第1回 ネクスファ様 (学童・学習塾)
学校でも家でもない「第3の居場所・学び舎」
今回はCampusBLOCKモニター募集にご応募いただいた、千葉県柏市にある、ネクスファさんにお伺いしてきました。ネクスファは学校でも家でもない「第3の居場所・学び舎」をコンセプトにした、学童と学習塾の要素をあわせ持った施設です。
放課後になると授業を終えた子どもたちが、続々とネクスファにやってきます。笑顔で「ただいま~」と入ってくる子どもたちと「おかえり~」と出迎えるスタッフの笑顔がとても印象的で、まさに子どもたちにとっての「第3の居場所・学び舎」そのものでした。
ネクスファでは「サス学(※)」という特長的な授業を行っており、今回は低学年向け「ミニサス学」の様子を見学させてもらいました。
授業は先生からのプレゼンテーションで始まります。動画や写真、絵本を使ったプレゼンテーションに子どもたちは興味深々です。
(※)「サス学」とは、社会でおきていることをジブンゴトとしてとらえ、サステナブル(持続可能)な未来をつくるための知恵や価値観をはぐくむということをテーマにした学び。
先生のプレゼンテーションに対して、子どもたちがたくさんの「なぜ?なに?」を先生に投げかけます。子どもたちは、ビックリするくらい積極的でとにかく楽しんで授業に取り組んでいる姿が印象的でした。
最後に自分の意見や疑問を書いた付箋をホワイトボードにはって、先生や教室の友達にシェア。大人も気づかされるような柔軟で多様な意見でホワイトボードは埋め尽くされていました。
授業後の後片付けやレイアウト変更も子どもたちが行います。
最後に今回モニター応募をしていただいた副代表の辻義和さんにCampusBLOCKの使い心地についてお話を伺いました。
Q.実際にCampusBLOCKを使ってみていただいていかがでしたか?
A.「サス学」ではグループワークや個人ワーク、みんなで集まっての議論など、教室をフレキシブルに使う必要があるのですが、以前使っていた長机では、レイアウト変更がしづらかったり、個別の集中ができづらいという課題がありました。その点CampusBLOCKは体格の小さな子どもたちでも自由にレイアウト変更ができますし、個人ワークにもグループワークにも適しているので、「サス学」との相性はとても良いですね。」
Q.今後CampusBLOCKをどのように使ってみたいですか?
A.3色ある色をワークショップのネタや授業の運営に活かしてみたいですね。あとネクスファは学童も運営しているので、授業だけではなく、生活の部分でも有効に使えるのではないかと考えています。
【取材先】
一般社団法人サスティナビリティ・エンパワーメント
ネクスファ
柏市明原3-4-16
℡:04-7105-2948

- 2016.02.01
- 多様な学びをシームレスにつなぐラーニングコモンズ ~「千葉大学附属図書館」事例レポート~