働き方用語辞典

チェンジ・マネジメント
ちぇんじ・まねじめんと

新しい制度の導入などによって組織内で起こるチェンジ(変化)を、マネジメント(管理・統制)する考え方のこと。

解説

働き方を変えるには、オフィスのレイアウトを変えたり、在宅勤務を取り入れたりするなど様々な方法があります。しかし、今まで慣れ親しんだやり方に固執する社員が多い場合、改革が思うように進まない、定着しないということはどの組織でも起こりうる問題です。そこで登場するのが、「変化はコントロールできる」という視点に立ち、抵抗や軋轢などのチェンジ(変化)をマネジメント(管理・統制)する考え方です。
オランダの電力会社エッセントでは、生産性の向上を主な目的として、時間と場所を自由に選択できる働き方を導入。従来の固定席をやめ、在宅勤務を推奨、出社する義務をなくしました。すると自分の上司・部下・同僚が目の前にいないことを前提に仕事をしなければならず、目の前の部下に業務を与えて管理する伝統的なマネジメントスタイルから脱却する必要がありました。そこでマネージャーの役割を、仕事の中身より仕事全体の大きな流れを注視し、全体の中で個々がしっかり機能しているかをチェックするスタイルに変えたのです。

変化に対し組織で何が起ころうとしているのかを見極め、理解すること。社員と共に経験を積み、学習すること。そこから継続的に改善すること。 これを根気よく繰り返すことによって、エッセントでは生産性が15%向上し、社員の病欠も20%削減、社員の満足度もアップしたそうです。

出典:WORKSHIGHT 07

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