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時代と日本のオフィス変遷振り返り

コクヨでは、これまでに数多くの企業・教育・医療機関様へ

オフィスの御提案をさせて頂きました。

 

御提案の際、いつも痛感するのは、100社には100通りの

はたらき方があり、そのワークスタイルを支える場であるオフィスも

100通りであるということです。

 

実は、かつての日本のオフィスでは、100社あっても、そのオフィスの

姿にはあまり大きな違いが見られない時代もありました。

 

その時代の社会動向に応じて企業戦略も変化し、はたらき方が変わり、

そしてオフィスも変わります。 

時代に応じたオフィス変遷を振り返ることで、『未来のオフィスづくり』の

お役に立てますと幸いです。

 

◆1960年代〜1970年代初期=高度成長期=

 

<社会動向>

1964年 東海道新幹線開通 東京オリンピック開催

1970年 大阪万国博覧会開催

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オリンピック景気、イザナギ景気、3C(カー、クーラー、カラーテレビ)ブーム

作れば作るほど売れる、"いけいけどんどん"大量生産の時代

  

<オフィス>

手作業による事務処理が中心。

ソロバン、タイプライターなど。

上から下への指示系統のもと、効率を上げ、多量にモノを生産することに適した

はたらき方が求められた。

オフィスはヒエラルキー組織の組織図をそのまま再現したような対向式や、

学校式レイアウトが主流。

スチール家具普及の時代で進駐軍グレーと呼ばれるやや緑みを帯びたグレーが浸透。

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ヒエラルキー組織をそのまま形にしたような学校式レイアウト

 

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 ◆1970年代中期〜1980年代前半=低成長期= 

<社会動向>

1973年 第1次オイルショック(高度成長期の終焉)

1975年 山陽新幹線 岡山〜博多間開通

1979年 第2次オイルショック

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スーパーが各地にでき、コンビニが出現するなど

個人生活の利便性が向上。

同年の総理府 国民生活に関する世論調査では、

物質的な豊かさにある程度満足したので、心の豊かさやゆとりのある

生活をすごすことに重きをおきたいとする回答が、"まだまだ物質的な面で生活

を豊にすることに重きをおきたい"を上回る。

 

<オフィス>

事務処理用のオフィスコンピューター、複写機、電卓の普及が進み

事務処理が大幅に効率化。

一方で、テクノストレスの問題などが浮上し、快適性による健康面への

配慮や心身ともにくつろぐ環境への課題が生まれる。

オフィスは島型対向式レイアウトが主流。

スチール家具はグレーだけでなくベージュが加わった。 

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◆1980年代後半〜1990年代初頭=バブル期=

<社会動向>

1985年 NTT JT民営化  プラザ合意(急激な円高) 通信自由化(法規制緩和)

1987年 JR民営化 男女雇用均等法施行

      安田火災(当時)が57億でゴッホ『ひまわり』購入

1989年 三菱地所がニューヨークのロックフェラーセンターを約2,200億円で買収

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不動産投機過熱により過度な経済拡大が起こる(バブル景気) 

数字のうえでは、東京23区の地価で アメリカ全土が購入できるほどに。

 

<オフィス>

ワープロ、PC端末機の普及でOA化が急速に加速。

急激な経済膨張により深刻な人手不足。オフィス人員増加も急加速。

深夜残業の常態化によるストレス増大や、OA化によるワークスタイルの変化に対応し、

オフィス環境の整備が求められる。

1987年 (社)ニューオフィス推進協議会(NOPA)設立 ニューオフィス化の指針

PCに対応するデスクレイアウト、人間工学を考慮したイス、業務に合わせた多様な

レイアウトスタイルが登場。

スチール家具の色は明るいアイボリー系に変化し、パネルやフロアカーペットの導入

など、インテリア意識が高まる。食堂やリフレッシュエリアの充実も見られた。 

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◆1990年代中期以降〜2000年代初頭=マイナス成長期=

<社会動向>

1991年 バブル崩壊 湾岸戦争 ソビエト連邦崩壊

1993年 NTTムーバサービス開始

1997年 京都議定書発効

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バブル崩壊により、日本経済は大きな転換期を迎える。失われた10年。

就職氷河期、中高年のリストラで失業率が上昇。終身雇用制の崩壊。

携帯電話 PHSが爆発的に普及。

 

<オフィス>

バブル崩壊によって、今までの企業戦略は根本的な見直しを迫られる。

『常に変革ありき』『変化し続けないと生き残れない』という時代へ。

企業は体質改善を求め、スペース効率向上や、組織変更への柔軟な

対応など、オフィスコストの削減を中心にオフィス見直しを徹底して図った。

一方、ネットワークPCが一般化し、携帯端末を使ったモバイルワークが出現。

省スペースを目的としたフリーアドレスや、家具を建築の一部と捉え、組織変更の際も机を

動かさないユニバーサルプランなど、企業によって多種多様なレイアウトを実施。 

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フリーアドレス                ユニバーサルプラン 

 

◆2000年代〜

<社会動向>

2000年 グリーン購入法制定

2001年 アメリカ同時多発テロ エンロン不正発覚、破綻

2003年 個人情報保護法成立

2005年 構造計算書偽装問題

2008年 リーマン・ブラザーズ破綻(リーマンショック)

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2002年〜2007年は、『格差景気』などと呼称される実感に乏しい好景気時期 

だがリーマンショック以降は企業業績低迷。

セキュリティや環境問題、各企業での経営の見える化(内部統制)

コンプライアンス、ダーバーシティ、ハラスメント、メンタルヘルスなど

企業が抱える課題が複雑化。

 

<オフィス>

企業は、低迷する業績を上昇させるという絶対命題に加え、一見して二律背反

するような、多種多様な課題の解決策を求められる。

オフィスは、経営資源として前向きに捉えられるようになり、企業戦略を見据えた目線で

省コスト、効率性、機能性、快適性、変革性、柔軟性のみならず、

多様性、安全性創造性を考慮し、企業文化を豊かにはぐくむ場として活用され始めている。

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※ごく簡単にオフィス変遷を振り返ってまいりました。

御社のオフィスづくりのお役に立てますと幸いです。

また勉強不足による認識違いなどもあろうかと思います ので、

お気づきのことがございましたら お気軽にお問い合わせくださいませ。

また、御社の課題などお聞かせいただけましたら、コクヨなりの解決策を検討し

御提案いたしますので、 営業、若しくは下記連絡先にお問い合わせ頂けますと幸いです。

 

<連絡先>

コクヨ株式会社 

e-mail:fn_info@kokuyo.com

 

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