コクヨの海外拠点開設・移転ソリューション
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インドネシアのオフィス情報(ビル・エリアなど)

インドネシアのオフィスならではの“発見情報”を紹介します。

読むのに必要な目安時間:5分

オフィスを構えるときに必要なことって何?

大体の流れ、実施時期は日本以外の海外では同じかもしれませんが、6ヶ月位前からオフィス物件を検討し始め、一ヶ月毎に契約、レイアウト検討、内装工事、什器搬入と続きます。インドネシアでは、このスケジュール通りに進める為には、きちんとした各関係業者を選択することがポイントだと思います。

行程表

実際、どのようなタイミングから何をスタートしたか?

インドネシアに限らず、海外進出の際に、オフィス拠点開設以外に、会社を設立する必要があります。法規制が変更になり、合弁をしようとしているパートナー企業と交渉が難航し、、、といった日本のオフィス新設・移転では発生しない事が起こり、1つ1つ時間がかかる為、思っている以上に時間を要します。コクヨのインドネシア進出時には約1年前から事業進出を検討し、具体的にオフィスの場所を検討したのは一般的に言われている6ヶ月前です。コクヨは、現地のパートナー企業のオフィスにて検討した為、時間的な余裕がありましたが、これから進出される場合、スケジュールに余裕を見て物件を検討される事をおすすめします。進出の規模、事業形態、合弁の状況等、企業の状況により勿論異なりますが、求める条件をしっかり満たした物件は、全体のほんの数%しかありません。インドネシア進出決定後、早めに物件探しを実施する事が大切です。

実際オフィスを決めるときにどうしたらいいの?

まず、現地のオフィス事情を一度視察される事をお勧めします。インターネットで大体のエリア環境、オフィスビルの概要を知ることが出来ると思いますが、実際にご自身の目で確認した上で、エリアの候補・オフィスビルの候補を特定した方が効率よく且つ、後々の様々な選択に役立つと思います。オフィスビル視察、エリア視察をご希望でしたら、コクヨインドネシアデスクで承りますので、下記よりお申し込み下さい。

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日本とオフィスを比較した時に違いは?

オフィスでのランチ オフィスでのランチ ムショラ(お祈り)の様子 ムショラ(お祈り)の様子

主に2点あり、共に文化の違いに基づくものです。1つ目はランチの様子が日本とは少し異なります。

スタッフの多くは、ランチを外の屋台で購入、または家から持参し、オフィス内で食ベます。その為、オフィス内に、ウォーターサーバーや簡易な水道がある、キャンティーン(社内飲食スペース)は重要なスペースです。ランチをするだけでなく、社員とのコミュニケーションの場としてとても重要な役割をしていると思います。ランチ以外の時間は、簡易な打合せをする場として利用。スペースは大きくないですが、インドネシアのオフィスには必要な場所です。また金曜は昼食時間が長いため、みんなで話題のレストランに行くこともあります。

もう1つインドネシアのオフィスに必要な場所があります。ムショラ(お祈り)をする場所です。インドネシアは、国民の9割がイスラム教徒。お祈りの場所は、インドネシアのオフィスビル自体、フロアごとに設備されている場合もありますが、ない場合は、オフィスの一角にお祈りをするスペースを設ける必要があります。オフィス拠点を開設に向け、オフィス視察の際にオフィスビルにはお祈りの場所があるのかないのか確認しておくのも大切ですね。

実際オフィス移転で苦労した事は?

インドネシアのオフィス拠点開設には、内装、引越しなど現地の職人の方に依頼する業務があります。日本では考えられないですが、職人がオフィスでタバコ、土足であがる、今までですごかったのはトイレを・・・そのような状況は日常茶飯事です。インドネシアでは、職人の方々に、一から“しないでほしいことマナー”を言葉ではなく絵を書いてトレーニングするように心がけています。また、日本では考えられないほど納期が遅延する事態も多く見られています。中には、4月に出来るはずだった案件が、12月になってもオフィスが完成していない案件も。図面が出てこない、図面どおりではないというトラブル自体、私達も経験しましたし、お客様からそのような状況を伺い、相談されることもあります。職人の教育には苦労していますが、今ではトレーニングをし、マナー良く対応できるよう心がけています。

気をつけたほうがいい事は?

インドネシアだけでなく、どこの国でも同じかもしれませんが、納期・品質には注意が必要です。納期は前述しましたが、言わば、遅れるのが普通という世界です。遅れる日数が、数日ではなく、数ヶ月、中には半年という事も聞きます。また、オフィス家具の品質も、肘が取れる、リクライニングがうまく出来ない等、安かったが結局壊れてしまい買い替えが必要という事もご相談を受けます。インドネシアでは、安く内装・オフィス家具選定をする事が可能です。ただ、オフィス拠点開設時、実施事項が多数ある中、スケジュール通りに物事を進めたい場合、長期的にご利用、修理の手間を避けるためには品質の良い現地業者との接点がとても重要です。

他にインドネシアで驚いた事は?

チップを運転手から受け取る様子 チップを運転手から受け取る様子 インドネシアの紙幣(見本)

新設ビルにオフィス家具を搬入させていただいた際に驚く事が1つありました。それは、エレベーターガールならぬ、エレベーターボーイです。雇われているかどうかはわかりませんが、ビルの搬入エレベーターに乗っており、その方の許可がないとエレベーターを利用できないのです。許可というより、チップ程度のお金ですね。新設ビルのエレベーターは各社、各オフィスフロアの搬入で混雑します。その為、チップを出さずしてスケジュール通りに搬入は厳しいのが現実。先日、私も納品の際に支払いました。日本にはありませんが、同じような事が起こる可能性がありますので、業者等に相場を聞きつつ臨機応変に対応する事をおすすめします。

実は、同じような事が生活にもありますね。
路上では、Uターンの時に誘導する代わりに、通行料・誘導料を取っている人がいます。インドネシアは地下鉄がなく、通勤時間の渋滞が日常茶飯事です。渋滞で、道を間違えたら、間に合うはずのミーティングにも間に合わない事もあります。なかなか1台で渋滞の中、Uターンをするのは至難の業ですが、誘導してくれる人が率先して車を誘導してくれます。その代わりエレベーターの例と同じく、チップ・通行料・誘導料を取られます。Uターンだけでなく、右折・左折でも同じ事がある為、料金は約500ルピア、日本円で5円くらいが普通なようです。

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