
「人生100年時代」というキーワードはリンダ・グラットンとアンドリュー・スコットの共著『ライフ・シフト 100年時代の人生戦略』(東洋経済新報社)の刊行により、日本社会に急速に浸透したが、出版から4年を経た今「withコロナ時代だからこそ、ライフ・シフトの視点であらためて生き方を考えるとき」と語るのは、ライフシフト・ジャパン株式会社・代表取締役CEOの大野誠一氏。ライフ・シフトとはどのようなものなのかお聞きした。
コロナ禍をきっかけにテレワークが普及し、社内コミュニケーションのあり方も短期間で急激に変化した。離れて働くことが多いからこそ、管理職やチームのリーダーは、組織全体の生産性が高まるよう留意する必要がある。その生産性向上のベースになるといわれるのが、近年ビジネスシーンでよく聞かれる「心理的安全性」というキーワードだ。今だからこそ求められる心理的安全性の重要性について、コクヨ株式会社ワークスタイルイノベーション部コンサルタントの立花保昭が解説する。
コロナ禍によりはからずもリモートワークが急速に浸透したが、在宅勤務により『睡眠不足が改善された』『ストレスが軽減された』というポジティブな声もあれば、孤独感や不安の増大、意欲の低下などの不調を訴える声も少なくない。こうした状況のなか、改めて注目されているのが、「健康経営」という考え方だ。企業・組織の健康経営や従業員のウェルビーイングに詳しい、武蔵大学経済学部 森永雄太教授に、健康経営とウェルビーイング経営の違いについてお聞きした。
新型コロナウィルス感染拡大以降、在宅ワーク中心の働き方による孤立やコミュニケーション不足から、マイナスの影響を受けたワーカーも少なくないだろう。WTTHコロナ時代に生産性高く仕事をするには、ワーカー一人ひとりのモチベーションがカギになる。メンバーのやる気を高めるためるコミュニケーションの工夫や、自分自身でモチベーションをアップさせる手法について、コクヨ株式会社でワークスタイルコンサルタントを務める小笠原純女氏にお聞きする。
オンラインならではのツールを活用して多彩なアイデアを引き出す
対面の会議では、大きなホワイトボードや模造紙、付箋を使って参加者のアイデアを引き出したり、まとめたりすることができますが、オンラインではこうしたツールが使えません。
ただ、最近のオンライン会議システムにはさまざまな機能が備わっていますし、ネット環境下で使える便利なツールもたくさんあるので、それらのツールを活用することで参加者のアイデアを引き出し、議論を活性化することができます。
2020年10月『"個"を活かすマネジメント改革2020~組織と人事のDXを知る1日~』と題したオンラインカンファレンスが開催されました。
コロナ禍をきっかけに働き方や組織のあり方が変わりつつある今、企業は人材マネジメントをどうとらえ、推進していくべきか。また、その際にテクノロジーをどのように活用すればよいのか。組織開発や人材育成に詳しいスピーカーが登壇したセミナーの模様を抜粋してレポートしました。
これからのオフィスに必要な機能とは?
新型コロナウイルスに伴う緊急事態宣言解除後も在宅勤務を行う人は一定数おり、在宅勤務は働き方の一潮流となっている。このような時代に、オフィスはどのような機能を備えておくことが必要なのか。ウィズコロナの時代のオフィスについて、コクヨ株式会社ワークスタイルイノベーション部でコンサルタントを務める太田裕也氏にお聞きする。
オフィスは「明確な目的を持って行く場」へ
新型コロナウイルス感染症拡大をきっかけに半強制的な在宅勤務を経験し、「オフィスに出社しなくてもある程度は快適に働ける」と実感したワーカーは多い。緊急事態宣言解除から数か月後もテレワーク推奨の流れが続く中で、オフィスの価値はどこにあるのか。コクヨ株式会社ワークスタイルイノベーション部でワークスタイルコンサルタントを務める太田裕也氏に、今後のオフィスに求められる役割についてお聞きする。
新型コロナウイルス感染症の拡大をきっかけに、多くの働き手は半ば強制的に在宅勤務を経験することになった。労働環境が急激に変化する中で、働き方に対する意識も大きく変わりつつある。新型コロナウイルスをきっかけに起こった「ワーカーの意識変化」と、その変化から見えてくる新しい働き方の兆しについて、コクヨ株式会社ワークスタイル研究所の田中康寛が解説する



