2020.7.20[ オフィス運用 ]

【新型コロナウイルス感染拡大防止策】
オフィス内で適切な距離を保つには?

#Covid-19対策

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【新型コロナウイルス感染拡大防止策】オフィス内で適切な距離を保つには? 【新型コロナウイルス感染拡大防止策】オフィス内で適切な距離を保つには?

新型コロナウイルス感染症の拡大防止策として、見聞きする機会が増えた「ソーシャルディスタンス(社会的距離)」という言葉。 厚生労働省は、人と人との間隔を2m以上(最低でも1m)開けることを推奨しています。これをオフィス内で運用するためには、どのような工夫が必要でしょうか。以下の3つにポイントをまとめました。

POINT 1
運用の工夫と組み合わせで、ワーカー同士の距離を確保する

 まずはワーカー同士の距離を確保するため、たとえば出社率を50%以下に設定するなど、オフィス内の在館人数を制限します。そのうえで、固定席運用の場合は、可動式デスクなら席を間引いてランダムに着座し、フリーアドレス運用の場合はグループアドレス運用(推奨)で、トレーサビリティを確保しておくといいでしょう。また、固定デスクで出社率も下げづらいなどの場合は、席の間にデスクトップパネルを設置することをオススメします。

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POINT 2
デスク同士に一定の距離を保ち、フィジカルディスタンスを確保する

 従来のスペース効率を重視したデスク配置ではなく、これからは距離の確保が重視されます。着座した状態で一定距離を保てるよう、デスク同士の間隔を2.0m以上開け、さらに、一定距離を保ちながら通行できるよう、通路の幅は1.6~1.8m確保するといいでしょう。
※数値はいずれも推奨です。

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POINT 3
ワーカーへの啓発のため、フィジカルディスタンスの確保を促すサインを設置する

 距離の確保を言葉でアナウンスしていても、日々の業務に追われていると、ワーカーの意識も薄れてしまうもの。コピーコーナーのようなマグネットスペースには、どうしても人が集まりがちです。その場合は、直感的に訴えかけるサインを導入してみてはいかがでしょうか。来客エリアにも設置し、クライアントとも一定の距離を保てるようにしましょう。

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なお、「ソーシャルディスタンスの確保」は感染症対策の一つに過ぎず、感染を確実に予防できるわけではありませんので、他の対策も同時に講じる必要があります。

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