「それでホント大丈夫?」と言われないために

ロジカルシンキング5:結論は相手が聞きたい理由で支える

自分が言いたい理由は
相手が聞きたい理由とは限らない

ある家電メーカーの若手社員が、新商品に使う液晶パネルの外部調達について上司に報告しました。

「(結論)A社の液晶パネルが良いと考えています」
「(理由1)液晶画面はダントツにキレイです」
「(理由2)耐久テストの結果を見ても他社より優れています」
「(理由3)消費電力もわが社の要求を満たしています」

開発者である若手社員は自分のアタマにあること、つまり商品の性能面ばかりを並べて「A社の液晶パネルを使いたい」と、結論づけようとしています。でも上司はどう考えるでしょうか?

「性能面が良いのはわかるけど、ほかの条件などは大丈夫なのかい?」

上司は新商品の発売を実現するために、コストや納期なども気にしているので、この若手社員の報告だけでは不十分です。こんなことにならないためのスキルが前回の『あなたの話、ヌケてます! モレてます!』で説明した、「ミーシー」、つまり「ダブリ」も「ヌケモレ」もない状態で考えるという概念です。

「(結論)A社の液晶パネルが良いと考えています」 「(理由1)液晶の性能は、画面・耐久性・消費電力などで優れています」
「(理由2)仕入価格はわれわれの提示した価格で対応してくれます」
「(理由3)納期については発注後3日で届けてくれるので大丈夫です」
「(理由4)会社の信頼性と工場・財務状況も確認し、OKです」

ミーシーの概念を使って、このように相手が納得する「ダブリ」「ヌケモレ」のない理由を考えることが大切です。




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2019.01.30
作成/コクヨ

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