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デザインとアート

9日間に亘ったナカダイ西麻布工場も終わり、クレイも平常に戻りました。

デザインのイベントが目白押しのこの期間に自分たちのホームグラウンドでイベントを開催したことで、デザインについていろいろと考える本当に良い機会となりました。

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4日に登壇させて頂いたトークショーでは、参加者から「デザインとアートの違いは?」という質問を受けました。この世界では議論が尽きないヘビーなテーマで、日頃からその類の事はいろいろと考えているつもりでも、自分なりの明確な答えを持っているわけではありませんでした。

で、答えたのは、「アートは名詞で、デザインは動詞。なのでデザインは行為でありジャンルではないので、比べることにあまり意味はないし、線引きをする必要はないのではないか。ただ、役割を分けるとすれば、アートは利便性を求めない問題提議が仕事であり、デザインは利便性を求める問題解決が仕事である。」と。

この回答、矛盾をはらんでいて十分な答えになったとは言えず、もっと日ごろから深く考えておかないとと改めて思いました。

また、「この取組みに社会的意義を感じているのか?」との深~い質問も。

これはかなり考えて参加したつもりだったので、明確な回答はできたつもりです。

簡単に言うと、「地震以降、電力や材料の供給が不安定になる中で、安定した材料の供給が礎となってきたモダンデザインが立ち行かなくなることを考えたときに、次にあるべきデザインを産業廃棄物というマテリアルを通して考えずにはいれなかった。」ことです。

そんなことを考えつつも、「なぜこのマテリアル(LANケーブルの端材)を選んだのか? 」というシンプルな質問にはなぜか明確には答えられませんでした。 結局理屈なく「これだ!」と直感で思っただけなのですが、そんなイスに特にたくさんのこどもたちが無邪気に楽しそうに座ってくれたのが救いであり、心の支えとなりました。

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