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産廃サミット

先月9月23日に多摩美術大学上野毛キャンパスで「産廃サミット」というイベントが開催され、木下・佐々木がプライベートで作品を出展させて頂きました。

「産廃サミット」とは、産業廃棄物を取り扱っている株式会社ナカダイさんが、学生とプロのデザイナーを幅広く集めて、産業廃棄物を使用した作品を展示するというもの。

今年の5月にナカダイさんの工場を見学させて頂いたときにこのイベントを知り、弊社の木下室長とともに作品を作り出展させてもらいました。

工場を見学させて頂いたときに驚いたのが、廃棄物をものすごく丁寧に仕分けされているということ。
部品単位で種類を分け、コードを色まで分別されています。マテリアルが並んでいる風景は、ゴミでもなく、最先端のものだけでもなく、見慣れてないものがたくさんあって、不思議な魅力があります。

 

nakadai01.jpg

nakadai02.jpg 

今回作らせていただいた作品は廃棄物をリサイクルしましたということではなく、
このマテリアルの魅力が、今後デザインしていくときにとても重要な要素になっていくのではと考えています。

3月11日に震災があり、電力や材料の安定供給が不安定になる現状を目の当たりにして
ものづくりのあり方についても、もう一度立ち返って考えて、意見を交換する機会が増えました。

不安定であってもちゃんと価値を生んで、材料に自由度があっても許容するデザインとは何か。許容範囲が広いからこそ、成立し魅力を増すデザインとは何か。

このような考えのもとデザインしたのが、この「yurumo」というイスです。

 

yurumo01.jpg

sanpai01.jpg 

座り心地を確保するために、最低限イスとして必要なサイズや角度をもったフレームをつくり、
クッション性を持たせるために、ナカダイマテリアルであるケーブルの廃棄物を樹脂ベースの上からからませています。

ケーブルは好みに合わせて、かたちやボリューム感をヘアメイクのように整えることができます。
ケーブルがやわらかいので、わらの上に座っているような不思議な感覚のイスです。

 

展示全体でも、多彩な出展者のアイデアと迫力がある作品がたくさん並び、とても刺激的な一日でした。
一日だけの展示会でもったいない!とずっと思っておりましたが、ナカダイさんともお話するうちに弊社西麻布オフィスKREIで、10月29日から11月6日までの9日間、産廃サミットをさらに進化させた展示会を開催することが決定しました。

産廃サミットの作品の中から、デザイン誌「AXIS」がセレクトした作品の展示をはじめ、ナカダイマテリアルライブラリーやワークショップなど、KREIのコンセプトであるopen sourceという人が触発し合って働く「場」と、ナカダイマテリアルの「もの」から発想するということが重なってより刺激的なイベントになると思います。

詳細は決まり次第お伝えしていきたいと思います!
お楽しみに!!