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"音"から考える快適なオフィス環境とは?

 「会議室の会話が室外に漏れる」「オープンオフィスで周囲の声や音が気になる」など、オフィスには「音」にまつわるさまざまな問題があります。
コクヨが2015年に実施した「オフィスの音環境」に関する調査によると、役員・部長クラスの8割が「応接・商談時に会話漏れを気にしている」という結果に対し、会話漏れ対策を会議室や応接室(天井まで壁で仕切られている部屋)で行っている職場は、なんと1割未満。会話漏れなどが気になっていても、対策をしていない企業がほとんどのようです。 

 

アンケート5.png 

 詳しいアンケート結果については   こちら

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コクヨでは、そんなオフィスの"音"のお悩みを解消する「サウンドソリューション」を提供。開発に携わった松?伸樹さん(コクヨエンジニアリング&テクノロジー株式会社ソリューション開発統括部)に、「サウンドソリューション」の仕組みや効果について話を聞きました。

 

 

具体的に、オフィスで起こる"音"の問題はどのようなものがありますか?

オフィスの"音"に関する問題は多種多様で、近年、次のような問題が増えてきました。


● オープンオフィスにしたことで周囲の会話が耳に入りやすくなり、業務に集中できなくなった。
● 耐震構造などによってビルの密閉度が高まり、静かなオフィスが増加し、壁で仕切られていても音漏れが気になるようになった。特に人事情報や財務情報などの機密情報が漏れることが気になる。
● テレビ会議システムの導入が増え、テレビ会議の音が聞きにくいという新たな課題が発生するようになった。


オフィスでは「気になる音を聞こえなくしたい」という要望と、「情報をキチンと聞きたい」という真逆の要望を同時に解消する必要があり、とても複雑です。加えて近年、個人や企業の情報漏えいに対する処分が厳しくなり、企業はセキュリティ対策が必須となっています。したがって、オフィスの音環境をととのえることは、業務の効率化や情報漏えいの防止につながり、企業にとって重要な経営課題のひとつとなってきました。

 

このような音対策はいつから始まったものですか?

アメリカでは40年ほど前から音環境の改善に取り組んでいます。
1970年代、アメリカのオフィスは個室やブース席が主流でしたが、「執務向上にはコミュニケーションが大切」という理由から、ドイツのオープンオフィスを取り入れ始めました。しかし、個室に慣れている社員にとって、オープンオフィスは周囲の会話が非常に気になり、業務に集中することができなくなりました。そこで、オフィス環境における音の研究が進み、音に関する様々なソリューションが導入されるようになったのが始まりです。
日本では、2006年からコクヨが音対策に取り組み始め、その当初から音対策の研究開発に取り組んでいます。

 

音環境をととのえるために必要なものは何ですか?

欧米では、次の「音対策のABC」によって音環境をととのえることが大切とされています。

 【音対策のABC】
A:Absorb(吸音)......... 音を吸収する素材を室内に用いることにより反響をなくし居心地を高め会話を聞きやすくします
B:Block(ブロック)......壁・間仕切りで音を遮断します
C:Cover(カバー)......... BGMやサウンドマスキングなど他の音によって音を隠します

 

ひとつの対策でも効果はありますが、複数の対策をすることによって、総合的な効果が上がります。
コクヨでは、「音対策のABC」すべてに該当する商品・ソリューションを販売しています。

例えば、A:吸音ではサウンドアブソーション(吸音パネル)があります。
既存の壁に設置可能なパネルで音の反響を軽減し、話しやすい環境をつくります。
吸音パネルがある時とない時では、下の写真のように音の反響度合いが異なります。

※赤色=音圧が高い部分、青色=音圧が低い部分を表現。吸音パネルがないと室内の音圧は高く、反響が大きい。一方、吸音パネルがあると音圧は低く、反響が抑えられているのがわかる。

        ■サウンドアブソーション(吸音パネル)

kyuon-panel.pngまた、C:カバーではサウンドマスキングがあります。
アメリカで考案された『サウンドマスキングの考え方』をコクヨが独自に日本流にアレンジしたシステムです。主に、音漏れが気になる会議室と、周囲の会話や物音が気になるオープンオフィスに導入されています。

〜サウンドマスキングとは〜
テレビを見ている最中に掃除機をかけられると、音声が聞き取りにくくなることがありませんか?このように、同時に聞いている他の音によって、元の音を感じにくくなる聴覚特性を「マスキング効果」と呼びます。これを応用したものが、コクヨの「サウンドマスキング」。天井裏や床下、パーテーションの内部、デスクの下などにスピーカーを設置し、空調の音に似た特殊音(マスキングサウンド)質室内に均一に流すことで、漏れてくる話し声や気になる物音を聞こえにくくします。

 ※NHKの『ためしてガッテン』や日本テレビの『ズームイン! SUPER』など10を超えるTV番組で紹介され、お客さまからの問い合わせが殺到しました。

 

サウンドアブソーション、サウンドマスキングを含め、コクヨのサウンドソリューションには以下の商品が揃っています。

     コクヨのサウンドソリューション

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オフィスの"音"に対する課題は企業によって異なり、その対策も上図のようにさまざまあります。さらに、個々のオフィスの状態や使われている素材によって音の反響や吸音などで音の強弱が変化します。そのため、各ソリューションを導入する際にはチューニングが必要となります。コクヨは、そのようなチューニング技術を備えているので、快適な音環境を総合的にプロデュースすることが可能。お客さまの音に関するお悩みをお聞きして、そのお客様にあったさまざまな対策をご提案いたします。

 

●○サウンドソリューション体感ミニセミナーのお知らせ●○

今回インタビューにこたえて頂いた松?伸樹さんより、コクヨが考える音対策についてのセミナーを開催致します。
コクヨのサウンドソリューションは言葉で説明するより、体感していただくのが一番。特に室内で音が反響する不快さは、反響がない状態を体験することで初めて実感できます。たとえ意識していなくても、音が反響する環境はストレスとなるため、改善する必要があります。
ぜひセミナーに足を運んでいただき、オフィスの音環境が、ととのう心地よさを体感してください。


お申込は⇒ こちら

 

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