働き方用語辞典

サードプレイスさーどぷれいす

家をファーストプレイス、会社のオフィスをセカンドプレイスとしたときに、それ以外の場所をサードプレイス(第3の場)と呼ぶ考え方のこと。

解説

最近は自宅やオフィス以外の働く場所として、サードプレイスが注目されています。例えばカフェやコワーキングスペースなど、ここ数年ノートパソコンひとつで様々な場所で仕事をするビジネスパーソンを見かけることが増えました。
主な利用パターンは2つ。ひとつは個人の作業スペースとして、もうひとつは打ち合わせスペースとしてのサードプレイスです。
一般的にミーティングは自社の会議室で行う場合か、相手の会社で行う場合がほとんど。毎回どちらかが客として相手を訪問し、もう片方がおもてなしをする形となり、対等な雰囲気が作りにくくなってしまいます。そんなときサードプレイスを活用し、どちらにも属さない中立的な場で打ち合わせをするケースがあります。
個人の作業の場としてのサードプレイスが注目される理由は、人によって集中できる場が異なるからこそ。100人いれば100通りの快適な空間があり、かといって会社がそれらすべてを用意することは到底できません。そのようなときすでに外部にある、個人それぞれが快適な空間を活用することは、働くうえでひとつの有効な手段と言えるでしょう。

その一方、オフィス内にサードプレイスのような空間を設けるケースも見られます。ほ乳瓶などで知られるピジョン株式会社には、子育て中の女性社員や、近隣で働く母親のために、リラックスして授乳・さく乳できるスペースがあります。家でも職場でもない「日常に寄り添う特別な場」として、心身ともにリフレッシュし、利用者同士の新しい交流が生まれるような空間づくりがなされています。従来の無機質なオフィスにはなかった、社員が快適に過ごせる空間を充実させることが、これからのオフィスではますます重要になってくるのではないでしょうか。

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