2011年(平成23年)ロビーチェアー「Madre」を発売

【ユーザー対話型ものづくり】
コクヨファニチャーのものづくりは、徹底的にユーザーに寄り添って、製品開発・デザインがなされています。その象徴的な製品が、マドレです。
マドレは、そもそも窓口向けのロビーチェアーとは?というところまで掘り下げて考え、出来る限りモノが持っていた障害を減らし、より多くの人が気遣いなく待つことができる空間を目ざしてデザインされています。
製品開発プロセスのなかで、窓口前を想定したユーザーの一連の動作を何度も何度も検証し、さらに、ユーザーと社内のメンバーが一体となって対話していくことから、多くのデザインの気づきを得ています。

【より多くの人が気遣いなく使える空間を目指して】
マドレの一番の特長は、サイドに背もたれと肘掛けのないラウンドシートです。これは脚が不自由な方のアクセスしやすさと座りやすさを追求した形状ですが、結果的にちょっと腰掛けたい方や、荷物を置きたい方、前後で座って待ちたい子ども連れの方にも使いやすい融通の利く形状になっています。
誰かを特別扱いするのではなく、より多くの人が気遣いなく、より自然な状態で待つことのできる空間を目指しているマドレのように、コクヨファニチャーはユーザーと寄り添ったものづくりを追求し続けています。

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