伝わるプレゼンの上手な組み立て方

まずは「疑問」の投げかけから始める

2017.06.21
 

1分間を3分割してシナリオづくり

皆さんは、プレゼンテーションをするときに話の順番を決めているでしょうか?
話の順番というと「起承転結」が有名ですが、これはどちらかというと文芸向けで、ビジネスにはあまり向かないといわれています。結論が一番最後になってしまいますし、ビジネスの説明ではムリに転じた話を入れる必要がないからです。

内容によって話す順番は違うのではないかと思われるかもしれませんが、標準となるシナリオの順番を決めておけば、困ったときにその通りに話せばわかりやすいプレゼンをすることができるようになるのです。

特に1分ほどの短い時間で話す場合、順番を決めておけば迷わず自信を持った話し方ができるので、ぜひ覚えていただければと思います。

まず、1分間を3つのブロックに分けて考えます。3つのブロックとは、「疑問」「結論」「理由」です。そして、「疑問」に15秒、「結論」に10秒、「理由」に35秒を使う配分にします。

この順番にそって、話したいテーマの内容を流し込めばいいのです。

なぜ最初に「疑問」を投げかけるのか

皆さんも上司から、「結論を先に言え」と言われたことがあるかもしれませんが、プレゼンではまず「疑問」を投げかけることからはじめてほしいんです。
なぜならば、プレゼンにおいては、結論を言うより前に、相手の興味を引くことが大事だからです。

「あ、この話は自分に関係のある話だな。聴かなきゃいけないな」とまず思ってもらう。そうすることで、そのあとの話の説得力が増します。
プレゼンシナリオの順番は相手にどう思ってもらうかを計算にいれて考えるのです。

「疑問」→「なんだろう(興味)」
「結論」→「へぇ~(驚き)」
「理由」→「なるほど!(納得)」

このような構成になるように考えます。

具体例をあげてみましょう。

(疑問)「プレゼンは今後のビジネスに必須のスキルですが、どのように身につければいいでしょうか?」
→聞き手「うん、たしかに何か考えないといけないな」

(結論)「実は1分間プレゼンに集中して練習するのがいいんです」
→聞き手「へぇ~、そうなんだ」

(理由)「長いプレゼンを1回作るより、短いプレゼンを何度も作って練習する方が効率的ですし、短い時間で上手く話せる人は長いプレゼンも上手くできるものです。2人組で互いのプレゼンを何度もチェックし合えば自分の苦手な部分を意外と早く気がつけるものです」
→聞き手「なるほど!部下に試してもいいかな」

このように「疑問」→「結論」→「理由」の順番を意識したプレゼンのシナリオ作り、ぜひ挑戦してみてください。

作成/コクヨ

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