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身近に感じる材料進化

 前回記事に引き続きカーボンファイバーの話を取り上げます。
すでにご紹介している通り、株式会社イシマルに在籍されているデザイナー鈴木清巳氏が
デザインしたカーボンファイバーチェアCHERCHE MIDIが発売になりました。私も実物を拝見
させていただきましたが材料の革新からデザインイノベーションを起こした好例ともいえる
見ても触れても驚きのあるイスだと感じました。
http://www.cherchemidi.info/

 

 個人的な話になりますが、CHERCHE MIDIの初めての発表があったころ、自宅用に
自転車が必要となり、普段の運動器具をかねて初めてロードバイクを購入しました。
選んだのはTREK社のエントリーモデル1.2です。車体の主材料はアルミで、フロント
フォークにカーボンファイバーが採用されています。もともとのTREK社が強みとする
アルミフレームから軽量化を実現するためカーボンを採用しておりフロントフォークを
カーボン化することで材料特性の弾性を生かし、負荷の多い手首への衝撃吸収を
考慮した設計になっているようです。
 

trek.jpg  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  カーボンファイバーについては数年前から知識としては知っていたものの、普段使う
日用品としては今回初めての所有物となり、カーボンファイバーがグッと身近なものに
なりました。正直言って、それまではカーボンへのイメージは価格も高く、加工性の低いもので
航空業界や車業界のみの流通が長く続くモノだと思い込んでいましたが、最近では手の届く
価格帯のものでも、様々な業界で普通に使われるようになってきていると感じます。
 なかでも、特に今回のロードバイクような「他材料とのハイブリット構造」や、ホイールなどでも
実績のある「カーボンスキン」での製品が増えてきているように感じます。

jyonetu.jpg  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 2012年02月26日に放送された情熱大陸【シーカヤック冒険家 八幡暁さん】のテレビ番組を
見ている際にもカーボンで出来たパドルやカヤック本体を目にし、ここでも使われているのか!
と驚きました。パドルや自転車ホイールでは表面にカーボンのスキン材があり、コア部分には
異材料が詰まっている構成です。 コア材料は高密度の樹脂材料であったり木材で
あったり様々ですが、カーボンの可能性を広げる製造技術だと感じています。
 カーボンといえば繊維織物のサーフェイスが良く知られており、樹脂の製品でもカーボン風
プリントのモノなんかもありますが、最近ではカーボンの製品でもカラー塗装をして、特徴となる
サーフェイスを消した、さりげない普通のデザインのモノも増え、より身近に感じさせます。

 家具の分野ではまだまだ実績が少ないですが、コクヨファニチャーの商品としても
さりげなく軽量で快適な商品を少しでも増やせるように考えていければと思います。