言いたいことを「捨てる力」を磨く

「何を言うか」より「何を言わないか」が大事

2016.12.28
 

聴き手が理解できる話の量はどのくらい?

皆さんが日々行っているプレゼンの持ち時間はどのくらいの長さでしょうか。 例えば、持ち時間が20分だったとします。その場合、いくつのメッセージを伝えようと考えるでしょうか。 「う~ん、いろいろあるけど10~20個くらいあるかなあ」と思うかもしれません。 ところが、プレゼンの聴き手は、こう考えています。

  • 話の結論は1つにしてほしい
  • そのための説明も多くて3つくらいに絞ってほしい

「いろいろ伝えたい」と意気込むプレゼンターと、「多くて3個」を期待する聴き手側。
プレゼンにおける最も大きな壁は、この「言いたいこと」と「聴きたいこと」の量のギャップだと言っても過言ではありません。

情報を圧縮して伝えよう

プレゼンにおいて一番重要なのは、言いたいことを絞り込むことです。情報を氾濫させたまま、ただダラダラとプレゼンを行っても、相手は理解できません。言いたいことがいろいろあったとしても、それを構造的に考え整理し、情報を圧縮して伝えることが重要です。

「そうは言っても、言いたいポイントはどれも大事なので、20分でも時間が足りないくらいだ」。そう思う人もいるかもしれません。

しかし、例えばテレビの1時間の長さの情報番組において、1つのコーナーは10分程度でしょう。その中で、かなりの情報が盛り込まれていますし、別に急いで説明しているなという印象も受けません。番組を作っている人は、数多くの取材の中から、何を伝えれば良いかを選び出すプロフェッショナルなわけです。
さすがに、そこまでは難しいとしても、プレゼンをする人も同じように「何を言って、何を言わないか」を整理する必要があります。聴き手の理解のキャパシティーは、それほど広くはありません。

言うべきことを拾い出す力より、言いたいことを捨てる力。これを磨くことが、プレゼン上達のキモだと言えるでしょう。

作成/コクヨ

新着記事

この記事の関連コラム

研修をご検討の方は是非ご相談ください!