「なるほど!」と思わせる結論のまとめ方

ロジカルシンキング7:論点を見極め、自分の考えを整理する

2019.04.04
 

"最も言いたいこと"を基準に
結論をまとめよう

上司に「結論は何なの?」と聞かれ、答えに詰まっている人をよく見かけます。
結論とは論点の答えであり、基本的には「○○は△△である」という断定文となります。
また、「結論を言え」と言われると「正しいことを言わなければ」と思うかもしれませんが、結論とは、あくまで自分の考え(つまり主張)です。例えば「我が社は働き方改革を積極的に取り組むべきか」という論点に対し、次の2つの結論が述べられたとします。

(A)「先進的な企業イメージをPRするためにも、取り組むべきだと思います」
(B)「今は業績回復の施策を優先すべき状況なので、まだ早いと思います」

(A)と(B)は真逆の結論ですが、どちらか正しいのかは、なんとも言えません。つまり、結論は「正しい答えは何か」ではなく、「自分が最も言いたいことは何か」を基準にまとめることがポイントとなります。

言いたいことがまとまらないなら
結論と理由に分類しよう

論点に対し、言いたいことがたくさんあって結論がまとまらない...。そんな人も多いでしょう。その場合、まずは「自分が最も言いたいことは何か」を考え、結論に据えてください。次に、残りの言いたいことを、「理由」としてどう積み上げれば、結論を支えるブロックになるかどうかを考えましょう。

例えば、「なぜ景気が悪くなっても、残業が増え続けているのか」という論点に対して、言いたいことが4つあるとします。

●提案しても、なかなか仕事が取れない
●受注するには、他社より優れた提案が必要
●提案を準備する時間が増えている
●提案を改善するには時間がかかる

まずは「最も言いたいこと=結論」を決め、次にその結論を支える理由として、ほかの言いたいことを組み立てていくと話がわかりやすくなります。

(論点)「なぜ景気が悪くなっても、残業が増え続けているのかですが」
(結論)「提案を準備する時間が増えているからです」
 ↓
(理由1)「提案しても、なかなか仕事が取れない状況があります」
(理由2)「受注するために他社より優れた提案をしようとしています」
(理由3)「結果、提案を改善するには時間がかかるのです」

このように、いろいろ言いたいことがあるなかで、どのような順番に並べれば伝わる話になるのかなと考えてみましょう。
また、常に論点と結論をセットで考えるよう心がけると、聞き手にとってわかりやすい話ができるはずです。




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作成/コクヨ

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