は理由を先に言ってから結論を最後に言う文章構造が自然な話し方なのです。つまり、意識して結論を先に持ってこないと、「結論を先に言え!」と上司に言われてしまうわけです(加えて、日本には「起承転結」という文章構成があるため、結論は最後というのが良いという風潮があります)。

では、実際にはどちらがいいのでしょうか。結論は先か後か。
基本的にはやはり「結論が先」。もちろん結論の前に論点をしっかり伝える必要はありますが、「論点→結論→理由」の順で話すと、聞き手は理解しやすくなります。次の例を見てみましょう。

【結論が先の場合】
(論点)「明日の会議での提案、社長が欠席という状況でどうするかですが」
(結論)「来週の定例会議に、提案を延期しようと思います」
(理由1)「なぜなら、社長は提案に賛成ですが、ほかの役員は乗り気ではないのです」
(理由2)「社長が参加される会議は、来週の定例会議が最短になります」
(理由3)「提案が承認されても実施は来年なので、時間的な余裕もあります」

【結論が後の場合】
(論点)「明日の会議での提案、社長が欠席という状況でどうするかですが」
(理由1)「社長は提案に賛成ですが、ほかの役員は乗り気ではないのです」
(理由2)「社長が参加される会議は、来週の定例会議が最短になります」
(理由3)「提案が承認されても実施は来年なので、時間的な余裕もあります」
(結論)「なので、来週の定例会議に提案を延期しようと思います」

結論が後の場合、明日の会議での提案をどうするのか最後までわかりません。そのため聞き手は途中で焦れてしまい、「で、結局どうするの?」と言われることに...。
「結論は先にもってくること」、これが聞き手を疲れさせないコツです。




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2019.07.03
作成/コクヨ

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