相手のタイプに合わせて、話し方を変える

コミュニケーションのコツは、相手の指向をつかむことから

2017.01.24
 

あなたの上司はどのタイプ!?

「なんで、あの人はそんな考え方をするんだろう」。仕事をするうえでは、自分とは考え方や価値観が異なる人と接する機会が多々あるものです。そんなとき、私たちはつい「自分のスタンスは変えたくない」と頑なになってしまいがちですが、円滑なコミュニケーションのためには、相手に合わせて柔軟に対応を変化させる必要があります。

とはいえ、ただ相手の言い分に同調していてはゴマすりにすぎません。自分の軸をしっかりと維持したうえで、相手のタイプに合わせた対応ができればいいはずです。

まずは、相手のタイプを把握しましょう。考え方や価値観を理解するために、重要な2つの軸があります。
1つは、「リーダー(挑戦)指向」か「フォロワー(貢献)指向」かという軸、もう1つは、「左脳(論理)指向」か「右脳(感情)指向」かという軸です。

「リーダー指向」は、常に新しいことに挑戦する意識が高く、ビジョンを示して周りを巻き込みながら仕事を進めていくタイプです。一方、「フォロワー指向」は、現状の組織に貢献することに意識が高く、協調性があり、ルールを守ってコツコツと仕事をこなしていくタイプです。

続いて、「左脳指向」は、論理的に物事を考える意識が高く、数字に強く分析力があります。常に冷静沈着で話に説得力があり、自ら綿密な計画を立てて物事に取り組むタイプです。一方、「右脳指向」は、仕事に熱意を持って取り組む意識が高く、表情も豊かで人情派、周りの人の気持ちを汲むことが得意で、直感を信じて行動するタイプです。

「あの人には何が響くだろう?」をクセづける

この2つの軸からなるマトリックスを「人づきあいマトリックス」とし、軸に分割された4つの象限を、「右脳リーダー」「左脳リーダー」「右脳フォロワー」「左脳フォロワー」と名づけてみます。あなたの上司は、クライアントの担当者は、どのタイプでしょうか。

人づきあいマトリックス

実際のコミュニケーションの場では、相手のタイプを考慮して、相手が弱い部分を支援するように心がけましょう。例えば、「右脳リーダー」タイプは熱意を持って挑戦するタイプですが、数字や地道なことが苦手です。「左脳リーダー」タイプはロジカルで冷静に新しいことに取り組みますが、独善的になりがちで社内調整が苦手です。「右脳フォロワー」タイプは、人当たりがよくやさしいタイプですが、新しいことを考えるのが苦手です。「左脳フォロワー」タイプは分析力があり地道な作業は得意ですが、周りを巻き込んで仕事をすることが苦手です。

そういった相手のタイプを理解したうえで、何が相手に響くかを先読みしながら、自分の「軸」はブラさずに「アプローチ法」を変えてみる。これだけで、コミュニケーションはぐんとスムーズになります。
さらに、相手が苦手な部分のフォローを意識して行動すれば、相手にとって助かる存在になり、評価も上がるはずです。「自分とは違う」とレッテルを貼る前に、客観的視点で相手を分析してみることから始めましょう。

作成/コクヨ

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