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建築の街 - Chicago -

 今回は、6月に出張で行ったシカゴについて書きたいと思います。

出張の目的はオフィス家具の見本市 「NeoCon2010」 の視察でしたが、シカゴといえば建築の街ということで、時間を作ってオフィス訪問や建築の勉強ツアーをしてきました。

シカゴではフランクロイドライトの建築が特に有名ですが、個人的にはミース・ファン・デル・ローエが一番のお気に入りです。

 

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その中でも特にお気に入りはイリノイ工科大学にある、「クラウンホール」です。約50年前に建てられたとは思えないモダンなデザインは、何度行っても鳥肌が立つほど感動を覚えます。実はこのクラウンホールはコクヨ製品とも少し関連があります。「MA」という間仕切りがあるのですが(下記写真)、この名はMaster Architect の略で、まさにミースの事を指しています。MAのデザインはこのクラウンホールのディティールをイメージしていて、オフィスビルデザインの方向性を決定付けた(と勝手に思い込んでいる)ミースにあやかって、オフィスのスタンダードとなるような想いが込められています。

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街中にもいくつかあるミース設計のビルでは、シカゴの連邦政府事務所と郵便局が併設されたビル(下記写真)が一番のお気に入りです。

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更に街中には、ミース作と見間違えるほどそっくりなビルが山ほどあって、その影響力の大きさを実感します。そういう意味では、ミースの作品はビル群の中に当たり前のように存在してスタンダードになっているのかもしれません。

おこがましいかもしれませんが、私たちが創るコクヨ製品もある意味そのような、時代の尖端でありながら、当たり前に存在する次世代のスタンダードになることができればと想っています。

 

また、シカゴが建築の街と言われる所以はミースだけではなく、現代でも継続して様々な建築家が競演しながら都市の風景を創り上げていることろなのかもしれません。

イリノイ工科大学では、レム・コールハース設計の学生センターやヘルムート・ヤーン設計の学生寮。また、街のミレニアムパークにはフランク・O・ゲーリーの野外音楽堂。その反対には関空を設計したレンゾ・ピアノの昨年オープンしたシカゴ美術館コンテンポラリー棟と、もう現代建築好きにはたまらない街です。

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レム・コールハース 学生センター

 

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ヘルムート・ヤーン 学生寮

 

 

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フランク・O・ゲーリー ミレニアムパーク野外音楽堂

 

 

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レンゾ・ピアノ シカゴ美術館コンテポラリー棟

 

コクヨのデザインは、このような多様な個性の強い建築家の作品を懐深く受け入れられるシカゴの街のような存在でありたいとも思っています。

最後に、趣味のディティール写真をご覧頂けたらと思います。

MiesDetail3.jpg

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上左:シカゴフェデラルセンター  上右:イリノイ工科大学クラウンホール

下左:ミレニアムパーク野外音楽堂  下右:イリノイ工科大学学生センター