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安藤百福発明記念館[カップヌードルミュージアム]/1Fミュージアムショップ

日清食品ホールディングス株式会社 財団法人安藤スポーツ・食文化振興財団

神奈川県横浜市中区新港2-3-4 http://www.cupnoodles-museum.jp/

エントランス:CUBEの持つグラフィカルな直線美で作られたミュージアムショップ。 ショップ内:インテリアは空間をグラフィカルに構成するためのガイドラインとなる。 ショップ内:CUBEを構成するラインのみが表れ、それ以外は存在を消すインテリアとなっている。 ショップ内:透明なアクリルに様々な景色が映りこみ、来客者を楽しませる。 ショップ内:積み上げられた箱が展示台となり、まるで美術品を鑑賞するかのごとく、買い物が楽しめる。 ショップ内:主役はあくまでグッズやブランドがこめられたロゴ。インテリアは多種多様なグッズが常にグラフィカルに彩られるためのガイドラインとしてデザイン。 外観:ミュージアムショップがひとつのショーケースとなり、外に対する広告塔となる。 ミュージアムグッズ:ミュージアムショップの素。全てのモジュールはグッズで作られている。箱も含めてお客様に持ち帰ってもらい、そのまま思い出となる。

 安藤百服記念館は来館者のクリエイティブマインドを育てることを目的とした企業型ミュージアムです。そのため、ミュージアムグッズも創造をテーマとして、思考を凝らした商品が並びます。そこで、驚き・発見・喜びを体感でき、思い出として持ち帰ってもらえるような、お客様が立ち寄る最後の"展示場"のようなミュージアムショップを作りたいと思いました。

 その "展示場"のテーマがCUBEです。施設の魅力をお客様に"プレゼント"として贈るような気持ちから、"贈り物"を "箱"=CUBEとしてなぞらえ、CUBEが持つ魅力を最大限に活かした、かつてないミュージアムショップが生まれました。
 一つは、プレゼントとしての箱。
 一つは、箱が持つグリッドの直線美によるグラフィカルな魅力から、ショップ自体が大きな広告となるように。
 一つは、箱を積み上げるとそれがインテリアになり、かつストックとなるように。
 一つは、積み上げた箱が展示台となり、まるで美術品を鑑賞するかのごとく、買い物が楽しめるように。
 ここでは、パッケージ、展示台、インテリア、など空間を構成する全てがCUBEでできており、その大きさの素はミュージアムグッズです。つまり、主役はグッズであり、ブランドがこめられたロゴ。インテリアはこれらが活き活きと、そして魅力的に空間を彩るためのグラフィカルなガイドラインなのです。

Review

Designer:佐藤 航[Wataru Sato]
Designer:佐藤 航[Wataru Sato]
 CUBEコンセプトの中で、主要なアイデアの1つに“箱売り”があります。それは、箱で仕入れ、箱を積み上げるとそのまま展示台となり、そして持ち帰ると思い出の箱として家庭の中で二次利用される。そして、それを見た友達が“何これ!”と興味を引き、次の施設の来客に繋がるという考え方です。そして、ブランドメッセージの込められた1つの箱を通して、生産者から家庭までが繋がります。
 この考え方を含め、今回は流通から販売そして場作りにおいて新たな試みがあり、実現に向け困難に直面する場面が多々ありました。そのため、空間だけでなく、VMD・パッケージなどのコミュニケーションデザイン、そして流通方法など幅広い工程に携わり、1つ1つお客様や運営パートナーと議論を重ねながら理想の形へと近づけました。
 CUBEという最もシンプルな形状に込められた様々な考えを通して、ミュージアムショップでの出来事が子供たちの思い出に残るものになればと願います。
Designer:野島 耕平[Kohei Nojima]
Designer:野島 耕平[Kohei Nojima]
 ミュージアムショップは、施設の展示やイベントを体験した後に最後に立ち寄る場所であり、また、家族・友達・親しい人にお土産を購入する場所です。思い出を持ち帰ったり、誰かに伝えたりするための特別な場所として、私たちは「贈り物=プレゼント」をテーマにしてこのショップをデザインしました。それは、結果的に空間だけではなく商品のパッケージや売り方も含んだ総合的な提案となりました。コンセプトを実際の運用に適用する際には、「どのようにしたら実現できるか」ということを話し合い、関係者がみな知恵を出し合うことで、思い描いていたショップが実現できたと思います。
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