コクヨファニチャー株式会社
コクヨの教育空間

Study研究者の視点で製品機能を検証する

ラーニングコモンズ・オフィスラウンジ向けテーブル
[リージョン]

×千葉工業大学 橋本都子研究室

リージョンは、大学のラーニングコモンズやオフィスのラウンジに適切なテーブルです。それらの空間では、適度な集中と緩やかに周囲と繋がる環境が求められています。
リージョンは、製品特長である「高さ」と「奥行き」により、一つの製品でコミュニケーションと集中の2つのシーンを生み出します。これらの効果を、検証しました。

実験概要

実験参加者はテーブルの高さや奥行きがそれぞれ異なる家具セッティング(詳細後述)に着座。
その後、実験者によりアンケート(相手の存在、会話の距離、印象評価)とヒアリングを実施。
統計分析を行うことにより、体験してもらった複数家具セッティングは特定の項目において有意差が見られることを確認しました。

実験の様子

実験1:高さとコミュニケーション・集中の関係性

  • セッティングA:
    ミドルテーブル(従来)を用いたセッティング

    実験者 実験参加者
  • セッティングB:
    ミドルテーブルとミドルハイテーブルを用いたセッティング

  • セッティングC:
    ミドルテーブルとハイテーブルを用いたセッティング

    ※奥行きは3セッティング共通

高さ(TH)720mmのテーブルに対して、組合わせるテーブルの高さを3段階にセッティング。各セッティングに対し、ノートPCを使用した文章入力のタスクと会話を計3分ずつ行い、その後アンケートとヒアリングを実施しました。(N=30)

統計・分析結果

(1)
TH900を用いた高さ違いの組合わせが、
コミュニケーションのしやすさをサポートします
  • 「会話の距離がほどよい」と答えた人の割合

    同じ高さのテーブルに比べ、高さ違いのテーブルを組合わせることで、
    「会話の距離がほどよい」と答える人が増加。

その他、「くつろげる」(10%(TH720)、53%(TH900)、40%(TH1000))、「落ち着く」(17%(TH720)、43%(TH900)、33%(TH1000))、「快適である」(20%(TH720)、50%(TH900)、37%(TH1000))、「ゆったりとした」(7%(TH720)、37%(TH900)、33%(TH1000))が確認されました。

(2)
テーブルの高さの差が集中をサポートします
  • 「集中できる」と答えた人の割合

    同じ高さのテーブルに比べ、
    高さの差が大きくなるほど「集中できる」と答える人が増加。

その他、「プライバシーが守られている」(7%(TH720)、67%(TH900)、73%(TH1000))、「自分の領域がある」(13%(TH720)、73%(TH900)、83%(TH1000))が確認されました。

実験2:奥行きと集中の関係性

  • 実験参加者

    セッティングA:従来のソファーセッティング

奥行きが異なる4つのテーブルを用い、紙と鉛筆を用いた2分間の個人タスクの後、1分間の会話を行ってもらいました。その後アンケートとヒアリングを実施しました。(N=12)

統計・分析結果

奥行き1400~1600mmの間に会話の距離に関するしきい値が存在します
奥行き1600mm以上が自学習・ソロワークの集中をサポートします。

まとめ

①TH720とTH900の組合わせがコミュニケーションのしやすさをサポートします

②テーブルの高さの差が集中をサポートします

③奥行き1600mm以上が集中しやすい環境をつくります

高さ 奥行き
コミュニケーション TH720mmとTH900mmの組合わせがよい D1400mmとD1600mmの間にしきい値
自学習 TH720mmとTH1000mmの組合わせがよい D1600mm以上がよい

研究者プロフィール

橋本 都子Kuniko Hashimoto

千葉工業大学 創造工学部 デザイン科学科 教授
博士(学術)

1990東京都立大学建築学科卒業、1996日本女子大学大学院人間生活学研究科生活環境学専攻博士課程後期学位取得修了。1996日本女子大学家政学部住居学科助手、2000年千葉工業大学工学部工業デザイン学科助教授を経て、現在千葉工業大学創造工学部デザイン科学科教授。研究分野は空間・インテリア計画、環境心理学。

おすすめシーン

  • コミュニケーション
  • 自学習・ソロワーク

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