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空間価値向上

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日清食品ホールディングス 株価連動型社員食堂「KABUTERIA」

■DSA2016入選 ■JCD2016Best100

日清食品ホールディングス株式会社
東京都新宿区新宿6-28-1
http://www.nissin.com/jp/

日清食品の原点であるガレージをイメージした空間。 壁面にグリーンやブリックタイルなど表情豊かな素材を組み合わせています。 さまざまなデザインのテーブル、チェアを配置。席の並べ方にもバリエーションを持たせています。 一段上がったグループエリアと、奥にある“BIG WIG”と名付けた個室の役員食堂。 ガラス張りの役員食堂は、ランチタイム以外は予約制の会議室として利用できます。 最も目に付くブッフェカウンターの中央に株価を表示するサイネージを設置しています。 サイネージは左からキーワード検索によるリアルタイムニュース/前月の株価・現在の株価/日経平均・TOPIX・食品業界平均/新商品情報を表示。今回の計画に合わせてシステムを製作しました。 各所のサインは日清食品のデザインチームが担当しました。 コーヒーカウンターサイン 一部手書きの手洗いサイン

日清食品ホールディングス株式会社様の東京本社社員食堂のリニューアル。日清食品らしい社員食堂の構築を目指し、"クリエイティブガレージ"という空間コンセプトと、"株価連動型社員食堂"というイベントコンセプトを設定しました。

日清食品の原点であるチキンラーメンは創業者・安藤百福が自宅裏庭の研究小屋(ガレージ)で発明し、世界の食文化を変えました。ガレージを意識した空間で創業の原点を見つめ直し、社員ひとりひとりが株価というひとつの社会評価に接することで自らの仕事と社会との繋がりを意識し、行動を促すという意図を込めています。

株価に連動するイベントとして、前月の月平均株価を当月の末日終値が上回れば"ご褒美デー"としてマグロ解体ショーなどの豪華メニューが振舞われ、下回れば"お目玉デー"として役員が配膳に立ち、昭和30年代の給食といった質素なメニューが提供されます。

空間全体を通して、デザインがどれだけ人の想いや行動に寄り添う事ができるかをテーマに計画しました。

コクヨは、企画、インテリア設計、サイネージシステム開発、施工、食堂運営に関わる全体のディレクションを行いました。

 

<物件概要>

お客様名:日清食品ホールディングス株式会社

事業内容:即席袋麺、スナック麺を主とするインスタント食品の製造および販売、その他食品事業

納入年月:2016/04

物件面積:322平方メートル

所属人数:167

提供内容:特注家具設計、家具納品

Review

Designer:青木 耕治[Koji Aoki]
Designer:青木 耕治[Koji Aoki]
デザインとはフォルムや機能を内包した「人の能動的行動や、想いに寄り添う事」だと考えています。
その点において、日清食品様らしいデザインで表現できたと思っています。
Designer:轟木 徳八 [Noriya Todoroki]
Designer:轟木 徳八 [Noriya Todoroki]
今回のプロジェクトは、全体のコンセプト制定、イベントの立案、食堂の運営、サイネージのシステム開発、食器等備品の選定など多岐にわたる分野をひとつの空間に集約するという大きな課題がありました。多くの打合せを重ね、丁寧に計画を進めた結果、一貫したコンセプトを実現できたのではないかと思います。
運用開始後も月毎のイベント等、社員の皆さんに楽しみつつ使っていただいており、新しいコミュニケーションの場としてクリエイティブな発想のきっかけとなればと思います。

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