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「ガラスは割れるから美しい」

定期的なブログの更新を目指しているものの、結局書きたいときに書くという気まぐれになってしまっていて誠に申し訳ありません。 開き直って、、、コクヨファニチャーデザイン室はこんな集団なので、そんな感じでこのブログもお付き合い頂ければ幸いです。

先日、21_21で開催中の「倉俣史朗とエットレソットサス展」の内覧会に行ってきました。 コクヨファニチャーは21_21に協賛させて頂いていることもあるのですが、これまでの展示の中でも今回ひときわ印象深いのは、弊社にて保存しているかの名作「ミスブランチ」を展示させて頂いていることです。 あまり有名な話ではないのですが、実は「ミスブランチ」は弊社と倉俣氏とのお付き合いの仲で世に出されたものなのです。なので、肘の形が少し違う初期プロトタイプも弊社に保管しています。(今回の展覧会には展示されていません。) 詳しくは下記サイトに掲載されていますので、お時間あればご一読下さい。 http://www.kokuyo.co.jp/yokoku/100/mania/11.html

 

さて、昨日は雨でしたが、クレイに向かうバスの中から曇りガラスをぼんやり見ながら思い出したのが、倉俣氏の「ガラスは割れるから美しい」という言葉。

rain.jpg

 

これを実践しているのが割れたガラスのテーブルだと思いますが、個人的に「雪はなぜ美しいと感じるのだろう?」と考えたことがあり、倉俣氏と重ね合わせるのもおこがましくはありますが、これって共通する話なのかなと思ったのは、「儚さの中に美しさがある」 ということなのではないかと思いました。「愛は壊れやすいから尊い」というのもどこで聞いたのかも記憶がない程度ですが、同じような話なのかなと思います。

我々は量産品のプロダクトをデザインしているので、普段は「壊れない」、「実用的」、などというものの中に美を作り出そうとしていますが、「壊れやすいからこそ大切にする」 というような根源的な想いも量産品の中に込められることができれば、本当に豊かな社会をデザインの力で創り出せるのではないかと思いました。